「付き合ったり別れたり」が続く彼のこと

■カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもご覧いただきありがとうございます。

最近の名古屋駅周辺はかなり熱いスポットが多くて面白いんです。先日は柳橋という名古屋駅前にある市場、その場内の、更に駐車場の片隅にある鉄板焼屋さんに伺ったのですが、かなり美味しい料理ばかりで大満足。

ただ、びっくりするようなところにお店があるので、名古屋駅前はいつも慣れている場所ですが、正直・・・少し迷いました（笑）

それでは今日のコラムです。よろしければお付き合いください。

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前回のコラムは「かまってちゃんな彼」がテーマまでしたが、今回は「ズルズルと断続的に続く彼」がテーマ。

本当は恋愛がしたいし、彼女と親密関係が欲しいけれど、つい一人になりたくなって、彼女にそっけない態度をとる男性っているんですよ。

そういった男性って、急に付き合っている彼女と距離を置き始めたり、連絡がなくなってしまったり。

しかし、しばらく時間が立つと、「久しぶりー」「元気？」みたいに連絡がある。時にはまた会いたい的な話をすることもあります。

そんな男性の気持ちが掴めず、しかしつい受け容れてしまうというご相談も実際にありますよ。

中には、もう何年も、曖昧な態度で気持ちを掴みきれない彼を追いかけているんですが・・・というご相談をいただくこともあります。

そんなケースで登場する男性の心理ってどんなものなのでしょうか。

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「依存は窮屈。だから自由が欲しい。」

こういった思いを持っている人ほど「本来は人のそばにいたいけれど、そうなると窮屈さを感じるから一人になりたい」といった葛藤を持つことも多いものです。

だから恋愛でもくっついたり離れたり・・・を繰り返すんです。

誰かと一緒にいるときはそれなりの安心感は感じる。けれど安心感を感じると同時に、「このままでいいのか？」と感じる。だからつい一人で外の世界に冒険したくなる。

まぁ僕たちは多かれ少なかれこういった感覚をと感じることがあるものですけどね。それが恋愛として色濃く出ると「くっついたり離れたり」を繰り返すパターンになるという感じでしょうか。

「依存は窮屈」

この状態を例えるならば・・・学生時代の私達がそれにあたるかもしれないですよ。

とりあえず学校に行っていればやることもあるし、それで毎日は過ごせる。けれど、時間や学校の校則やらいろんなものに縛られる、といったような。

だから依存は窮屈だと感じている人ほど、パートナーに「不満感」を感じ、溜め込みますしね。それをぶつける人もいれば、それを感じるから去る人もいる。

もちろん男性だけではなく、女性の皆さんの中にもそう思われている方がいらっしゃるわけですけど。

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どこか依存は窮屈だと強く思っている人ほど、自由を求めます。自分で自由に決められる世界を望むんです。

が、そこには責任や孤独、自分の世界を広げようとした時に感じる怖れなどがたくさんあるんです。

もちろん自由な世界を好んで生きている人もいます。が、中にはつい人恋しくなったり、寂しさを感じて誰かとのつながりが欲しくなる人もいるんですね。

だから、女性と別れて一定の時間が経過すると、また連絡が来る。その男性にとって一番親密感を感じている人に連絡が来るんです。

と同時に、彼はどこか大切な人と寄り添い合う関係に踏み込めないままでいる可能性が大きいのかもしれません。

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こういった男性とどう向き合うか？を考えた時、今の彼のことをそのまま受け容れすぎると「くっついたり離れたりな関係」が続いてしまいます。

「私はそれでいい」ということなら問題なんてないんですが、そろそろこの関係をハッキリさせたいとお感じなら「何も言わず彼を受け容れる」は避けたほうが良さそうですね。

こういったタイプの男性ほど親密感や支え合う関係のすばらしさを感じられないでいるのかもしれません。

だから、確かにリスクがあるのですが、ハッキリあなたの正直な気持ちや愛情を伝えたほうが良さそうです。愛情もそうではない部分も。

彼としっかり向き合いと話した結果、今まで以上にいい関係になれたというご報告も僕のもとに届いています。

そのために、女性の皆さんに取り組んでほしいことは

「今まで何度も彼を受け容れた気持ちも、今までの頑張りも否定されるべきことじゃない」

という部分を腑に落としていただくこと。

自分の愛情に自信を持って向き合ってみてほしいんです。そのために自分をどれだけ好きになれるかって大切ですね。

特にこう言ったご相談をいただく女性ほど、「私が我慢すれば」「私が頑張れば」といった思いを持っている方が多いんです。それも否定されるべきことじゃないんですが、良かれと思ったことが逆に彼の行動パターンを強化してしまい、切ない関係が続くことも多いですから、そういったあなたのパターンを変え、自分を大切にすることも有効ですね。

いいも悪いもハッキリ言い合える。
こうされると辛いも、好きも、ちゃんと自信を持って言える。

あなたがそうなればなるだけ、あなたの思いも伝わるものですよ。