浅野
カウンセリングサービス浅野寿和です。いつもご覧いただきありがとうございます。

 

さて、GWも終わって皆さんレギュラーモードに戻っておられる頃でしょうか。聞くところによると、長期休み明けって体が疲れていることも多いらしいので、自分のペースを大事にしてほしいなぁと願っています。楽しいことをするとココロは喜ぶんですけどね。

それでは今日のコラムです。よろしければお付き合いください。

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女性の皆さんから恋愛カウンセリングの中で「彼」のお話を伺っていると、たまーに登場する「かまってちゃんな彼」が今日のテーマ。

まぁ彼女にかまってほしくてあーだこーだ言ったり、冷たくしたり、いろんな行動に出てくる「かまってほしい」男性ですね。

その彼、普段はいい人なんだけど、二人の間となると、些細な事で怒ったり、逆ギレっぽく接してきたり、人によっては「だったら別れよう」を連呼するケースもあり、お付き合いしている女性から「どう接したらいいんでしょうか」というご相談をお受けすることも少なくありません。

もちろん恋愛のご相談はケースバイケース、が前提で一概にこうした方がいいとは言い切れないんです。

が、確かにかまってちゃんな彼への対処法もありますから、今回はそんな話をさせていただこうかな、と思います。



さて「かまってちゃんな彼に手を焼いている」というご相談を伺っていると、

 

「かまってちゃんな彼にに合わせすぎている」「かまってちゃんな彼に抑え込まれちゃってる」

 

そんなみなさんが多いような気がします。


もちろん彼が好きだから、という気持ちは個人的に理解できるんですよ。もちろんそれも関係性を壊したくない、という必死さが伝わってきますから、大事な気持ちなんだと思うんです。

が、つい彼に突き放される言葉を投げかけられると、不安から「私に悪いところがあるなら直すから言って」と彼に言ってしまいがちな方が多めかなーとも僕は感じています。

 

あとはついつい私の言いたいことを我慢してしまったり、彼の顔色をうかがいすぎてしまったり。


 

ただ、彼が「かまってちゃん」の場合は・・・あなたが長く続く我慢や、私に悪いところが・・・的な言葉を使うことはできれば避けたほうがいいかなーと僕は思うんですね。

その理由は「彼のかまってほしいモードを強化してしまうから」ですね。

 

ここでの「かまってちゃん」ほど、自分がかまってほしい(依存したい)気持ちをいかに正当化するかを考えている事が多いんです。

もちろん、彼もそれぐらいかまってもらえなかったり、一人で生きてきたのかもしれないので、それがどうのこうのという話ではないんです。

が、かまってちゃんほど「上手な人への依存」をどこか分からないことが多くて、つい「悪態」「文句」「相手の欠点を突く」ようなことで興味関心を引く人が多そうなんです。

そんな彼の前で「私も悪かったと言い過ぎる」「何も言わず我慢する」となれば、それが更に相手のかまって度合いを強化しちゃうわけですよ。

だから、本当にこちらに非があることがあるなら謝ったほうがいいんですが、そうでないなら「私が悪いから」という心の癖はネガティヴな意味合いで彼と噛み合ってしまうことも多いようですよ。



僕は長い間カウンセリングさせていただいて思うこと。

 

「かまってちゃんの彼は、実は上手な女性への接し方を知らなくて、相手をどう喜ばせたら良いのかが分からない」

 

そんな人も意外と多いと感じています。だからあなたの気持ちを知りたくて突っかかってきたり、かまってモードになることもあるようですよ。普段はそんな素振りを見せない人でも、恋愛となるとどうやら別のようです。


以前にあるクライエントさんから

「彼は普段はそうでもないのに、私の前では怒ったり文句を言うので困っている」

というお話を伺ったことがありますが

では、

「彼が怒るとあなたがどんな気分になるか」
「あなたは彼とどんな関係になりたいと思っているのか」
「あなたは彼のことをどう思っているのか」

いいこともそうではないことも両面提示で、ちゃんと伝えてみるといいかもしれませんよ、とお話したことがあります。

彼女は彼のことが好きだったので、そういった気持ちも含めしっかり伝えていただいた。すると、彼の態度は変わったそうですよ。特に彼女が彼にどういった思いを持っているのか?が伝わった度合いだけ態度は良くなったそうです。

そう考えると、かまってちゃんほど「何かしら『かまって』と表現しないとこっちを見てもらえない」と思いこんでいるのかもしれません。そして興味の引き方がネガティヴになっている。

 

これ、心理としては無価値感の効果、なのですけどね。普通に関わって相手の興味が引けるとか、相手に好意を持ってもらえていると感じられない心理状態になると、ついついそうなりますね。いいか悪いかは別にして。

そんなときほど、あなたが相手のことをどう思っているのか?をしっかり伝えるほうが、相手にあなたをより良く伝えるようですよ。

何か参考になりましたら幸いです。

 

 

 

【この記事を書いた人】


心理カウンセラー 浅野寿和(あさの・ひさお)

カウンセリングサービス所属・「名古屋・東京・大阪・福岡地区担当」

 

恋愛・パートナーシップカウンセリングの臨床数を多数保有。「恋愛」「婚活」「結婚」「ご夫婦の問題・関係性」などを男性・女性の心理面からバランス良く分析し解決に導くカウンセラー。屈託のない語り口と、明快な分析、なぜか笑いが絶えないカウンセリングが好評で高いご予約率・リピート率を誇る。


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