「種まきタイプ」と「ハンタータイプ」

■カウンセリングサービスの浅野寿和です。いつもご覧いただきありがとうございます。

台風が来てますね。この記事を書きながら台風通過の天気予報を見ているのですが、この時期になると台風と出張日程がかぶらないだろうか？と若干ヒヤヒヤしております。いつも何故か台風と出張日程が近くなりがちなんですよね。不思議なものです。

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今日は少しお知らせをさせてください。

７月１６日（日）名古屋駅前で、久々に６時間の心理学ワークショップを開催します。

テーマは

『本当のあなたと出会う。自己肯定セラピー講座～癒しの3大メソッドを体感する～』

自分を肯定する・好きになる・毎日笑顔で過ごせる私になる。

そのための心理メソッドを６時間に凝縮してお届けするワークショップ。続々とお申込みを頂いておりますが、まだまだお申込み可能です。ご興味がありましたらご参加ください。

○７月１６日（日）　１３：３０～２０：３０

『本当のあなたと出会う。自己肯定セラピー講座～癒しの3大メソッドを体感する～』

会場：名古屋・名駅ウインクあいち

料金：昼の部：5,400円　夜の部：3,240円

＞ワークショップの詳細・お申込みは浅野のオフィシャルブログ「ワークショップのご案内ページ」からどうぞ。

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それでは今日のコラムです。よろしければお付き合いください。

■先日、あるところである人と話をしていたんですけれども。

恋愛パターンって人それぞれで、それって仕事にも色濃く出てくるよね～といった話。

「種まき農耕民族タイプ（種まきさん）」と「一本釣り狩猟民族タイプ（ハンターさん）」

私はこっち、僕はこっちだなぁ～なんて話で盛り上がっておりました。

「種まき農耕民族タイプ（種まきさん）」とは、恋も仕事もじっくり取り組むタイプ。

物事行動するときに、まず種を蒔いて、水をやり、肥料をやり、収穫の秋を待ち、収穫の喜びを感じ、そして春が来ればまた種を蒔き・・・を地道に繰り返す感じですね。

「一本釣り狩猟民族タイプ（ハンターさん）」とは、今を生きるタイプ。

恋も仕事も行動力とインスピレーションが大切。動くと決めたら瞬時に行動し、そして射止めちゃう。根回しよりは正面突破と言いますかね。

もちろんここには差はあれど、優劣はないと僕は考えていますので、その違いがあるからお互いにいい味が出せるのでしょうね。

■ただですね・・・。

もし、あなたが好きになった彼が「種まきさん」なのか「ハンターさん」なのか？で、たしかに恋愛スタイルは変わるし、彼に対する傾向と対策は変わるとは思うんですよ。

実は種まきさんと、ハンターさんにはそれぞれ長所と短所があるとも言えるんですよね。

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「種まきさん」は、比較的穏やかなタイプ。常に目的があって、そこに向かってじっくりコトコト「長考」することを好む可能性が高いです。

だから恋も仕事もリスクを感じたら「すぐには行動してこないこと」が多そう。すぐに行動しない分、何事も長く付き合うことが得意。忍耐力というより、じっくり楽しみたいし、不安から焦りを感じてコロコロ考えを変えるタイプではなさそうです。

故に、一つ一つの決断の意味は重いです。一度決めるとなかなか意見を覆さないかもしれません。

恋愛で言えば、長く好きでいるタイプ。どうすればこの関係が続くのか？を考えていることが多いですね。

だから、恋愛の始まりであなたに好意があっても、意外とじっくり焦らされますから、待っている側は悶々とするかもしれませんよ。

また、「種まきさん」は二人きりの世界は別にして、外では調和を好み、若干ピンチに若干弱い部分があるかもしれません。いわゆる「思考」に頼りがちなので、考え込みがちといえばそうかもしれない。これが「種まきさん」の劣等感を刺激するポイントになっている可能性もありますね。

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一方、「ハンターさん」はその男性的な心理要素の使い方が大胆です。決めたら動く。後先考えるよりインスピレーションを優先しそうな傾向がありますね。

今、この瞬間感じていることが大切なので、今あるものが「違う」と感じたら、なかなかエネルギーは投資しないかもしれません。それは飽きやすいというより、「今、自分に必要なものは何か？」を明確にしているイメージで、周囲との調和より、自分がどうあるか？が優先されることも多いようです。

恋愛で言えば、パートナーを口説くときのエネルギーは半端なさそうです。が、長続きさせる部分が若干弱い。それは継続力がないというより、興味がなくなった気持ちを、どう扱えばいいかわからなくなる傾向があるともいえます。そういう意味では、いい意味で正直なのだと思いますが、ここが「ハンターさん」の悩み・自己嫌悪の理由になっていることもよくある話です。

特に２０～３０代のハンターさんは、恋愛の数は多いけれど、長く一緒にいることよりも自分の興味を優先しリスクをガンガン取っていきますから、まぁ振り回される女性がいても不思議ではないかもしれません。

■さて、僕は、この「種まきさん」と「ハンターさん」の違いを「怖れの扱い方」から見つめることがありますね。

種まきさんは、怖れに対してじっくり時間をかけてでも解決していく（怖れ・リスクは取り除く）方向性を取ることが多く。

ハンターさんは、怖れに興味が持てるので、怖さを感じることに楽しさ・ドキドキ・ワクワク感を感じることが多そうです。

どちらも怖れに向き合ったとき、何かしらの対策を考えるのですが、種まきさんは「怖れの原因」をじっくり解決する方向に向かいますから、怖れを感じることがストレスになる可能性があります。

しかしハンターさんは、怖れを感じることが面白いと感じている部分があるので、どんどんと興味を持ってハマっていき、つまらない・退屈なことを毛嫌いしそう。怖れという感情はある意味強い刺激でもありますからね。

そう考えると、同じ男性でも、あなたのパートナーが「じっくり向き合って関係性を紡ぐタイプか」「刺激を求めがちなタイプか」で、パートナーシップの中で起こり得る停滞感・倦怠感の乗り越え方は変わってきそうです。

「種まきさん」にハンターさんが好むような刺激（例えば、性的な刺激や刺激の強い関係性など）を与えても、それは求めていない、となりますし。

「ハンターさん」に種まきさんが好むような時間（例えば、縁側でお茶を飲むイメージ）を共有しても、喜ぶどころか退屈してしまうかもしれません。

あなたのパートナーである彼がどちらのタイプなんだろう？と考えて接すると、いわゆるオーダーメイドなパートナーとの関わり方が見えてくるかもしれませんね。

もちろんその逆、男性側が女性を理解することで相互理解になると思いますけどね。

ちなみに・・・ですが。

男性の中には、かつてハンターさんだった方が、いろんな経験を経て「種まきさん」のような生活をしている方もいれば、「種まきさん」が、急にハンターとして目覚める、ということもあるので、今の彼だけを見ていると判断しかねることもありますね。

ただ基本的には、種まきさん・ハンターさん、どちらもその持って生まれた素質は隠せないものですから、よーくみていると分かってくることがあるかもしれませんよ。

キーワードは「怖れへの反応の仕方」です。

今回は以上です。最後までご覧いただきましてありがとうございました。