浅野
カウンセリングサービス浅野寿和です。いつもご覧いただきありがとうございます。

 

さて、今日はお知らせをさせてください。

今年も夏にやってきます!カウンセリングサービス名古屋感謝祭!

2016名古屋感謝祭

カウンセリングサービスの名古屋地区所属のカウンセラーはもちろん、東京・大阪から人気カウンセラーを迎え

 

人気カウンセラーの講演/20分のプチ面談カウンセリング「ワンポイント相談会」
豪華賞品から○○まで当たる「クイズ大会」/弊社代表平による「公開カウンセリング」

 

など、盛りだくさんの内容でお待ちしております。

 

<名古屋・カウンセリングサービス感謝祭!>
・日時:2016/8/28(日)10:00~19:30
  ※開場/受付は9:30より開始。
・会場:名駅・ウインクあいち9F
・料金:3240円 (出入り自由のフリーパス制)


◇名古屋感謝祭の詳細は

 >PC版のご案内 >スマホ版のご案内
Facebookでも「感謝祭情報」を発信中!
「名古屋感謝祭2016」(Facebook)は >>>コチラ

***

 

それでは今日のテキストです。


■以前にも少しテキスト化しましたが、最近こういったお話をすることが多いように思います

ので、改めまして。


恋愛や夫婦のご相談の中で、その心理としてよくよく登場するキーワード。

それが女性性、もっと言えば「傷ついた女性性」という言葉。


・いつも二人のことより、仕事ばかりしている彼。
・友達の時はフラットに向き合えていたのに、付き合い始めたら急に距離ができた彼。
・夫婦になってどんどん彼がマメではなくなってきた。
・結婚を渋る彼に話を聞くと、どこか自由がなくなるような気がして・・・という。
・彼が夫が浮気をした・・・。

などなど。


そんな男性・・・どこか一人でいる生き方「自立」には、心の中に隠れている“傷ついた女性性”が大きく影響していると考えることができるんです。

 

「女性性」とは、簡単に言えば「女性らしさ」のようなもの。そのシンボルのようなもの。これはもちろん男性の心の中にもあります。

例えば、女性的な包容力、理解力、柔軟性、温かさ、家族愛、無邪気さ、平和な感じ、繋がり、愛らしさ、などがそれに当たるとお考えください。

 

ここに何かしらのダメージや、十分に満たされなかった感覚や、それゆえの心理的な抵抗感、拒絶したい気持ちがある、という感じですね。

いわゆる強い自立をして生きている人が持つ「依存性」は、「傷ついた女性性」の現れと考えることができるんです。


典型的な事例は、仕事ばかりしてなかなか家にいないお父さん。家族の中でも一人分離して、単独行動をしている家族などでしょうか。

 

どこか家族という女性性の要素を感じることに、居心地の悪さや抵抗感を感じてしまい、一人でいることを好むようになるわけですが。

 

浮気についても、善悪判断はあえて抜きにして、同じように考えれば、本来あるべき女性性の要素(お家・家庭・愛すべき女性)などから、半ば無意識的に遠ざかって依存心を満たそうとしている、と考えることができます。

 

そういった傷ついた女性性という心の在り方があると、普段は自立的に生きているけれど、何かしら特定のモノに強い依存性を持つ・・・つまり、執着していくこともあります。


それが

仕事であったり。
趣味に没頭したり。
気を使わない友人関係であったり。
一人で生きることであったり。
自由で気楽な毎日、であったり。

 

まぁ人によっていろいろな形を持つようになります。


そういった方が悪いわけではないのですが、どこか生き方として「日常の中で上手に自分の依存心を満たせない」という部分を持ち合わせていたり、どこか強いニーズや怒りが伴わないと表現できない人も少なくありません。

 

そんな男性にとって、どこか恋愛が、夫婦関係が、苦手担っている可能性は否定できないでしょう。


また、心に女性性の傷を持っている男性は、うまく依存心を表現できない・・・つまり、ロマンスを感じたり、愛しているといった表現をすること自体に苦しさを感じます。

愛を感じる行為でもある「スキンシップ」にも抵抗感があるだろうし、人によってはパートナーに「ありがとう」の一言を言うだけで、心が抵抗感を感じることもあるんです。

アタマでは分かっていても・・・うまく行動できない、という感じで。


だから実際に男性の皆さんからのいただくご相談の中には

 

「どうすれば彼女を、家族を、子供を、大切にできるのでしょうか?自分なりに頑張って仕事に打ち込み、家族を大切にしてきたのですが、どうすればパートナーや家族は喜ぶのでしょうか…もうわかりません。」

 

といった苦悩の一端を、言葉として伺わせていただくこともあるのです。

 

こういった問題は、うまく依存できないその人が悪い、という発想で見ると、まぁ救いのない話になることが多いよね、と僕は思います。

 

だから「それぐらい十分に依存しきれなかった何かがある」と見た方がいいと僕は思うんです。

 

しかし、人をアテにしない生き方を、どうしようもなく選んでしまう方が本当に求めていることは、そんな自分が理解されることかもしれません。

 

もちろんその彼の内面のメッセージをキャッチして、果敢に向き合っていく女性の皆さんのサポートもたくさんさせていただいた気がします。が、その男性がその愛情こそ苦手にしている感覚だという矛盾がそこにある、というケースも実際にはあるのです。

 

 

■さて、もしその内面で女性性の傷を持った男性が、あなたの好きになった人、パートナーだとして、今の関係をより良くしていきたいと思われるなら、ですが。

 

もし、その男性が、あなたとパートナーシップを結んだり、一緒にいる時間をつくろうとしているなら。そういう意思を見せてきたのならば。

 

それはどうしてなのか?

 

本当は苦手なのに、どうしてその男性は、あなたの傍にいようと思うのか?


少しそのあたりに思いを馳せてみてもいいかもしれません。


もちろん、そこで出てくる答えをネガティヴに捉える必要はありません。あなたがあなたを責める必要はないんですよ。

ただひたすらに頑張って愛してくださいと言いたいわけじゃないんです。むしろそういった白黒的発想では使ってほしくないなぁと思います。


その理由をあなたの女性性の解放や、あなたの自信につなげてほしいのです。


ただ、ここに女性側の強い無力感や恐れがあって、前に進めなくなるケースを僕自身たくさん担当させていただきました。

 

どこか人が無力感や恐れを感じているときって、そのご本人様も、外から表面的にその様子を見ても、どうにも「依存的な態度」に見えるからですね。同じような女性性の傷がここにもあって、私で十分だと思いきれないのかもしれません。

 

その様子を、このタイプの男性は、女性から苦手な依存心をぶつけられていると「認識(誤解)」して距離を取る・・・という事も少なくない事かなぁ、と思います。


だからこそ、カウンセラーとしての視点では、その誤解を生む部分を上手く解消していくことってとても大切だなと思うのですよね。できれば男女お互いにできれば最高ですけどね。

 

例えば、

不安は不安としてちゃんと解放する。
怖いことは怖いとちゃんと言えるようになる。
愛してほしいという気持ちがあふれるなら、それはどこからやってきているのかをちゃんとハートで理解していく。

 

こういったプロセスを、まずパートナーの前では場所で、ちゃんと見つめることからはじめてみる。

 

そのうえで二人のことを見つめていくと、随分二人のことを考える抵抗感や、不安定な感覚は少なくなっていくように僕は思います。

 

どこか当事者同士の中だけでなく、客観的な視点、意見、場所があると、落ち着けることもあるようですよ。

 


今回は以上です、最後までご覧いただきありがとうございました。

 

 

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○8月21日(日) 10:00~20:00
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【会場:名古屋・名駅ウインクあいち

【料金】 ¥21,600- 

 

 

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