初夏を思わせる季節になってまいりました。

風にそよぐ緑が、本当に美しいですね。

 

毎週月曜日の「恋愛テクニック」は、「カップル・カウンセリング」と題しまして、パートナーシップの問題の修復や、もっと幸せな二人になるためのご提案をさせていただいています。

担当は「池尾昌紀」「池尾千里」の夫婦カウンセラー。毎週交代で発信しております。今週は、池尾千里が担当です。よろしくお願いします。

 

 

チューリップ赤  チューリップ紫  チューリップ黄

 

 

爆  笑 池尾千里・こんなワークショップをします ニコニコラブラブ

 

女性の生き方に焦点を当てたワークショップです。

誰かと同じではなく、

誰かの価値観でもない、

そんな「私オリジナル」。

 

たくさんの選択肢が差し出されています。

もっと自由に、クリエイティブに、

この時代を生きていただけますように。

 

【カウンセリングサービス・心理学ワークショップ】

「女性の人生はクリエイトするのに向いている
  ~自由な時代を私オリジナルで生きるコツ~」

日時:2016年5月28日(土)18:30~20:30

会場:愛知県産業労働センター・ウインクあいち(名駅)

交通:名古屋駅より徒歩5分

料金:¥3,240-(税込) 

ゲストカウンセラー:高見 綾庭野智美

          岡田郁美、重石ゆうこ(5/15デビュー)

 

*参加条件:18歳以上の方。ただし、2歳未満のお子様に限り同伴可能です。

*当日飛び込み参加もOKですが、できるだけお申し込みいただけると助かります。

*妊娠中の方は誓約書を書いていただく必要がございます。
詳しくはこちらでご確認ください>>

 

 

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「誰かの迷惑にならないように」というやり方

 

私たちは、成長するにつれ、社会に出て生きていく時に、細心の注意を払うようになっていきます。それは、こんな感じです。

 

「誰かの迷惑にならないように」

 

それは、最初からあったものではありません。

生きているうちに、たくさんの失敗があって、誰かに迷惑を掛けてしまったり、助けてもらうことになったりして、だんだんと生まれたひとつの「やり方」です。

 

ひとりの大人として、自立して生きるためには、こんなやり方は、確かに役に立ちます。仕事を責任を持ってやり切る時などには、特に使えるやり方ですよね。

 

ところがこのやり方が、いつでもどこでも出てきてしまうようになると、私たちは疲れてしまいます。息が抜けなくなってしまうからですね。頑張るところがあったら、別に、自然体でいられるところがあるとバランスがよいのですが、そうでないと、疲労ばかりしてしまいます。

 

でも、あまりにも身についたやり方は、パートナーとの間にも持ち込まれやすいものです。

 

「パートナーに迷惑をかけないように」

 

結婚して、妻となった時には「温かい家庭を作ろう」って思います。それのできる「良い妻になろう」と。

この思いは、とても可愛らしくて、新しい門出の希望に溢れています。

 

でももし、それを「妻ひとり」ががんばってやろうとし続けたらどうでしょうか。

その下に、仕事をやる時のような「パートナーに迷惑をかけないように」という思いがあったとしたら。

 

迷惑をかけないようにするためには、大きな「遠慮」が伴います。少し離れて、パートナーの負担にならないようにがんばって、やがて疲れてしまったら。パートナーシップをひとりでがんばる、そんなやり方は、妻にとっても、パートナーにとっても、距離ばかりを空けてしまう、非常に自立した関係を作ってしまうでしょう。

 

そこに、パートナーのために「良い妻であろう」とする、素敵な思いがあるにもかかわらず、です。もったいないことですよね。何よりそんな妻は、もうすでにとっても「良い妻」なのですから。

 

 

「温かい家庭」に欠かせないもの

 

結婚したら、パートナーとの生活が始まります。やがて、こどもが生まれることもあるでしょう。そのどの瞬間も、その場所が温かいものであるといいと、私たちは望みます。だからこそ、「良い妻」としてがんばります。

 

では、ちょっと視点を変えて考えてみます。

この「温かい家庭」に、絶対に欠かせないものがあります。何だと思いますか。

 

家? 経済力? 健康? 休日? 趣味?

 

もちろんあれば、いいものたちです。でも、絶対に欠かせないものではなさそうです。

 

「温かい家庭」に絶対に欠かせないもの、それは、これです。

 

「幸せそうにしている妻」おねがい ラブラブ

 

なんだかいつも、楽しそうにしているとか、にこにこ笑っているとか、たまには怒ったり、拗ねたり、泣いたりもするけど、またケロっと機嫌よくなって、伸び伸びと自然体でいる、そんな「幸せそうな妻」が家にいたら、どうでしょうか。どんなに「温かい」でしょう。

 

ちょっとくらい、家が狭くても、仕事が忙しくて休みがなくても、お金持ちじゃなくても、パートナーはきっと、「自分が妻を幸せにできている」と感じられるでしょう。男性にとって、それは何ものにも代えがたい大きな成功体験となり、そしてその自信が、あらゆるものに対するモチベーションを生むのです。

 

毎日家に帰って、そんな体験ができるとしたら、本当に素敵だと思いませんか。

そのためには、パートナーに迷惑をかけない「良い妻」になるのではなく、なんだかご機嫌な「幸せな妻」になることが最優先のようです。

 

 

「幸せな妻」になるために

 

まずは、「良い妻であろう」なんて、「パートナーに迷惑をかけないように」なんて、止めてしまっても良さそうです。パートナーは、孤独にがんばる疲れた「良い妻」が家にいることを望むはずありませんね。

 

でも「あの夫のせいで、私は「幸せな妻」にはなれないっ!」

そんな文句が出てきましたか?

 

では、こんな質問に変えてみましょう。

「あの夫を使って、私が「幸せな妻」にならないのはどうして??」

 

夫が先か、私が先か。

 

究極の選択でしょうか?

いいえ、あの夫を更生させるよりは(更生が必要な場合ですが)、私が「幸せな妻」になろうとするほうが、よほど簡単です。

 

「私が幸せな妻になるには、どうしたらいい?」

 

そこを追求していく道が開かれました。

「迷惑をかけない良い妻」になることを止めたなら、「幸せな妻」になるための選択肢はずいぶん増えるのではないでしょうか。「良い妻」でなくてはいけないからと諦めてきたものは何ですか。

 

それが、私を幸せにしそうだと思えるものなら、ひとつずつ手に入れていってみましょう。

 

ずっと止めていた趣味でしょうか。

私のためになんてもったいないからと、諦めていたアクセサリーでしょうか。

家を空けないようにと、我慢してきた遠出でしょうか。

 

あなたが幸せであることが、パートナーの幸せ。

「良い妻」よりも、「幸せな妻」でいてください。

 

お役に立てれば嬉しいです。

 

 

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この「カップル・カウンセリング」のブログ連載では、男性心理を「池尾昌紀」が、女性心理を「池尾千里」が担当し、「男心」「女心」を解き明かしていきます。

 

合わせて「男心」「女心」を理解しあった二人が、どのように問題を乗り越えていけるのか、という事例を紹介しながら、恋愛・夫婦問題で悩んだり、恋人が欲しい!方へのアドバイスを発信していきます。

 

手っ取り早く「男女の心理が知りたい!」という方は下記の記事をご覧ください。

>>>「こんな時の『男心』『女心』がわからない!」シリーズへ

 

今後の「池尾昌紀」「池尾千里」の「カップル・カウンセラー」によります、男女関係改善のためのブログをどうぞご愛読いただけたらと思います。

 

今回の記事がお役に立てれば嬉しいです。

 

次週、5月16日(月)は夫、池尾昌紀が担当します。

どうぞお楽しみになさってくださいね。

 

池尾昌紀のプロフィール&ブログ

池尾千里のプロフィール&ブログ