恋愛テクニック-浅野
カウンセリングサービス浅野寿和 です。いつもご覧いただきありがとうございます。


クローバー今週は平野部でも雪です。先週、そんな天気予報を聞き、急いで愛車のタイヤを冬用に変更してきたのですが、今、名古屋は雨雨。んーあったかいんですねぇ・・・。


僕のお客様で北の方にお住まいの方がいらっしゃって、「例年なら大雪なんですが、今年は全く雪がないんです・・・」なんてお話をお聞きするぐらいですからね。


とりあえず今週は雪で新幹線が止まるなんてことはなさそうで、いつも出張を控えている身としては少しホッとしているんですけどね(笑)


そう。これはお知らせになってしまいますが、明後日(12/12)から4日間、今年最後の東京出張カウンセリングに伺います。(詳しくはコチラ )今年も東京の皆さまと沢山お会いでき、感謝感謝です。いつもありがとうございます。



■さて今回のテーマです。


「あなたの気持ち」の使い方



僕のもとに恋愛のご相談は様々。本当に多岐にわたりますが、その中でも


「彼がどう思っているのか分からないんですよね・・・」

「近づきたい男性がいるんだけど、どう近づいたら分からないんです」


というご相談をお伺いすることって多いんですよね。


前回の記事はそのあなたの「分からない」を作る要素「心の距離感」について書かせていただきました。


今回は前回の続き、というわけでもないのですが、もう少し違った考え方について書き進めてみようと思います。よろしければお付き合いください。



■「相手の気持ちがわからない」


さて、どうしてそんな状況が生まれるのでしょう?


僕がカウンセリングの場でお話をお聞きしていて、そんな状況を作る要因で一番多いなと感じていることは


「お互いに相手の気持ちを測りかねている」


ってケースなんですね。


つまり「お互いに相手に対して明確な気持ちの表現をしていない」ということ。


当たり前の話と思われる方もいらっしゃるかもしれませんが、しかしこれってとても大切なことだと僕は思うんですね。




恋が始まる時、私たちが感じている感情は「怖れ」であることが多いんです。


恋のドキドキ、高まる胸の鼓動はこの怖れを感じておきる作用であることが多いもの。



一方で私たちは恋だけでなくとも「怖れ」を感じている時。


多くの恋にお悩みの方は、なかなか「どうしてこんなに怖いの?」「その怖れの正体を見つめてみよう!」とは思うことが少ないようです。


だから、相手の顔色や表情を読もうとします。「怖れ」を感じながら、この怖れから抜けだして「安心感」を感じたいと思う事が多いようなんですね。



ただここで一つ厄介なことが起こりやすいのですね。


自分が怖れを感じている状態で、相手の表情や言動を見ていると、何事も必要以上に「疑いやすくなる」ものなんです。



その理由は「怖い」からですね(笑)何かネガティヴなことが起こるんじゃない?と想像してしまいやすくなる。


ただ、この「疑い」は目の前の相手だけに張り付くものじゃない場合が多く、いろんな想いや気持ちがぐるぐるぐるぐると回転している間に、いつしか自分自身に対しても疑い始めてしまうことがあるんですね。



そんな時って、どこか自分が弱くなっちゃった気がして、何だか怖くて身動きがとれなくなっちゃうんですね。



だから、普段はしっかりしている方でも、恋愛となると・・・異性の言動に自分の気持が振り回されることがあるんですよね。


人によっては相手に対して「私の事どう思ってるの?」と不満を持つこともあるかもしれません。



しかし、相手からすれば「あなたの気持ち」が見えていないなんてことは多い。


そんな時にあなたが急に塞ぎこんだり、機嫌が悪くなったり、辛そうにしていたりすれば、相手は「自分と一緒にいても楽しくないのかなぁ?」と感じてしまうかもしれませんね。


特に男性は、あなたの表情や言動で今を感じ取っていく人が多いですから。女性の秘めたる思いをちゃんと察知できる男性もいらっしゃいますけど、女性ほど感度は良くないと考えていただいたほうがいいかも?と僕の経験上思いますね。




■また、特に恋をすると「内向的」になりやすいタイプの方は、このあたりの疑いにハマってしまう可能性が高まると言えます。


内向的とは、心のエネルギーや意識のベクトルが外に向かうのではなく、内向き(自分に向く)ことを意味します。


このタイプの方って、「慎重である」「頑張りやさんタイプ」という長所を兼ね備えていらっしゃる方が多い傾向にあります。


が、一方で弱みもあって、何か目の前に不安があった時、「今の不安を何とかしたい」と解決したいモードに心がなっているけれど、それはあくまで自分の内面で葛藤したり、考え続けることが多いようなんですね。


だから、現状を作る理由を「自分に原因がある」という発想を持ち続けることが少なくありません。


もちろんその考え方はとても大切なのですが、度が過ぎてしまうとそれも問題になりやすい。


恋愛で言えば、相手に素直に感想や気持ちを聞けば済むことも、それが何かしらの理由でできない感じの方が多いようです。


だから、実際恋愛について、どんな知識を得ても、友人から励ましを受けても、自分が納得する「理解」や自分の気持ちの中で「腑に落ちる」感覚がやって来るまで、実際には身動きがとれないケースが多いのかもしれません。



目の前の「分からない」ことに関して解決を諦めないけど、しかし長く悩んでしまう。故に、相手の言動に影響されやすい可能性があるのです。


もちろんこれは一つの可能性の例示でしかありませんけど、もし実際のそうだとすれば少し切ない感じですね。



■さて、では僕が恋愛のご相談でこのようなタイプの方とお話させていただくとしたら?について、簡単ではありますが、最後にまとめておきたいと思います。



・恋が始まる時に、怖れという感情を感じているのは紛れも無く自分です。


だから「どうしてこんなにも怖いんだろう?」という部分からスタートすることが大切です。もしかするとあなたは人一倍怖れを強く感じながら恋愛しているかもしれないですしね。


また、自分の心の中にある怖れを作るものや増幅させるもの(誤解や思い込み、観念、過去の傷など)を、理解していくことや、実際に癒すなどで徐々に取り除いてあげると、怖れも少し和らいで向き合う気持ちが高まってくることがあるんですけどね。



・「あなたの気持ち」の使い方を知っておくことも大切です。


例えば、あなたが好意をもつ相手の気持ちを確かめられないのは何故でしょう?


「怖い」「不安」「恥ずかしい」・・・いろんな感情的な理由があるかもしれませんね。



「ただ、その感情、ちゃんと表現した方がいいと思いますよ。」



実際に僕からそんなお話をさせていただくことがありますね。



もちろんいつも直球で表現しなくてもいいんです。


ただ「素直に言葉に出してみると効果的なケース」って意外と多いと思いますよ。



例えば、


「こんな事を話すのは恥ずかしいんだけど・・・」「怖いんだけどね・・」「・話していいのか不安なんだけど・・・」


のような感じでしょうか。


その上で相手に自分の気持ちや好意を伝えるカタチって意外と使えると思うんですね。


人はその内面を見せられると、見えない部分に脅威を感じることが少なくなったり、親近感を感じたりすることがありますので。



また、こういったあなたの気持ちを抑圧(我慢)するだけでも相当なストレスですし、その気持ちをごまかし偽りつづけていることも、心理的には強い圧迫感を感じることでしょう。


だから、あなたの感情をまだ抵抗の少ないカタチ、表現しやすいカタチで外に出す。この効果はあなたの心を緩めることにも繋がります。



(実際、気になる男性が最近連絡をくれなくて・・・というケースで、まずは自分の怖れの理由を理解し癒しながら、自分の気持ちを相手に明確に分かりやすく表現したら、ふっと関係性が戻った、なんてこともあるぐらいです。まぁこれもケースバイケースなお話ではあるんですけども。)


多くの男性(よっぽどニーズ嫌いだったり不満の塊じゃない限り)は、そのあなたの感情表現にグッと心を打たれることがあるんですよ。


そもそも男性は感情表現がとても苦手ですからね。あなたのその表現は男性が「強い苦手意識を越えて伝えてくれた本音」だと感じる男性は少なくないと僕は思いますよ。



そんなあなたの気持ちを上手に表現する方法も使ってみてもいいかもしれませんね.


今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。




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