浅野
カウンセリングサービス浅野寿和です。いつもご覧いただきありがとうございます。

ずいぶん寒くなってきましたね。名古屋も朝晩は真冬だな~と思う気温になることもしばしば。この季節になると、名古屋といえばお味噌の熱々おでんや土手煮をいただきながらお酒をぐぐっと・・・。

あぁ~基本冬は苦手なんですけど、こういうイメージを作ると冬が愛おしい(笑)最高だ!とまで思えますね~。イメージの力はホント偉大だ。そう思う毎日です。

また、名古屋地区限定ではありますがお知らせをさせてください。

僕が名古屋地区で発行されている、学生向けフリーペーパー「REAL」という雑誌に、今年の夏、密かに取材協力させていただいておりました。

誌面にて恋愛心理の解説「恋のスイッチがONになる瞬間」についてお話させていただいているんですね。

この雑誌は名古屋市の各地下鉄駅構内に設置しているそうですので、名古屋の皆さんや、名古屋に近くお越しになる方はチェックしてみてくださいね~。


■さて今回のテーマです。

君は大切な友達

「異性と近づくのは大丈夫なんだけど、恋愛に発展するまでが大変・・・。」

そんなお話をお伺いすることがあります。そしてこのようなお話って意外と少なくないんですよ。


「君はとてもいい人で素敵。だけど付き合うのは・・・。」

そんな褒められているんだかガッツリ断られているんだかよく分からない言葉で何度か失恋してきた・・・。なんて経験がある方もいらっしゃるかもしれません。

このようなお話、「いい友達キャラの問題」と勝手に呼んでいるんですけどね。ま、何のひねりもないんですけどね。

今回は恋愛で「大切な友達」というラインから抜け出せない罠と、その突破口について書いてみたいと思います。よろしければお付き合いください。


■では早速、「いい友達キャラ」の長所と欠点について。

まず長所から。

・明るくて誰もを楽しませる人気者
・人から信頼される人望を持つ頑張りやさん
・人に警戒されにくいハートのオープンさ
・人柄として表裏が無い(ように見られる)
・ビジネスなどでは「上司受けがいい」キャラ

とまぁ書き始めると枚挙にいとまがないのでこの辺にしておきます。


■では、このタイプの欠点についてですが。具体的にはどういうことか?を順番に書いていきますと、

・人望を作ることができる反面、自分のことが後回しになりやすい

例えば、想いを寄せる異性がいても、その人の事を友達も好きだと分かってしまうと自分から動き出せない。

→過去の体験から「みんなを幸せにしたい」という思いが強く、「信頼関係>自分の気持ち」という構図を持つ。多くは家族や両親の仲を取り持とうをしたシッカリ者タイプの方に多く見られるタイプ。


・誰からも信頼されやすい一方で、特定の人(異性)と信頼関係を結ぶことに躊躇がある

「君ほど自分の話ができる女の子はいない」と言われることはあっても、恋愛まで発展しない。時には好きな異性の恋愛相談役になっちゃうことも。特定の人を大切にすることに、心の深い部分で抵抗感を感じていることがある。

→恥ずかしくてつい自分の気持ちを言い出せない傾向は、そもそも「自分の感情や思い=ニーズで他人にとっては迷惑なこと」と全て切り捨ててしまう傾向から生まれている可能性もある。


・自分が一番好きになってほしい年齢層には好かれないように感じることがある。

しっかりしているので、やけに既婚者や年上ばかりに評価されることも。よってあなたに寂しさや失恋の傷・心の隙間があると、ダメだと分かっていても優しくしてくれる既婚者に気を許しそうになる。時には「不倫」なんて道を選んでしまう可能性も・・・。

→ちなみにこのタイプの方が不倫をすると、その後でとても自分を責めるようになるのも特徴ですね。


・とても恥ずかしがり屋。

心理的には「恥」という感情に滅法弱いので、実は何事も失敗するとベッコリ凹みやすく、自己反省会が長い。

・内面で「女」としての価値を疑っているところがある

自分が男性からどう見られているのか?を気にしている部分があるけれど、そんな素振りは一切見せない傾向が強い。なので、本当に自分は女としてどう見られているのか?がいつもよく分からない。なので恋愛になるとやけに不安になってしまう。

→でも普段は平気なふりを装って頑張るタイプである。このタイプの「ペルソナ(仮面)」は非常に正しいことで出来ているので、なかなか取り外せないことも。

ざっと取り上げると、このような感じでしょうか?


■このタイプのお悩みは、「あなたが悩んでいることを周囲にあまり気づかれない」事が多く、逆に周囲に評価されるがゆえになかなか誰にも言い出せない。そんな自分のキャラから降りられなくて起こることが多いようです。

また、実際にカウンセリングなどでお会いすると「おぉぉ~」と僕も驚くような雰囲気や佇まい、魅力を抱えていらっしゃるのに、それをうまく発揮できていない、そんな女性にお会いすることがあるんです。

そのような方からは口々に「自信がないんです、それがいけないんでしょうね・・・」という言葉をお聞きするんですが

僕は素直に「自信の種と言うか、誇るべき魅力は沢山あるんですよ。むしろ、あなたが持たないと周囲は困ると思いますよ」なんてお話をすることがあるくらいです。

また、このタイプの方はとにかくシャイだと思うのです。異性が好きだとか、恥ずかしさを感じると何もできなくなってしまう傾向があるといいますか。

だから友達!いい人!としての自信はある。けれど、女としてという部分になると・・・。

結果、ちょぴり悲しいことですけど、あなたが思っている感覚をそのまま男性から告げられてしまうなんて構図も見えてくるわけで。

もう少し突っ込んで心理的な動きとして表現すると、恋人になると恥ずかしい、自信がない → 信頼出来る大切な友達は感情的には「安全地帯」にいることと同じ」なので、無意識的に友達関係から抜けられない、なんてケースもあるぐらいです。

だから、「友達で・・・」と言われる方が、心の中では辛いことだけど、一方で安全なんですよね。

そう。幸せと安全は違います。安全なことばかりしていてもハッピーにはなれないこともある。だからちょっとリスクを取ることも必要なですよね。(かといって幸せと無謀も違うことなのでご注意を。)


■ではこのタイプの方のリスクってなんでしょう?というお話を最後にしたいと思うのですが。

スバリ、あなたが「素敵な女性」であることを心から自覚すること。

・自分を褒め、認める。何より自分のことを考える時間を取る。ワガママだとか気にしても気にしない方向で。

・普段使わない成熟した女性を意識した言葉を使う。

・素敵だなと思う異性の真似をする。後でそれを私らしくアレンジする。


例えばこんな行動がオススメです。

結局、心は癖のものである部分があるので、繰り返し経験すると少しづつ変化していきますよ。(この作業の時間短縮がカウンセリングの効果の一つなんですけどね)

あなたが自分の「性」という感覚から目を背けると、自分が見えなくなります。だから周囲が目について周囲の事ばかり考えるようになる。心理的に考えると、こんな事も起こるケースがあるんです。

だから、あなたをフォーカスする。あなたを中心に自分の性のエネルギーを輝かせていく。それが何より大切な気がします。

多く女性を輝かせるお仕事、例えばヘアサロンやネイルサロン、エステやブティックって、自分が女性であることを強く意識するような場所じゃないでしょうか?

そういう場所が苦手というのは、きっと自分の性に向き合いたくない何か理由があることが多いんですよね。

なので、できれば現状にこだわったり、過去の辛い経験や、うまくいかなかった男性の記憶を使って、あなたを今のまま留めないでほしいなと思います。

「私はそんなキャラじゃない」

そのキャラ、変えられますよ。あなたが作り出し決めているキャラであれば、変えられるんです。

もうあなたが恋愛で悔しい思いをしないように、ですね。

今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。


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