浅野
カウンセリングサービス の浅野寿和 です。いつもご覧いただきありがとうございます。

さて今日のテーマはコチラです。

「答え」を求めるより「自分」を知って伝えること。

彼との関係が大ピンチ!別れを切り出されてしまった・・・。
彼が忙しい人で、一緒にいる時間が減ってとても不安・・・。
ケンカしてから、彼が音信不通に・・・。

だから、彼にいっぱいメールしちゃった。彼を問い詰めちゃった。
また、彼の気持ちが知りたいけど怖くて何もできないまま・・・。

そんな時、男性はどう考えて、どんな気持ちでいるんですか?
私のこと放っておいても大丈夫って、それってやっぱり愛していないってことなんでしょうか?

今日はそんなケースを想定して書かせていただきたいと思います。

■さて、何かしらのパートナー間のトラブルが合った時に、男性が女性に興味を示さない時。その理由は人それぞれで本当に様々なことが考えられます。

ただ彼との関係がちゃんとした恋愛という形になっていて、それでも彼があなたの距離をとったり、関係を絶とうとする場合、男性の中で何かしらの心理が働いていることは確か。

その心理については今までの記事で書かせていただいてきました。

例えば、ケンカする、仕事の問題がある、女性側からどうして愛してくれないの?と問い詰められると、男性は強い罪悪感を感じる傾向がある・・・。

また、一人になりたいという男性は、どこか自分の心の状態を整えるために一人の時間を取ろうとすることが多くて、そこを壊そうとすると強い抵抗を示すことがある・・・。

などなど。

ただ、それを頭で理解していても、そうだと分かっていても、ついついあなたの心が動いてしまい「彼は私のことをそんなに愛してないんだ?」と感じて、心の中で不安に火がつくことだってあるのかもしれませんね。

しかし、いろんなお話を聞かせていただいく中で僕自身が感じることは、もちろん内容次第ですけど「んーそうとも限らないのでは?」と感じるケースって少なくないなぁ、と。正直そう思うんですよね。

ただ、男性側も確かに女性に誤解されるような言動や「何も言わない」ことって少なくないと思うんですけどね。

■僕自身、よく女性の皆さんからお聞きする言葉。

「ホント、彼が何を考えているのかよく分からない」

確かにそう感じられても不思議ではないな、と、この仕事をするようになってからよく思います。もちろん男性にとっての女性の気持ちも同じなんですけどね・・・。

心理的に見ても男性ってやっぱり多くを語らないのかもしれません。特に女性と比較して。更に言えば「気持ち」の部分を表現しない。

どうしても男性は「秘密主義」のような部分を持ち合わせている人が多いです。自立している男性であればあるほどその傾向は強まるかもしれませんね。

この秘密主義のような部分。男性はどうして気持ちを隠すのか?の理由。

もちろん男性が感情や感情的なもの慣れていないから表現しがたい、というのも一つの答えですが、「自分の考えていること、感じていることを相手に読まれたくない」という部分もあるように思います。

男性の思考ってとてもシンプルでストレートなんですよね。もちろん直観的な閃きの強い男性や、感覚派の男性もいらっしゃいますけどね。男性の多くは論理的な思考が強いので、筋道建てて物事を考えていくんです。考え方としては、会社でいえば会議の議事進行のようなイメージですね。

ということは、男性が自分の感覚や思いをいつも表現していれば、簡単に先読みされちゃうんですよね。

「男の人っては単純よね」

そんな言葉がありますよね。その言葉の意味はさておき、昔からこんな言葉が存在し続けていることが男性の思考のシンプルかつストレートさを示しているのかも?と感じます。逆に「女性は単純よね」とはあまり言わない気がしますしね。

だからバレないように嘘をつく男性もいれば、自分の気持ちをひた隠しにする男性もいる。これがいいかどうかは別として、男性にとっては「男性的な競争社会の中で自分を守るための処世術」のように身につけてきたモノとも考えられるんですね。

なので、これは極端な例ですが、恋愛の中で・・・男性がどこか積極的な女性から「ねぇ、私あなたのことが好きなんだけど、あなたはどうなの?どう?どうなの???」なんて迫られちゃうと、とても困ってしまったり、上手に反応できなくなることがあるんですよ。

普段隠している感情を引っ張らて引き出されそうになるので、とても慌てるし困るものです。男性が女性から感情的な質問をされると、ドギマギしたり怪訝な顔をする方がいるかもしれませんけど、その理由もこのあたりに一つ求められそうです。


■さて、例えばあなたが、パートナーとの間で何かトラブルがあって、あなたが不安になって彼の気持ちを追いかけたり、彼の気持ちを確かめたいと願っている時。

あなたは「私が彼のことを好きだとか、愛している」だとか。

そういった気持ちを彼も今までのようにちゃんと分かっていると思い込んでいませんか?分かっている上で彼は私のことを突っぱねてると思い込んでいませんか?

もちろんケースバイケースですけど、彼もどこかであなたと同じような不安を感じているかもしれません

例えば激しいケンカをしたならば、男性だってケンカの後で女性から愛されているかどうか?分からなくなることってよくあること。そんな相手に空気も読まずに愛してるなんて言えないんです。下手に言っちゃえば「また事なかれ主義」のように取られかねない。

何よりそこで起きる女性からの感情的なハレーションを怖れたり回避したいと思うもの。それがとても苦手だから・・・。

だから、どちらも本音を見せずに相手の気持ちを探り合ってしまう。それはお互いになのかもしれませんが。

ただそうやって探り合ったとしても、また逆に相手に答えを出させようとしても、自分の不安は消えそうで消えない。そこで相手の言動だけで相手の気持ちを推し量れば、また不安は増えてしまうかもしれません。

そんな時はちょっと深呼吸。一息いれてみましょう。

「私の「本当の気持ち」。今の彼にはちゃんと伝わっていないのかもしれない」

ゆっくり丁寧に、もう一度あなたの気持ちを自分の中で紡いでみてください。彼に本当に伝えたいことだけ、ちゃんと整理してみましょう。

大事なことは「あなたが本当に本当に彼に伝えたいこと」を自分の手元に置くこと。もちろんこれはお互いにそうできればベストですよね。

心理的に見て、相手を信頼することって、実は自分の感情を信頼することと同じです。投影の法則ですね。

だから相手の気持ちを確かめたくなっているとき、相手になかなか素直にはなれないとき、あなたが向き合いきれていないのは「自分自身」だと心理学では考えるんです。

ここで大切なのは「受け取る」ということ。自分の価値や魅力を受け取って、自分を愛し、誇ること

あなたが自分を信頼した度合いだけ、人があなたを愛する理由がもっとよく分かるようになるでしょう。相手がどうして自分と一緒でいたいと思っているのかのその理由です。また、あなたもまた、相手をより深く愛する力を手に入れることでしょう。

ここでの罠は「心の傷」。

今までの経験などで、愛されないという心の痛みがあればあるほど、不安の苦しさは手に負えないものになっていきますからね。あなたの中に悲しい気持ちがあるなら、寂しい気持ちがあるなら、誰かに話を聞いてもらったり、少し勇気を出して涙で浄化してもいいと思いますよ。まずはその心の痛みを開放していくことが大切ですね。

今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。


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