恋愛テクニック-浅野

カウンセリングサービス浅野寿和 です。いつもご覧いただきありがとうございます。


みなさまあけましておめでとうございます!本年も恋愛テクニック・ならびにカウンセリングサービスをどうぞよろしくお願いいたします。


さて、もう1月も9日経ちましたが、みなさんはどんな年始を過ごされましたでしょうか?僕の年始は京都で初詣。毎年恒例行事なんですけどね。


そこで年に一度、年始にだけおみくじをひく、という勝手なルールを自分に課しておりまして、今年もひいて参りました。


で、今年の結果が「吉凶相交」。ん?初めて見る結果なので色々調べてみると、どうもいい事も悪いこともあるということ?らしいですね。


その結果を見て・・・なるほど、そうでっか、としか反応できなかったのですけども。そんな僕の横で妻が大大吉を引いておりました。んー今年も我が家は妻が強しということなのでしょうか?まぁ、そのあたりはあえてお告げをいただかなくてもよく分かっているんですけどねぇ、はい(笑)



■では、今日のテーマはこちらです。


もう一度元彼と一緒にいたいけど・・・。


例えばこんなケース。


いろいろあって別れた彼。彼は優しい人で、私から嫌いになって別れたわけじゃない。だからずっと気持ちを残していて。


彼とは別れてからも少し連絡を取り合ったりしてたんだけど、やっぱりお互いに踏み込むことはなくて。それでも彼のことを感じられることが嬉しくて。


それに彼はやっぱり優しいんです。いろいろ気遣ってくれるんですよね。


そんな彼だから、彼とのコトもう一度真剣に考えたいなって思っているんです。


でも、彼に会いたい、みたいなメールをすると決まって返事が無くって。やっぱりダメかな?って色々考えちゃうんですけど。でも私は諦めきれない。


これから彼は私に対してどう接していけばいいのでしょう?


ということで、今回は「元彼との関係をもう一度構築したい」というテーマです。よろしければお付き合いください。


■恋愛のご相談は本当に色々あって、ケースバイケースで一概に言い切れないこともたくさんあるのですが、とかく元彼との復縁!というケースは、どうしても新しい別の男性との関係を構築するよりも若干リスキーであることが多いようで。どんなケースでも100%復縁できるというわけでもないことは、悲しいけれど現実のようです。


一般的に「別れ」というプロセスはどうしてもネガティヴに捉えられがちなんですよね。よくよく別れについて考えてみれば、全てがネガティヴなことってワケじゃないんですけど(このあたりは月曜の失恋クリニック・根本カウンセラーがたくさん記事を書いておられますよね)自分も、そして相手も傷つきやすいですしね。


特に別れがもたらす罪悪感、まぁ一般的にいう「気まずい感じ」が二人の間に横たわっていれば、もう一度関係を・・・と思っても、自分の本心を伝えることも難しく、相手の様子を見ることで精一杯になってしまうことも少なくないようです。


それでも男性があなたを気遣ったり優しく接してくれるとなれば、次への期待も高まるかもしれませんね。


ただこんな時こそ、今、男性が何を考え、感じているのか?彼の優しさの意味は何なのか?をしっかり見つめておく必要がありそうです。



■さて、男性の中にも別れた相手と会いたくない(会えない)と感じるタイプと、女性と関わることができるタイプ、優しくできるタイプに、ざっくりとですが分けることができるんです。


そして、そこには彼の「罪悪感」や「心理的な痛み」に対する感度と耐性のようなものが影響していることが多いものです。


例えば、別れに対して全く罪悪感を感じない(感情を切り離す)男性なら、あなたに対しても何事もなかったかのように接することがあるでしょう。


一方、罪悪感に対する感度が強い男性だと、強い苦しみや痛みを感じる事が多いのできっとあなたと連絡をしたり会うことはないでしょう。


今回のケースのような優しい男性はこの2つの例の中間ぐらい。罪悪感は感じるけどもある程度まで向き合うことができるといった感じ。だから理性的にあなたに優しさを向けることもできる感じですね。


ただここで出てくる優しさは純粋な「恋愛感情」というより「人として・友人として」という感覚に似通ってくると思うんですよ。


男性はどうしても恋愛に責任の概念を持ち出し「いかに自分が相手に与えられるか?」という観念を持つことが多いもの。なので別れという経験は男性の中にどこか罪悪感や失敗感、自己嫌悪といった形で残ることが多いものです。


だから、これは勝手な話に聞こえるかもしれませんが、たとえ別れたとしてもあなたに対する責任を取りたいといった感覚(実際にそう行動するかは別にして)を持っている、なんてことはよくあることです。


それがいいか悪いかは別にして、男性にとっては「善」だと感じるものなんですよね。まぁ見方を変えれば罪悪感が動機の行動とも取れますけど・・・。


つまり、よっぽど彼があなたに対して強い嫌悪感や抵抗感を持っていない限り、彼は別れた後もあなたを覚えていて、別れた後もあなたを心配したり、優しさを向けることがあります



■しかしだからといってそれが恋愛感情とつながっているか?というと・・・実際はそうではないケースもあるようです。


例えば、恋愛中のあなたに対する印象があまり良くなかったり、またよりを戻しても、同じようなプロセスをたどって別れてしまうのでは?と感じるとしたら・・・。


そんな時、無理にあなたが近づくと彼は苦しさや嫌悪感を司る感情を刺激されやすくなるんですよね。今、彼が沈黙する理由はこのあたりにありそうです。そしてこれって彼の心理的な防衛反応なんですよね。


つまり、彼はもう感じたくない!と思っている感情を、あなたとの関係の中で感じていた、ということ。今、彼はその感情から自分を守ろうとしているわけです。


その感情とは一体何なのか?これって復縁を目指す上で凄く大きなテーマですよね。


だから、もしあなたが彼との復縁を目指すなら、ちょっと辛いけれど、本当の意味で「彼との関係が一度終わった理由」を見つめる必要がありそうです。


どうして彼はあなたとの関係を終わりにしたのか?その彼の答え、です。それは表面的な彼の言葉だけでは推し量れないものなんですけどね。


ただ、その彼の答えの欠片は、きっとあなたが彼と一緒にいた時間の中に散りばめられているはず。まずそれを探すことから始めてもいいかもしれません。


実際のカウンセリングでお話を聞きながら「きっと彼はこう思ったんじゃないかな?」と僕自身感じることは多々あるんですよね。


そしてその答えを突き詰めると彼の弱さや痛みであることが多いですけどね。そしてその答えが本当の意味で理解してから、彼とのコミュニケーションするプロセスに入るといいのかもしれません。



■最後に、僕の経験上ですが、多くの女性が自分なりに彼のことを考え、理解したいと思われているように感じるんですね。


僕自身、いろいろな方とお話させていただく中で、一生懸命に男性を愛し理解しようとしたけれど、男性との想いや感覚のギャップに苦しまれている方にもたくさん出会いました。


彼を大切にしたいという想いを持っているにも関わらず、どこか遠慮してしまう癖があって辛い気持ちを抱えておられる方にも出会ってきました。


実際に心の中に大きな慈愛を持っておられる方にも出会って来ました。


その彼を思う気持ちって素晴らしいな、と思います。


ただ、別れと前にすると「私はダメ」という想いにかられることもあるかと思います。が、その想いは真実を覆い隠しあなたを追い詰める材料になるだけです。


そんな時こそ少し心の余裕を持つ様に意識して、彼の本音の部分を見つめていくこと。そうすることであなたの素晴らしさはより輝くのではないか?と思うのです。


復縁のプロセスにはどうしても時間がかかることも多く、焦ってしまう場面や、不安を強く感じるプロセスが多くなることもあるかもしれませんね。ただ、焦るよりもまず自分が見つめるべきポイントに意識をフォーカスできるようになること。これが大切なことではないかな?と思いますよ。


今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。


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