恋愛テクニック-浅野
カウンセリングサービス浅野寿和 です。いつもご覧いただきありがとうございます。


前回の投稿時にも書きましたが、また寒波が来てますね~。


僕がこのブログの記事を投稿するときはなぜか寒波が来るって・・・。それはあらゆる意味で寒い ・・・ってことなのかな?


などと、心理学を学んだものだからこそ?妙なメッセージを感じてしまう今日この頃です。深い意味は全くないんですけども・。


夏生まれの僕はやっぱり寒さが苦手なんですよね。一見、得意そうな見た目ですが苦手です(笑)今年は特に9月辺りから登山をしていて、山頂あたりで結構寒い思いをしてきましたから、何だか冬が長く感じてます。


でも、冬は冬の良さがある!んー、年末年始は家呑みがやけに沁みる季節ですよね(笑)鍋とともにほっこりしっとりいただくお酒はほんとうに美味しい。実に・・・癒されます(笑)



■では今日のテーマはこちらです!


男性がハートを開く?そんな距離感の話。


例えば、今、「気になる男性」や「彼」がいて、彼の気持ちが知りたい、そんな時。


でも、なかなか彼は思っていることを口にするタイプではなく、一緒にいても彼が何を考えているのか?分からなくて不安がよぎる、といったケース。


他にも、私は結婚など未来のコトを考えているけど、彼がどう思っているのか?よく分からずに前に進めないでいる、だとか。


ちょっと大きなケンカをしちゃって、彼との関係が気まずい感じになってるけど、彼からは何も言ってこない・・・だとか。


彼が悩んでいるけど、どうしても彼は無反応だ、とか。


そんな時って、彼の口からちゃんとした反応が欲しくなるかもしれませんね。


優しくしてもダメ。時にちょっとチクっと刺してみてもダメ(笑)なかなか自分の気持ちを表現しない男性。そんな男性に対してどんなアプローチをすればいいのか?考えこんでしまうこともあるかもしれません。


今日はそんな彼に対してどうしていけばいいか?一つの心理的なアプローチを書いてみたいと思います。よろしければお付き合いください。



■多くの男性は感情より事実を優先させる。


今までこのブログで何度も書かせていただいてきたことです。しかし、だからといって男性に感情がないわけではなく、男性が「とある感情・感覚」を感じると相手に対してハートを開きやすくなるポイントがあったりします。


まずはそのお話から。


多くの男性にとって、相手が自分の「味方である」という感覚を覚えたときに強いの安心感を感じやすいものだと考えられます。この感覚が伝わってくると男性は「ハートを開くことが多い」ものです。


もちろんこの「味方である」という感覚が安心感をもたらすこと自体、男女で変わることでもないのですけどね。ただ、男性の感覚でいう「味方感」と女性のそれは若干違うようなんですよ。


これはあくまで「一つの傾向」という話ですが、男性より女性の方が「心理的な距離が近いこと」と「味方」という感覚が繋がりやすいようです。


特に恋愛や家族の中での感覚は、「私の味方は私の傍にいるもの」という感じになっていきやすいようですね。もちろん人それぞれで違う場合もあろうかと思いますが。



■一方、男性はその女性の感覚とは、また違う感覚を持っている事が多いものです。


男性にとっての「味方感」という感覚をあえて言葉で表現すると「信頼」とか「信用」みたいなものでしょうか。もちろんこれも例外はありますけどね。


そういえば、かつて僕の師匠が男性心理の話をしていた時に、戦国武将の例をあげながら、男性の持つ潜在的なマインド~それはどこか「忠誠心」のようなもの~があるという話をしていたことをよく覚えているのですが、たしかに男性間の繋がり、信頼の中にはそんな要素もあると思うんですね。


例えば、男性にとって、自分がこの人だ!と信頼できる人、例えば上司や友人を見つけるとその繋がりを強く感じて関係性を大切にしていくことがありますね。そこでは普段見せない自分の思い、内面の弱さは本音などを表現したり、その人のためにと力を尽くそうとする傾向があります。


ここでいう男性の味方感って「いつも傍にいるからね」という感じではなくて


「この人は自分を見守ってくれている、理解してくれている」

「この人は同士や仲間。競争相手や敵ではない」


といった安心感・信頼感であったり、目上の方であれば「尊敬」であったり「見守られている」感覚であったりします。


ただ、この男性の味方感って心理的な距離感が若干「遠い」感覚であることが多いんですよね。もちろん女性のその感覚と比べて、ですけども。


そこに男性的な感覚の「ツボ」があることって少なくないようで、この感覚を感じている時に違和感を感じにくく、心理的な抵抗感も少ない。つまり、男性のハートは開きやすくなることが多いようです。


それはどこか、自分を認めてくれている、見守ってくれている人がいる。けど、だからといって何かあっても簡単には手を出さない。自分を信じてくれる、時には待っていてくれるような感じですね。


なので実際のカウンセリングでもあまり距離が近い関係で問題が起きているなら、「彼との距離、近いかもしれませんね?」とお話することだってあるんです。


女性的な感覚では確かに少し距離があって、どこかあなたのロマンスが全て満たされてる感じではないかもしれませんけれど、その距離感から始まっていかないと問題が起きちゃうケースがあり得るのも事実。


そもそも男性が持ちやすい心理的な親密感って「遠くて強い」感じといいますか。近くにいて一歩踏み込んでくる感じってかなりの親密感がないと好まれない、というか抵抗感があるものでしょう。それは女性が思っている以上に、です。


この男性心理の原型の一つは、男性と父親との関係性に求めることができて、例えば子が成長し、父と良好な関係を作り上げたとしても近い距離感になるというよりは、お互いに認め合う関係になっていく、と言えばわかりやすいでしょうか?


そこではお互いの暗黙の了解、相手の内面に触れない部分をみつけたり、お互いに自立した男として敬意をはらうような感覚を強めていくんですね。どこかお互いの「個」と「個」を認め合う感じですね。


もちろん恋愛中は男性も近い距離感の中で女性と向き合っていることが多いのですが、そもそもその距離感は男性が「恋愛モード」の時に受け入れている距離感だということも少なくなく。


確かに恋愛だから男性も常に男の感覚で女性に接する意識もないのですが・・・無意識的にどこか「男性的」な感覚を女性との関係に映し出すことってよくあることなんですよね。



■ただ、だからといって男性のために女性が寂しい思いを我慢することや、彼に合わせ続けるということとは少し違うと思うんですよ。


確かに恋愛や結婚生活の中では「今は少し忍耐のしどころかな?」という時期はあるでしょう。でもそれは一時的なものにしないとただ辛いだけですよね。


二人が一緒にいればいろんなことが起きて、時には目の前にある不安に飲み込まれてしまって苦しくなることもあるかもしれません。そんな時、やっぱり彼からの反応が欲しくなるところかもしれませんよね。


でも、だから彼に強引に迫っていいケースはあまりないかもしれません、特に問題が起きているときなら尚更に。


男性も恋愛をしている時って、男性なりにいろんな不安や心配があって、それ故に頑張っちゃうことはたくさんあります。男性の日常で普段は感じない人との距離感の中にいる場合もありえるんです。でも、それは男性の中にある感覚だから見えないもの。だから「彼のほうに踏み込んだら強い拒絶をされちゃった」というケースが生まれるんですよね。


そんな時は少し心を落ち着けて、誰かに相談するなど繋がりを確保しつつ、彼に踏み込むよりちょっと見守るスタンスを心がけてみるといいかもしれませんね。


あ、ちなみに「見守ること」と「関わらない」は違いますからね。


カウンセリングでも僕が「少し見守ってもいいかもしれませんよ?」とご提案すると「メールも連絡も、会うこともやめたほうがいいですか?」というご質問を受けるのですが、それは違います。


連絡を取らないことは見守るではなくシャットアウトですから。これはハートブレイクのマインドにつながりかねないのでちょっとリスキーですよ。


彼と関わりながらも、あまり深く彼の気持ちを触ろうとしない時期もあっていいかな、と思うんですよね。あいてからオープンにしてくるまでは。


もし今、あなたの不安が強いなら、まずはその不安のケアをしながら、自信を持ってお互いに無理のない状態を作っておくことは大切ですね。


ゆっくり、焦らず。それがいい時もあるんですよ。



今回は以上です。


そして今年の「男心のウラ☆オモテ」は今回が最後となります。いつもご覧いただきまして誠にありがとうございました。


来年も引き続きご覧いただければ幸いです。どうぞよろしくお願いします。


それではみなさま、良いお年をお迎えくださいね!



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