恋愛テクニック-浅野

カウンセリングサービス 浅野寿和 です。いつもご覧いただきありがとうございます。


今週末、名古屋は台風直撃台風だったのですがみなさんの街はいかがでした?大丈夫でしたでしょうか?


僕は最近新しい街に引っ越したのですが、そこでは台風の影響で街路に水が溢れびっくり!駅からの帰り道でその光景に出会い、レインブーツを持ってこなかったことをかなり後悔したのですあせる。そしてそれは長い間愛用していた靴が天に召された瞬間でもございました・・・。


これから台風シーズンです。みなさまもお気を付けくださいね。


■それでは今日のテーマです。


「彼の恥ずかしさが作る硬いガード」


例えばこんなケース。


今、気になる彼がいて、とりあえず一緒に遊びに出掛けるところまでは行くんですけどね。ほら、なんていうんですか?こっちからのラブビーム?って言うんですか?彼はまったく気づいてくれないんですよね。


私的にはけっこうガンバってるつもりなんですけどほぼ無反応。なんか悲しくなってくるんですけど、どーしても彼を振り向かせたいんですよね。


そういえば、どうも彼は女性嫌いの節があって、昔、恋愛じゃないかもしれないけど女の子との間で嫌なことがあったらしいんです。そこまでは分かるんですけど。でも何も反応がないと彼は私に興味ないってこと?って感じて心が折れそうになるんですよね・・・。


どうなんでしょう?私は諦めたくないんですけど、彼は私に興味あるんでしょうか?


んー先に残念なことを書きますが、確かに彼は興味ないだけってケースもあるとは思うんです。が、中には「あなたのキモチを心のどこかで感じていても、うまく反応できないでいる男性」もいらっしゃるんですよね。


特に彼があまり恋愛が得意じゃなかったり、どこか恋愛に警戒心を持っていると今回のような反応になることもあり。今日はそんなお話を書いてみたいと思います。よろしければお付き合いください。



■さて彼のガードが硬い理由っていろいろ考えられるんですけど、特に恋愛では失敗を怖れる男性ってとにかくガードを固くしている場合って多いんですよね。そして女性からするとビックリするほどナイーヴな感覚を持っているケースもあるんです。


そこにはどこかで「恋愛で傷つくこと=恥ずかしい」のような感情の公式が成り立っているケースも少なくありません。


例えば、女性の言動をすぐ好意だと勘違いしてしまったとか。元カノにフラれて心に大きな痛手を感じた時に、どこかで痛い感覚以上に恥だ、情けない・・・と感じてしまうと、女性を遠ざけてしまう男性もいらっしゃるんですよね。


たとえどんな状況でも、人を好きになることの何が悪い?と思えればいいんですけど、なかなかそうは思いにくいものなのかもしれません。そもそも彼が誰かを好きになったことで自分を恥じる必要なんて無いんですけどね。


しかし、人によってはあまりに恥ずかしいものだから、場合によっては「屈辱的」と感じてしまうこともある。すると、恥をかかないこと=何もしないことだ!と考えて、恋を自分の人生の選択肢から外しちゃう方もいらっしゃるかもしれません。


するとどんどん恋が怖くて扱えなくなってくるんですよね。何故なら心理的に恥ずかしさを抑圧すると恐れが生まれるからです。



■更に言えば、そうして恋で痛手をおった自分や、恋愛を恐れている自分を周囲に知られることも、彼の恐れていることの一つかもしれません


どこか男らしく凛としていたいと感じている男性にとって、恋愛で失敗しただなんてなかなかオープンにできないこと。


辛い時は辛いと言い、時間が経って「そんなこともあったんだよねー」と笑い話にできればいいですけど。


彼の中でその恥という感覚がシリアスな問題になっている分、「いや、今は恋愛って気分じゃないんだよね」「一人が一番気楽でいいし」なんて言葉で上手に隠そうとしているのかも?もちろん彼がそう言うからといって、彼が恋から逃げているケースばかりじゃないんですけどね。


そして、時が立ち。彼も社会の中で頑張って素敵な男性に成長し、そんな彼に好意を寄せる女性があわられたとき。


彼が恋愛を素直に受け入れようとするか?と言えば・・・そうとは限らないことが起こる。


心理的にものすごい抵抗感が出てくるんです。人によってはやめてくれ!みたいな強い反応が出ます。刺激されたくはない恥という感覚や、その裏に隠れた過去の失敗感や痛みが疼いて穏やかではいられなくなっていくわけですね。誤解を恐れずに書けば、とにかく感情的に振り回されたくない、と感じているのかもしれません。

だから鉄壁のディフェンスが必要になるのです。



■さて、そんな彼にあーでもない、こーでもないと考え頑張って好意を伝えようとされている女性って素晴らしいと思います。しかし、どこか彼の鉄壁のディフェンスの前に心が折れそうになることだってあると思うんですよね。


何より自分が不十分?なんて感じてしまうことだってあると思うんです。が、それは誤解です。何より自分でそう決め付けてしまうことが最大の罠だったりします。


おそらく今回のようなケースでは、彼にあなたの好意は何かしら伝わっていると思うんです。ただ彼としては、仮にあなたの気持ちを受け取りたいと思っていたとしても、迂闊に手を出せないのです。またはどこか手を出すことがリスクだと感じている可能性は否めないと思うんですね。


だからあなたが焦ったり、自分のことをちっぽけに感じそうになるより、ちょっと休憩しながらじっくり作戦を練りましょう。


今回のようなタイプの男性って、あなたを見ながら実は「過去に恥を感じ傷ついた時に出会った女性」をあなたに映し出している場合って少なくありません。心理学でいう投影の作用なんですけど。


ということは、彼はあなたが過去の女性と同じか?それとも違うのか?をずっと見て判断しようとしているのかもしれないんですよね。一度このあたりを意識してみてほしいんですね。


そして彼の「過去の女性の投影」を引き受けない、そうではない女性だという印象を与えることができるといいですね。


そのためにはやっぱりある程度の情報収集が必要かもしれませんね。


いろんな手段を彼がどうしてそんな反応をしているのか?何があったのか?そもそも彼ってどんな人だったの?という部分から、彼の好みからいろいろ把握しておくといいかもしれませんよ。


そしてあなたが彼に気を使いすぎて疲れてしまうよりは、彼を想う気持ちを大切にして、彼をどう楽しませようか?と考えられれば素敵ですよね。


今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました!



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