恋愛テクニック-浅野

カウンセリングサービス浅野寿和 です。いつもご覧いただきありがとうございます!

GW真っただ中ですね。既に長い連休の方も、明日からまた連休の方もいらっしゃると思います。素敵なGWをお過ごし下さいませ。


僕はと言えば・・・まぁいろいろありますが(笑)めげずに頑張ろうと思っております。そういえば毎年GWはこのブログの記事を書いているような気がしますねー。


ということで今回のテーマです。よろしければお付き合いください。


「あなたの好意を阻む彼の心理」



■例えばこんなケース。


最近気になる人ができたんです。普段の彼は穏やかでやさしい人。一緒にいると私も自然体でいられるような感じ。


私も彼と一緒にいたいと思うようになって、最近はよく2人で出かけるようになったんです。いい感じかな?と思いながら。


でもね、私が彼に「やさしいね」って褒めても「そんなにやさしくないよ」と否定されるし。
彼がしてくれたことに「ありがとう!」って伝えても、「そんなことで感謝しなくてもいいよ」なんてスルーされるし。


ちょっとしゅん・・・ってしちゃうんですよね。


私は彼にたくさんしてあげたいことがあるんですけど・・・それも迷惑なのかな?と思うと怖いっていうか。

これってダメってこと?でも、彼は私と会ってるし?

彼は私のこと、気にならないんでしょうか?私と一緒にいても楽しくない?どうなんでしょう???



■さて、今回のケースのようなどこか「あまのじゃく的言動」をする男性っていらっしゃるかもしれませんね。


褒めても否定する。感謝しても喜ばない。なだめても抵抗する。などなど・・・。


実際のカウンセリングでも「彼の言動に一喜一憂する私の気持ちにもなってよ!」なんて心の声が聞こえてきそうなケースって少なくないんですよね。と同時に、いやぁ、よっぽど好きなんですよねぇ~って僕は感じちゃうんですけども。


褒めてもダメ、ありがとうもダメ。そんな彼の気持ちを動かす方法って何?というご質問は本当に少なくありません。


ということで今回は早速、上に書いたようなケースでの彼の気持ちを動かす方法を書きます!


それはずばり


「褒めること」「感謝すること」「彼を認めてあげること」なんです!(+たまに話す彼の話をうんうんと聞いてあげるって方法もあるんですけども。)


どうあれ、あなたがとっている行動は間違いじゃないのです。



■では、どうしてうまくいかないの?と思われるかもしれませんね。


実は、彼を認めることとはまた別な部分に「彼との距離を詰められない理由」があるんですよ。今日はその辺について書いてみたいと思うんです。


それが彼の「恥ずかしさ」という感情。


今回のようなケースで出てくる男性。実はいろんな意味ですごい「恥ずかしがり」だと言えます。


心理的に見ると「恥」という感情を感じることが苦手、ということですね。特に異性に慣れていない男性に多いかもしれませんね。


以前にも書きましたが、心理的見て「恥」という感情は、自分の「性」のエネルギー、男性だったら男らしさ、女性であれば女性らしさと強いつながりを持っていると考えられています。


だから、今回のような男性って、恥という感覚や「失敗」にとても敏感であったりするのと同時に、どこか控えめだったり、実は強い劣等感や自信のなさを感じているケースって少なくないんですよね。(表面的な強がりではなく内面的な部分ですね)


それに恥という感情は、単純に恥ずかしいという感覚だけでなく、屈辱感や劣等感とつながることがとても多いもの


なので、このようなタイプの男性は人との距離をつくります。心理学でいう「分離」をつくりたがるのです。その理由は「感情的に自分を守るため」なんですね。


つまり、あなたが褒めると彼の感情的には・・・恥を感じ、その感情に近づくことに抵抗感を感じるのです。


苦手なものに近づくって若干嫌な気分になりますよね?それと同じような感覚です。だから彼の態度は喜びではなく、少し嫌そうな感じだったり、時には無表情になっていくことがありますね。


しかしそれは彼の本質的な欲求「愛し愛されたい」という気持ちとは相反するものであることが殆どなんですけどね。それぐらい感情的なブロックがとても大きいのです。


そういう意味では、まだまだ2人の心の距離が遠い感じなのです。距離が遠いから、あなたの気持ちが彼に響いた!って感覚はやってこないことが多いんですね。


むしろ相手にスルーされたり、受け取ってもらえない、否定されたという感覚を受けてしまうものなんですね。それはとても悲しく辛い感情を生み出すものかもしれません。



■ここで女性がよくハマってしまう心理的な罠は「私は、彼に愛されるために頑張ったし、正しいことをしたにもかかわらず、現実には彼に受け取ってもらえていない、もしくは嫌われてる?」と思ってしまうこと。


彼のためにと思ってしたことが否定されたり、うまくいかなくなってしまうと、「私が考えることが、また今のようにうまくいかなくなってしまったらどうしよう?」と感じ、自分の考え方にすっかり自信をなくしてしまったりするのです。


今回のようなケースの男性の心理として、「褒められる」「感謝される」「認められる」ことって正直、慣れていないのでどう反応したら良いのか?分かっていないケースって少なくないと思うんですよ。


しかも、「自分が喜んだら相手も喜ぶ」という発想がなかったり、恥を感じすぎてむつかしい、なんてこともありえるんです。これがいいか悪いかは別にしてです。


そういう側面から見れば、実は彼は彼なりの感情的な反応をしているとも考えられるんです。


あなたの思いが全く効いてないわけじゃないということ。だから、彼の反応をそのまま捉えすぎないことも大切ではあるんです。


一方で、彼が苦手にしている感情を前にして、彼が自分の意思で前に踏み出してこないことには超えられないことも事実。無理やりひっぱっても抵抗されるか嫌われるだけなんですよね。


そういう意味では彼の中のタイミングというか、感覚も大切だったりするんです。だから恋はむつかしいのかもしれません。



■ちなみに・・・。


僕はこういうお話をお聞きすると、あえてこんなツッコミをいれさせていただくことがあるんですね。ちょっと意地悪な感じなんですけど・・・。


彼のこと、優しくて穏やかな人だから「安全」だと思って近づいてないかな?


もちろん別にそれが悪いってことじゃないんです。彼の優しさに惹かれるってことはとても自然なことですから。


ただね、今回のようなケースって「きっと穏やかで優しい彼なら受け入れてくれる?」という期待が裏切られて、大きなダメージになってしまうことだってあるんですよね。傷つかないようにと備えた分だけ、拒絶がやけに辛いというか。もちろん僕も遠い昔に経験済・・・。


でも、彼は元々そういう人だったのかもしれませんよね。


だとすれば、必要以上に傷ついてしまうことで余計に問題が大きくなることもあったりして、ちょっと話がこじれてしまうことも・・・。


実は、ここにはあなたの恥ずかしさや自信のなさが隠れていたりします


でも、それって本当なのかなぁ?というアプローチ


こんな時は、あなた自身の自信や美しさ、素晴らしさを感じていったり、どう自分を表現するか?その辺を深く見つめていくことを提案しています。(僕のクライアントさまならピンときていただくかも?でもみなさんは既に気づいてますよね!?)


すると徐々に自分が相手に対してどれだけポジティブな影響を与えていたのか?また、自分が彼に対してどれぐらい遠慮していた部分があったのか?も分かってくるし、更に深く見つめていくほど「彼で本当にいいのか?」それとも「違う」と感じるのか?が明確になってくることもありますね。



■さて。


では今回のケースのような男性ともっと親密になりたい!と思われるならば?というお話ですが。


例えば、彼を褒めときにある程度「言い切ってしまう」方法が使えるかも、と思うんです。


「あなたって○○だと思うよ」を「あなたは○○だよね!」と変換する。


彼が恥ずかしさもあって褒められることになれていないのだとすれば、おそらく「自分を誰かに強く肯定されたことも少ない」と考えられるんですよ。だとすれば、この方法は彼の心に大きなインパクトを与えるでしょうね。


もし彼に「どうしてそう思うの?」と聞かれたら「私がそう思うから!」と更にまた言い切ってしまう(笑)彼との関係で感情面をあなたがリードしていく方法ですね。確かにちょっとしたリスクもありますが、タイミングを見計らえば使えない方法ではないでしょうね。



■最後に。


あなたが彼との距離を詰めるときって、うまくいかないことが多ければ多いほど、どうしても怖くなってしまったり、疑いの声にハマってしまうことだってあると思うんです。


でもその気持ちを癒して超えてほしいと僕はいつも願っていますし、その方向でサポートさせていただくようにしています。正直、僕のカウンセリングでもそのあたりは折り込み済みでお話させていただいていることが多いです。


キレイにサクっと上手くいきたいところでしょうが、恋愛は相手のあること。正直イタい時もあるはず。


だから、一人で考えて判断するより、あーだこーだ話しながら作戦を練ったり、それでもあなたは素晴らしいと感じていただく時間を持って欲しいなといつも思っています。


何より忘れていただきたくないのは、そこまで彼のこと考えられる人って彼にとってそう多くないはず、という部分。ホント凄いことなんですよ。



今回は以上です。最後までご覧いただきありがとうございました。



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