みなさん、こんにちは!カウンセリングサービス の大野愛子 です。
木曜日は、「不倫と浮気」をテーマにしまして、大門昌代・大塚統子と共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。
以前は彼とのデートが楽しみで仕方なかったのに、今はオンナ友達と遊びに行く方が楽しい。
最近のデートは、なんだかマンネリ。そういえば、わたしも前よりオシャレしなくなったかも。
彼に、「なんだかつまらなそうな顔してるね、どうしたの?」と言われた。
今回は、いわゆる「倦怠期」のお話。
我が家も結婚8年目に突入して、人ごとではないお話。
恋愛でもありますよね、「なんとなく、つまらない」って感じ。
そういえば、トキメキってなに??
さて、このような時期は、どうしましょうか?
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◆最初はドキドキしていたのに?!
彼の優しいところが好きだったのに、今は優柔不断に思えたり。
ぐいぐい引っ張ってくれるところが、今は自分勝手ね!と思ったり。
まぁ、いろいろありますよね。
こういうのを、「あばたもえくぼだったのね・・・」というのかもしれません。
ところで、お付き合いの最初の頃って、どんな気分でした?
デートの前は、何を着ていこうかワクワク迷ったり。鏡の前にメイク用品をズラリと並べてみたり。
「彼に会えるだけで、幸せ!」という頃も、あったような?
「相手のことがまだよく分からない」「この先どうなるかわからない」というのは、わたし達を不安にもさせますが、トキメキを作るものでもあります。
お付き合いの始めは、相手のことが良く分からないのも、「もっと知りたい」という相手への興味になり。
この先まだどうなるのかも分からないのも、「もっと近づいてみたいな」というドキドキ感になり。
なのに、いつの間にか「あれ??」って、感じですよね。
◆なんとなく、つまらない。
トキメキがなくなったことを「マンネリ」というのかもしれませんが、それを「落ち着いた関係」と見ることも出来るのかもしれません。
「退屈で飽きた感じ」かもしれませんが、良い意味で言えば「お互いに理解しあえている関係」。
ですが、わたし達は、不安や恐れという感情が苦手ですから、落ち着くことや安定を求めたくなるのは、ごく自然なことなのです。
◆こんな時に起こりやすいこと。
「彼は優しいから合わせてくれるのはいいんだけど、デートのプランを決めるのはいつも私の方だし。わたしばっかり」とか。
お付き合い当初は気にならなかった相手のイヤなところが、目に付きだすことがあります。
「彼って、自分優先なタイプなのよ」「彼女は、俺の言うことはなんでも聞くタイプだからさ」とか。
相手のことを枠にはめて(決めつけて)しまうこともあります。
例えば、「あなたって、大人しいタイプよね」と決めつけられて、あまりいい気分になる人はいないと思うんです。
「彼は、○○な人だから」と言えるのは、相手をよく知っているからこその安心感でもあるのですが、「○○な人だし」という固定観念になる場合もあるようです。
◆じゃぁ、どうする?
イヤな部分を見ないようにして我慢する人もいるかもしれませんし、まぁ、こんなものかと諦める人もいるかもしれません。でも我慢はいつか爆発するでしょうし、諦めるのも気分が良いものではないですよね。
自分に自信が無いと、「わたしなんかと付き合ってくれているんだから」と考え直して、まるで努力をして好きになろうとする人もいます。それだと、やはり苦しいですよね。
やっぱり、このままじゃイヤ!という場合、やはり「新鮮味」を取り戻す、ということが大切なようです。
「今さら」をやめてみる
今さらと思うかもしれませんが、「言いたくて言えなかったこと」を伝えてみるのはいかがでしょうか?
それは、今まで遠慮をして言えなかった不満かもしれませんし、当たり前に思っていたことを感謝として伝えることかもしれません。
そんなことをする自分に、イヤ~な気分になるかもしれませんし、ちょっとあったかい気分になるかもしれません。
でも、そうしようとすると、ちょっとあなたの感情が動くんですね。
お付き合い当初は、彼に好き!という気持ちを伝えたくて、ドキドキしながらもその感情すら超えていたはずなんですよね。
「今さら・・・」というのは、何か行動を起こそうとする時のリスク回避のようなもので、ちょっとした言い訳には使えるのですが、そこにあるのは、「なんだか冷めきった関係」なのかもしれません。
「いつもと違うこと」をする
・会えばいつも食事をするデートならば、スポーツ観戦などの新たな共通の趣味を見つけてみる。(会話のネタを増やしてみましょう)
・相手の喜びそうなものをプレゼントしてみる。(そういえばあれが好きだったなぁって、思い出せますか?)
・新しい習い事やファッションに挑戦してみる。(自分自身に新鮮さを取り戻すためにも)
・お付き合い当初によく行った場所に行ってみる。(あの時の気持ちを思い出してみましょう)
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参考までにですが・・。
退屈だから刺激を求めての浮気。これは、リスク回避ではなくリスクを冒そうとする方の深層心理です。後から高いツケを払うはめになる場合もあります。
倦怠期に「ついしてしまいがちなこと」も、あります。
「なんでどこにも連れて行ってくれないの?」「昔はしてくれたのに!」「わたしのこと、本当に好きなの?」と、相手を問いつめること。
同じ不満でも「~してくれたら、嬉しい」という形で伝えることと、彼を「なんでなの?」と問いつめることは違います。そこだけは、注意しましょうね。
もちろん、簡単にこれで「マンネリ解決!」とは、すんなり行かないかもしれません。でも、「今のまま」というのも望んでいないのであれば、ちょっとした変化を起こしてみても良いのかもしれませんね。
今さら、恥ずかしいし。
今さら、なんでわたしの方から。
今さら、そんなことしても。
それを、「今から、今だから、してみよう!」に変えてみても良いのかもしれません。
結婚8年目の我が家も頑張ろうと思った次第であります。
皆さんの参考になりましたら幸いです。お読み頂きありがとうございました。
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