恋愛テクニック-浅野

カウンセリングサービス浅野寿和 です。いつもご覧いただきありがとうございます。


さて今日のテーマはこちらです。


「不安に備える愛が生むすれ違い」


カウンセリングでの恋愛のご相談内容って本当に多種多様なのですが、その中に「どうしたら彼との関係を元に戻せるのでしょう?」というものがあります。


彼との距離をもっと詰めたいだとか、2人の関係がどんどん悪くなっていって何とかしたいんです・・・というお話もあります。

どのような状況でも2人の関係をより良くしたいという思いが強くなればなるほど、どこか「彼の気持ち」が気になって知りたくなるのかもしれませんね。


最近、このブログのおかげもあり?ありがたいことに私に「男性心理」を尋ねてくださる方が多くなりました。


「あーこういうタイプの男性はこんなことを考えているかもしれませんねー」
「もしかすると彼の心は今、こう感じているからそんな行動に出ているのかも?だとすれば・・・」


僕もカウンセリングを通じて彼を理解していただくきっかけを作らせていただいたり、彼ともっと親密になれるように一緒になって作戦を立てたり、と色々なことをお話させていただいています。もちろん男性の数だけ心の有り様の数がありますから一概には話すことができないことがあるのも事実ですけどね。


今回はその中でも一つ知っておかれるといい大切なことがあるんですよね。今日はそれについて書かせていただければな、と思います。よろしければお付き合いくださいませ。



■これは今までも何度も書いてきたことかもしれませんが男性と女性の心って本当に違うもの。違うからこそ分からないことが多いもの。


恋愛などでおたがいの気持ちが見えなくなると不安になりますよね。


そして男女問わず多くの方がこの「分からない相手の思い」に備えようと準備されるようなんですよ。自立的で優しいタイプの男性は特にこの傾向が強いなるんですけどね。


例えば、どうすれば自分の気持ちを理解してもらえるだろう?時には、嫌われないだろう?とか。


相手が喜んでくれればいいけど・・・最悪、気分を害さないように・・・とか。


相手が頑張ってくれてるから、ちゃんと受け取らないと、喜ばないと、だとか。


どこか気を遣い始めたり、ちゃんとしなきゃ、頑張らなきゃと自分にプレッシャーをかけていく方もいらっしゃるわけで。


そうなると「好き」ではじまった恋愛でも、2人の距離を徐々に感じ始めたり、楽しむどころか一緒にいることで「不安や恐れ」を感じることが多くなっていくのかもしれません。どこか疲れてしまうんですよね。


そして、疲れが彼の本音や本心をどんどん心の中に埋めていってしまうことがあるようです。


■しかし、本来私たちにとって「好き」であるとか「楽しい」「嬉しい」といった感情は、人に強要されるものではなくて、自分の心から湧き上がってくるもの。それを自然のままに表現するものなんですよね。


それが不安や恐れからだけでなく、あなたの心が「楽しまねば」とか「好きにならねば」といった「義務感」として感じてしまった瞬間にそれはすでに楽しいものではなくなってしまいます。


そして、過去の恋愛でも、その人が育ってきたプロセスででも何かしらの理由で「義務感」のような感覚を感じた経験があると、自分の「好き」を表現することがどこか相手に迷惑をかけてしまうような感覚を覚えることがあります。


時には相手に気持ちを強要しているような気分になり、相手に純粋な好意を向けることに抵抗が出てくることがあるんですよね。


「これって・・・わがまま?」「自己中?」とかね。


この感覚を強く感じていたり、慢性的に覚えるようになると、どこか自分の「好きなものがよくわからなくなってしまう」んですね。


すると恋愛でも


「今の自分で十分なのだろうか???」

「あれ・・・本当に相手のこと好きだったのかな?」


と心が感じるようになっていくんです。


もしそう感じることが多くなっているなら、どこか不安に備える恋愛を頑張りすぎていたり、なぜか好きになる努力ばかりしているのかもしれませんよ。そして頑張れば頑張るだけ、自分の気持ちは辛くなっていくのかも。


時にはこれが「愛さねば・・・」という愛の形になっていることって少なくないのかもしれません。


■ただこの「愛さねば・・・」という感覚も、元々は強い愛情から生まれていることって少なくないんですよね。


どうしてそのように思うのか?と言えば、相手のことを適当に扱いたくてそう思ったわけではなさそうです。


愛したい、大切にしたい・・・けれど、どうすればいいのかよく分からない。どこか相手の気持ちが見えなくて不安で、だから愛さねばと思えばまだ楽なのかもしれません。


ただこの感覚の最大の盲点があるとするならば、相手の気持ちがどんどん見えなくなるということでしょうか。

どこか「義務感」のような感覚のほとんどが、相手の気持ちを感じることなく、自分の中だけで答えを出してしまう性質のものですから。


僕自身、いろいろなお話を聞く中で感じるのは、お互いに一生懸命愛そうとした度合いだけ「相手に自分の本心や不安を伝えていない」ことってすごく多いのではないか、ということ。


例えば、どうして何も言わずにいつも気を使っているのか?その理由をちゃんと相手に伝えていないこともありますし。

自分の中に不安や恐れがあって相手の気持ちを確かめることが怖かった、と話せないでいるのかもしれません。


ここで大切なのは「信頼」と「コミュニケーション」。


今までずっと抱えてきた思いはちゃんと伝えておいたほうがいいんです。それは自分の中の不安も、相手に向き合いきれていなかったことも、愛していることも全て。


お互いのココロの鎧をひとつずつ脱ぐことによって、相手の本当の気持ちに気づくこともありますし、何よりもココロが軽くなります。実は相手とどうか変わるか?も大切なんですけれど、自分の気持ちをどう付き合うかって重要なんです。


そして相手にしっかり気持ちを伝えられる私になるって、本当に大切なことなんですよね。


今日は以上です。皆さんの参考になれば幸いです。最後までご覧いただきありがとうございました。




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