2週に1回、渡辺カウンセラー と一緒に「婚活」を担当しております、小川のりこです。いつも応援していただき、そしてコメントもたくさんいたただいて、ありがとうございます。
メールにて募集しています、ご相談にも、出来るだけ多く回答したいと思っておりますので、お寄せ下さった皆様、随分と待ってらっしゃる方もおられると思いますが、もう少しお待ちくださいね♪
それと。
小川のメール相談をして下さる皆様に、お願いがあります。
ご相談下さった時のIDは使えませんので、何とお呼びすればいいのかを書いて頂けると幸いです。
ご自身で、呼ばれたい名前、何でもいいですので、教えてくださいね。
それでは今回は、ご相談にお答えいたします。
*************** ご相談内容 *****************
こんにちは、いつも恋愛テクニックを楽しみにしています。
突然ですが、私は「既婚男性にしか心が開けない」と気付いてしまいました。
友人として仲のいい独身男性はたくさんいます。異性の友人を作るのは苦ではありません。でも「私は今、本当はこんなに不安なんです」と泣きながら吐露できるのは既婚男性ばかりです。
高校や大学の先生、会社の上司…自分でもなぜだろう?と考えました。考えた結果、「既婚男性は本当の私を見せても離れていかない気がする。なぜなら、離れるも何もそもそも私のものではないから安心」という結論に達しました。よくある感じではありますが…その結果、とても苦しい片思いをすることになります。
私には不倫はできないと思います。私も罪悪感を抱きますし、相手にも家族に対する罪悪感を抱かせることになることがわかっていて、あんまりに相手が可哀想です。そもそも相手が私にそういう好意を持ってくれないと始まらない話ではありますが…。なのでずっと結婚したいと思っています。
結婚って楽しそうで、片思いじゃないので寂しくなさそうです。私の両親も仲良しで、私は両親が喧嘩しているのを見たことがありません。でも、結婚したいのですが、いざとなると気持ちが乗りません。独身異性から好かれると引いてしまうし、私が好きになっても、そもそも既婚者を好きになってしまうので結婚なんてできないのです。
どうして結婚に対していいイメージがあるのに、気持ちが乗りきらないんだろう?と考えました。すると、私の母のことが見えてきました。
私の母は看護師で、寝たきりの祖母(父方)の世話を七年程しました。看護師なので何でも出来ました。でも、出来るせいで母親は介護介護で自分が歯医者に行くことすら後回しでした。そのせいで、今はほとんど歯がありません。もっと早く歯医者に行っていればと思います。 そう、私の結婚へのイメージは「楽しそう」でも、私が自分の母に抱くイメージはとても過酷です。
独身男性には本当の弱音は吐けず、結婚生活は過酷な気がする。 なのに、誰かを好きでいないと心が空っぽな感じで、例え既婚者でも「あの人が好きなんだ」と思うと、満たされるような気がします。好き、というかただの執着です。 こんな私に突破口はあるのでしょうか?どうか助言を願います。誰とも付き合ったことのないまま27際になります、助けてください。
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暑い・・・というより痛いときがあるほど、日差しが強いですね。小川は暑いのが嫌いで寒いのも弱いという、根性なしの身体をしていますが、夏は必ずひまわり畑を見に行きます。太陽に向かって堂々と育つひまわりは、とても強い花だと感じていて、大好きなんですよね。
というところで。
今回のご相談者の方を、『ひまわり』さんと呼ばせて頂きますね。
ひまわりさん、こんにちは♪
ご相談ありがとうございます。
普通に恋をしたいのに既婚者ばかりを見てしまう。
結婚したい気持ちも強いのに、うまくいかない。
その理由や自分のこころの動き、たくさんたくさん学んで考えて来られたようですね。こうなってしまうのも、誰に言われるまでもなく、自分が一番よく分かってる・・・なのに・・・。
分かっているからこそ、本当にとても苦しそうです。
では考えていきましょうね。
多分、ひまわりさんご自身でも感じていらっしゃると思いますが、私が一番気になったのは、
*お母さんが寝たきりの祖母の世話を七年程した。
*何でも出来るせいで母親は介護介護で自分が歯医者に行くことすら後回しでした。
わずかな文章であっても、ひまわりさんのお母さんが、どれだけ自分をほったらかして生きていらっしゃっるのか分かります。この生き方は、他でもあちこちで見られるのかもしれませんね。
夫のため。
子供のため。
友人のため。
両親のため。
家族のため。
きっと、とても愛情深くて優しいお母さんだと思います。
そのお母さんのこと、ひまわりさんはどう見ているのでしょうか。
そして、
*私の結婚へのイメージは「楽しそう」でも、私が自分の母に抱くイメージはとても過酷です。
これですよね。
結婚は楽しい・・・でも母親となると過酷。
恋愛・結婚というのは、即 ”母親” のイメージは少ないように思います。
でも結婚生活を考えると、その延長線上に、子供。そして自分は”母親”になる。そう考えたとき、既婚者では、この延長線上を本気で考えることは、苦しすぎてあまりないように思いますが、ひまわりさんの場合は違いますよね。
あの過酷な生活を余儀なくされるなら、考えなくてすむ ”既婚者” との恋愛の方が、とても楽になるのかもしれません。
*独身男性には本当の弱音は吐けず、結婚生活は過酷な気がする。
独身男性に弱音を吐いて、その人が受け止めてくれたら、相手をもっと好きになっちゃうと思うんです。そうなるとその人との将来を自然と考えてしまいますね。だから、独身の人には自然と自分をさらけ出すことに抵抗をしてしまうような感じですね。
とても結婚を夢見ているのに、結婚を考えさせないために、既婚者と恋愛をし続けてしまう・・・。
なんだか、ひまわりさんのこころが叫んでるみたいに思えるんです。
誰かを本気で好きになっちゃ駄目!!
あんな過酷な生活したいの!?
とてもとても怖がっているような感じです。
過酷だもん。お母さんがそうじゃん。
自由がないだろうし。
我慢いっぱいするの?
って。
ひまわりさん、ちょっと考えて見てくださいね。
お母さんを、ずっと可哀相に思うひまわりさんがいるのでしょうか?
お母さんに自由がなくて、しんどそうだと感じるばかりのひまわりさんがいるのでしょうか?
もしそうだとしたら・・・。
お母さんは、本当にひまわりさん感じている、”過酷な生き方” なのでしょうか?
と言う私も一人の母親です。
確かにね、母親には ”犠牲” ということをせざるを得ないときもあると思います。自分をほったらかしてまでしなければいけないこと。
親のために。
子供のために。
夫のために。
でもね。
誰かにしなければいけないこと
っていうのは、同時に、
本当はしてあげたいこと♪
でもあるんですよ。
どれだけ過酷であっても、確かにそういう時期があったとしても、お母さんにとって、そこで満たされることも何度もあるのではないでしょうか。過酷なだけではないかもしれません。
どんな職業も大変で、皆さんそれぞれとても努力されてますよね。もちろん母親業、主婦業もです。
看護師であるお母さんは、そういう職業を選ばれる方ですから、とても人を愛し、支えていくことが好き・・または生きがいであるかもしれません。だとしたら、お母さんはとても周りから愛される人です。
7年介護というのは本当に長くて、私が想像する以上に大変だったとも思いますが、そこではたくさんの感謝もされ、その姿に周りに勇気を与えることもあったのではないかと私は思います。
お母さんはたくさんの方を愛し、そして愛される人だと思います。
あなたはそんなお母さんの子供。
きっと同じような愛情の深さ、そして人への優しさ、人あたりのよさを持った方。
だから、多くの男性と仲良く出来るんです。
多くの男性があなたを求めるんです。
だから、怖がらずに前に進んでみませんか?
お母さんは多くの人を助けて、家族をも支え、とても人を愛し愛される人。
もちろんこれは、今でも・・・ですよね。
尊敬に値する、素晴らしいお母さん。
ならば、私もお母さんの子供なんだから、この大きな愛情を持って、素敵な家庭が作れるはず!
そんなふうに自分に教えてあげませんか?
ご両親が仲良しなんでしょう?
だとしたら、やはり、あなたのお母さんは、それでも幸せなんですよ。
結婚は時に、しなければいけないこと・・・があり、過酷に感じることも、人それぞれあると思います。それでも私は、ひまわりさんに、
過酷なところばかりに目をやらず、幸せに感じるところにもっともっと意識を持って欲しいと思います。
私はアルコール中毒の父親から暴力を受けていたので、母も夫である父に、同じように暴力をふるわれていました。同時にその両親、寝たきりの祖父母の介護を6年続けていたので、ひまわりさんと同じようなことを考えていた時期はあります。だから私も、既婚者や、結婚に結びつかない男性とばかり付き合ってたんですよね。
だから、あなたが感じる結婚への怖さ、過酷だと思ってしまう気持ち。
私なりにとてもよく分かります。
でもあなたには、結婚したいという強い思いがあります。
「楽しい」というイメージもありますね。
だったら、ここを大切に大切に育てていきましょう!
ひまわりさん。
結婚しましょうよ!
過酷よりも、楽しいことだって結婚にはたくさんたくさんあるんです!
そして、あなたを愛してくれた男性と一緒に更に楽しく生きましょう♪
大丈夫!
既婚者はもういいんです。
あなたの手に入れる幸せはそこじゃないってこと、ひまわりさんご自身が充分分かっているのだから、後は、
えいっ!!
って踏み出す勇気だけです。
心理的にはね。
お母さんを 不幸 扱いしちゃうと、自分もそうならなくちゃいけないような気になってしまうの。自分ひとりが幸せになってしまうのが、申し訳ない感じです。
でもあなたのお母さんは不幸じゃない。
優しいあなたを産んで。
優しいあなたに出会えて。
しんどくても人のために頑張る人。
たくさんたくさん多くの人を愛する人。
そして愛される人。
そんな目でお母さんを見てみませんか?
そして、あなたもそんな女性になるの。
そしてお母さんと同じように、旦那様といつまでも仲のいい結婚生活をしましょう♪
きっときっと大丈夫ですよ!
この文章が、少しでもひまわりさんの安らぎとなり、これからの恋愛に勇気を与えることが出来ましたら幸いです。
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