恋愛テクニック-大野愛子

みなさん、こんにちは!カウンセリングサービス 大野愛子 です。

木曜日は、「不倫と浮気」をテーマにしまして、大門昌代・大塚統子

共にお送りしております。今週は、大野が担当させて頂きます。

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失恋を経験すると、もう二度と傷つきたくないと思いますよね。
でも、わたし達は、誰かを愛したい・愛されたいという気持ちもありますから、
また恋をします。


ただ、心に傷が残っている分だけ、失恋をしてもあまり傷つかない恋愛を選

ぶようになる場合があるんですね。
(失恋や恋愛の経験がないとしても、自分に自信のない時期にそう選んでしま
う場合もあります。)


「失恋をしてもあまり傷つかない恋愛」というのは、ちょっと遊び人な人であった

り、不倫であったり、すでに彼女のいる人であったり。


あまり傷つかない恋愛と書きましたが、ガチで向かい合う本命の彼(恋人)を
失うことに比べれば、という意味です。
本当は比べられるものでもなく、やはり傷つくと思うんですよね。


でも、それを選んでしまうのだとしたら、そこに目的や理由があるはずなんで
すね。そうしようと選んでいるわけではなくて、結果そうなっているという感じ

なのですが。


だからといって、不倫をしても良いということにはなりませんし、セカンドの
ポジションをオススメしているわけでもないことは、ご理解頂けると有難いと
思います。


今回は、それを選んでしまう目的と理由について考えてみたいと思います。

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わたしの経験をふまえて、お話をしてみましょうね。


31歳の頃、結婚まで考えていた彼に、ある日突然ふられました。
とっても大好きな彼でしたから、ふられたショックは相当なもの。
当時のわたしにとっては、ルックスも人柄も理想的な人でしたから、「あぁ、
もうあんな人とは二度と出逢えないだろうな」と思いました。


その後に身を投じたのが、遊び人の彼と不倫の彼。


遊び人の彼は、ずっと前にお付き合いしていた人で、友人の結婚式で偶然

再会したのです。当時は浮気をされてふられた相手です。
いつも女性の陰がチラチラしていたのですが、そこは相変わらずでした。
でも、復縁しちゃったんですね。やはり上手くは行きませんでした。


その次の不倫の相手。
家庭を壊すつもりは全くないマイホームパパ。彼にとっては、一時の気の迷い
としかいいようのない関係。数ヶ月でこの関係には幕がおりました。


大好きな彼にふられた時に、わたしの人生の計画は崩れた、と思ったんです。
「彼と結婚をして、美容師を続けながら、いずれ子供を2人ぐらいもつのだろう」

そんな夢と計画がわたしにはあったのですが、叶いませんでした。


夢が無くなったとしても、もっと素晴らしい恋愛を望んでも良かったのに、結局

は困難な恋愛を選んだのには目的があったんです。
今思えば、ここでの心理は、
「リベンジ」


遊び人の彼にちらつく女性のかげ、不倫の彼にある家庭。
それを乗り越えてでも、わたしを一番に選んで欲しかったのです。他の女性と
の競争に勝つことで自信をつけようという方向に行ってしまったんですね。


もちろん、わたしの意識の中にそんな認識があるわけではないんです。
ただ、難しい恋愛に打ち勝つことで、「自分の価値」を誰かに認めて欲しいと
いう自信の無さは、確かにわたしの中に存在していました。


本当の目的は、「何かを捨ててでも、わたしを一番に選んでくれるような

的な愛」だったのだろうと、今では思います。
だって、あの大好きな彼は、わたしを選んではくれなかったから。


女性の立場に置き換えて書けば、情熱的にアプローチされることや熱烈に自

分を求めてくれる感覚が欲しくて、遊び人の人や不倫になってしまう場合があ

るんです。本当は不倫がしたいわけではなく、情熱的に愛される感覚が欲しい

んですね。


そして、この恋愛を選んだ理由。
それこそが、傷つきにくい恋愛なんです。


諦めがつくんですね。
彼には他に女性がいるし。彼には家庭があるから。
逃げ出してしまおうと思えば、いつでも逃げ出してしまえるポジションです。
終わりにすることを自分で選ぶことも出来ます。


少なくとも、ガチで真剣な恋愛よりは、諦めるだけの理由があります。
ある意味、わたしにとっては真剣勝負せずに済んでしまったんです。


実際は、傷つかなかったわけではないんです。
「だって、仕方なかったのよ」と言うのが精一杯なわたしがいました。

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ここまで経験をして、33歳の頃にやっと思ったんです。
「今度は、誠実に恋愛をしよう。わたしも誠実であろう。」
きちんとしたお付き合いをしたいと思いました。


かつてのわたしのような恋愛をしている女性がいて、そこから抜け出したいと
思うのなら、ここでの抜け道は、「一人の人ときちんと向き合う恋愛をしよ
う」と

心に決めること、そしてそのとおり行動していくことです。
本当は、とてもシンプルなことなんです。


道を外れてしまった事への後悔や自分を責める気持ちも、当然出てくるでしょ
う。かつてのわたしも、「幸せになる権利など、もうない」と思っていました。
でも、迷子になってしまったのなら、もう一度目的地を決め直してみても良い
のではないでしょうか?


彼を取り囲む女性の一人になっていることに気が付いていながら、傷ついてい
ないふりをすることをやめるためにも。
彼は奥さんと向き合い、あなたは自分自身やひとりの男性と向き合う、という
本来の形から再びスタートしてみるためにも。


「自分が欲しいと思うものは、まず自分から差し出すこと」。
心理学ではよくそう言うのですが、誠実さが欲しいのであれば、自分から誠実
に相手と向き合うことなのです。


欲しい関係を手に入れることを、どうか諦めないで下さい。
あなたの本当に望むもの、心の声をどうか聞いてあげて下さい。

わたし達もその応援をさせて頂きたいと思っています。翼


お読み頂きましてありがとうございました。
次週木曜日は、大門昌代カウンセラーです。どうぞお楽しみに☆
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