ラブ・カウンセリングのブログ-プロフィール-原裕輝

こんにちは、カウンセリングサービス 原 裕輝です。うへ

今日の恋愛心理学は、カップル間の常識の違いについてがテーマです。


海外に行くと文化の違いや、常識の違いに驚いたという話を聞くことがありませんか?


・挨拶でキスは当たり前!
・頭は神聖なところだから小さい子とか「いいこだね」と頭はなでない。
・ショッピングモールのトイレに入るのにお金がいる。
・ファースフードで食べ終えた後のトレイは片付けは店員さんの仕事。
・バカンスがものすっっっごく長い。
・電車が時間通りにつかないのは当たり前。
※これらももちろん行く国によって違います。


などなど海外に行くと文化の違いに驚くことがあります。


いわゆるカルチャーショックというやつです。


日本では当たり前と思ってたことが外国では当たり前ではない、逆に外国では当たり前のことが日本では当たり前のことではないなどがあります。


この当たり前が違うというのは、海外旅行先で経験することだけではなく、恋愛でもおこることなのです。



 例え話です。
あるカップルが1年の交際を得て結婚をしました。
新婚生活のスタートです。


A太郎とB子の新婚生活初めての夕食時間がやってきました。


A太郎より早く仕事を終えたB子さんは先に家に帰り夕食の準備を終え、そして帰宅したA太郎と一緒に夕ご飯を食べました。


A太郎:「美味しかったよ。こんな美味しいご飯を毎日食べれるって幸せだなハート
B子 :「うふふ、喜んでもらえて嬉しいわハート
A太郎:「ごちそうさま。今日は見たいテレビがあったんだ。テレビ、テレビっと!
     そうだ、後でコーヒーを入れてくれないか?」
B子 :「う、うん」
    (あれ?後片付けはしないの?私が夕飯の準備をして、後片付けも私がするの?

     自分はテレビを見るの?結婚早々揉めるのも嫌だし・・・まぁいいか。) 


少し納得がいかないまま、B子さんは一人でお皿を洗い始めました。


それから10分程たったくらいに、A太郎さんが口を開いたのです。


A太郎:「コーヒーまだ?」


ブッチ!!!額の血管がはじけ、「何様のつもりよ!!!(怒)はぁ?!怒」と、皿を叩きつけるB子さんがいたのでした。



 実は、A太郎の家は、母親が家事を全部行ない、父親は家事を全くしない家庭に育ちました。
「男子厨房に入るべからず」という家風の家で育ったので、後片付けをするのは女性であるB子がするものだと思いこんでいたのです。


また、食後のコーヒーも母親が持ってきてくれるような家庭で育ったので、「コーヒーを入れてくれない?」というのもA太郎の家庭では当たり前のことでした。


B子の家庭は、共働きで両親共に忙しかったということもあり、家事は手が空いている方が行なうという家庭で父親も母親も家事をしていました。


母親が夕食を作れば、父親が後片付けをするというような家庭で、家事を分担するのが当たり前という夫婦像を見てB子は育ってきました。


A太郎と、B子が両親を見て学んできた夫婦間での、“こういう時はこうするものだ”という、あたり前(常識)が違っていたのです。



 海外に行くとそれぞれの国の“あたり前”と思っていることが、あたり前でなくカルチャーショックを受けるように、カップルもお互い違う家庭で育ってきているので、こういう当たり前の違いから、誤解がうまれることがあります。


また誤解かもしれないという発想がないままだと、ケンカになったり、悲しい思いをすることが多々あるようです。


“こういう時はこうするものだ”という、当たり前のことのように思っていることは、人それぞれ違います。


『こういう時はこうするもんでしょ!(怒)』
『こういう時はこうするもんじゃないの?(涙)』
と思った時は、『もしかしたら、当たり前と思っていることの違いが起きているんじゃないか?』と思い浮かべてみてはいかがでしょうか。


そうすることでケンカにならずに済んだり、悲しい思いをしなくて済むことがでてきますから。にこハート


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