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2007/09/14 blog 掲載分
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こんにちはカウンセリングサービスの阿部です。
先週の「彼の本音を聞き出す恋愛ちょいテク」の中で、
隠してしまうのは
見つかると傷ついてしまう(と思っている)
というお話をさせて頂きました。
買って来たおやつを戸棚に隠しても、
なぜかなくなってしまい傷つく夫でございます。
今回は「隠しごとをしてしまう心理」をお届けします。
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◆隠れておやつを食べる理由
我が妻ゆうかちんは
よく隠れておやつを食べております。
どうやらですね、
見つかると怒られる!
そんな風に感じているようです。
ゴミ箱を開けると不自然なコンビニ袋があったりして、
証拠隠滅に至らない妻です。
結局のところおやつはバレてしまうわけですが、
じゃあそれで僕が
また隠れておやつ食べやがって!!
1人幸せタイムか!!
などと憤るかと言うと、そんなことはありません。
それ以前に、目の前で食べていたとしても怒りはしないですよ。
「あー、また食べてー」と言うぐらいのものです。
ところが、妻は思わず証拠隠滅に走ってしまうわけです。
食べているところを見られるのは、
なにか、バツが悪かったりするんですよね。
「怒られる」以外にも状況によって、
遊んでいると思われる、怠けていると思われる、サボっていると思われる…
などがあったりします。
◆隠しごとと罪悪感の関係
不良学生がタバコを吸っているところに先生が来て慌てて隠したり、
修学旅行中の深夜に枕投げをしていて、
やっぱり先生が来たら慌てて寝ているふりをしたり。
見つかってしまうと実際に怒られるケースもたくさんありますが、
我家の妻の場合、怒られないのに隠してしまうのはなぜなんでしょう?
トラウマ的な反射行動とも言えますが、
感情レベルでは罪悪感からの行動として捉えることができます。
夫である僕は、おやつを食べることを悪いことだと思っておりません。
確かにとっておいたアイスがなくなるのは悲しいんですが、
それが悪くて酷いことだと思っていたら、もっと怒るでしょう。
そうするとおやつを食べるのは悪いことだと、
一番、思ってしまっているのって誰でしょう?
そうです。
本人である、妻なんです。
もし妻が「いいじゃん食べたって」と思っていたら、
隠す必要って全くないんです。
◆ごめんなさいが言えない理由
自分でOKを出せていないから隠してしまう、
これまでのお話をまとめると
隠しごとの背景には罪悪感がある
という1つの見方をすることができます。
誰よりも責めているのって、当人自身なんですよね。
これを応用して考えると、
どうあっても隠し通そうとする場合、逆ギレをしてしまう場合ほど、
本人が感じている罪悪感は大きいと言えそうです。
罪悪感が大きければ大きいほど、それは恐怖となって、
僕達は「隠していて、ごめんなさい」が言えなくなってしまうんです。
その罪悪感を抱えている状態というのも、
かなり苦しいんですよね。
懺悔
というものがあらゆる宗教の中にありますが、
それは遥か昔から考えられた、罪悪感を癒すメソッドの1つなんです。
隠される方というのは、あまり気持ちのよいものではないので、
責めてしまったり、信頼の無さにがっかりしたり、してしまいがちです。
ただそうすると相手が心を開いてくれることって、残念ながらほとんどないんですよね。
相手が心を開いてくれると、お互いに心と心で繋がることができるので、
そこから関係を深めたり、作り直していくことも可能になります。
そうした関係を作っていくのに
お互いの気持ちとして大切なのは、
隠してしまう側は
信頼して心を開いていくこと
隠されてしまう側は
受けとめて許していくこと
この2つが鍵となりそうです。
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ちなみに罪悪感を抱えきれないうちの妻は、
実は○○しちゃった
という
事後報告
がたくさんあります。
その素直さに「しょうがないなあ…」と、
うまいこと扱われている感が否めない夫でございます。
文:阿部純也
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