こんにちは。カウンセリングサービスの木村祥典です。
今回は、男心をくすぐるツボについて紹介させていただきますね。
男性にとって、こんなフレーズが男心をくすぐられます。
「すごーい!」
「あなたのおかげで助かったわ」
これらのフレーズでいい気分になるのは女性の方も同様なのですが、これのどこが男心をくすぐるのでしょうか?
それは、男性の深層心理には「ヒーローになって悪い奴をやっつけて、愛する人の役に立ちたい」という『ヒーロー願望』があるからなのです。
それは、子供の世界をのぞいでみるとよくわかります。
男の子は、戦隊モノやヒーローが活躍するテレビや漫画が大好きですよね。
小さい頃、ウルトラマンや仮面ライダーになりきっている男の子がまわりにいたりしませんでしたか?
男性がヒーローものが好きなのは、子供だけではありません。
例えば、「スーパーマン」という映画をご存じでしょうか?
主人公クラーク・ケントは、普段はただの新聞記者なのですが、愛する人がピンチになると、電話ボックスの中でスーパーマンに変身して愛する人を助けにいく正義のヒーローの物語です。
この映画は、男性の持つヒーロー願望が端的に表現されています。
自分が仮面ライダーやウルトラマンやスーパーマンになれないことがわかっていても、ヒーローになりたい気持ちが深層心理にあることには変わりありません。
変身することはできないし、超人的な力もないけれど、それでも愛する人の役に立ちたいと願っているのです。
よって、冒頭に紹介した
「すごーい!」
「あなたのおかげで助かったわ」
が、男心をくすぐるツボを刺激するフレーズになるのです。
ただ、女性のみなさんがこのフレーズを使う際、注意を要するポイントがあります。
それはヒーローストーリーとも関係しています。
ヒーローがヒーローであるためには、いくつか必要なものがあります。
それは何かというと、「助けられる人」と「やっつけられる悪者」が必要なのです。
誰も困っていなければ、ヒーローは出番がありませんよね。
やっつける相手がいなくても、同様です。
彼の男心をくすぐるために「あなたは私のヒーローよ」とあなたが言う時、彼が“助ける人”で、あなたは“助けられる人”になります。
この“助けられる人”のポジションに入った時に、負けたような感じや屈辱感を感じることがあるのです。
女性が無意識の中に持っている痛みに触れることによって、そのように感じるのです。
(その痛みというのは、例えば「女は損だ」というような類のものになります)
その痛みを癒していくことで、女性としての魅力を高め、男性と対等な位置で男性を尊敬することができる、とっても魅力的な女性になることができます。
このお話は、「男心のウラ・オモテ」から外れてしまいますので、別の機会に紹介させていただきますね。
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