話す声のボイストレーニング@宝塚・神戸・川西 -2ページ目

話す声のボイストレーニング@宝塚・神戸・川西

声のトレーニングで、良い声になれば未来は開ける!!

今日の話す声のボイストレーニングのワークは横光利一の随筆『梅雨』 


季節に合わせて選んだつもりが、今日は昨日と打って変わって清々しい青空に晴れ


教室からの景色


この随筆では横光利一と川端康成が北海道行きの奥羽本線を青森の方へ行く車中、キリストの話で盛り上がっ事について書かれています。


『青森県の八戸で崇神天皇の時代にキリストが八戸へ来て、住まい、ここで死し、墓場もこの地にあるとある雑誌で読んだが、その荒唐無稽さに驚きながらも、このような夢を持たねば生きられなくなった現代人の頭について興味を持って話し合っていると八戸に着きました。


するとそこに黒い詰襟の老人が弁当を持ってベンチに座っていたが、その顔がキリストそっくりで、


横光「君あれ見たまえ、キリストそっくりだ」


川端 「ほんに、似てるなあ」


この弁当を持ったキリストのような老婆にあったことで、曇天の下で一つの現実の姿とならぬとも限らず、川端くんもわたしも危うくキリストの夢を見た。


しかし津軽を渡って北海道へ行くと、その地の伝統はキリスト教だと明瞭に感じられ、キリストの顔が頭から離れなかった。』


というような内容で、梅雨期の幻想として書かれています。


この説は現代の今でも時々に耳にすることがあります目


青森県には伝承館もあるそうですよ音譜









今日の話す声のボイストレーニングのワークは北原白秋のエッセイと短歌。 


短歌は10首の中から、今一番自分にしっくりくるものを選んで頂きました。 


 明治18年生まれの白秋の短歌は全く古さを感じさせせません。特にお酒の出てくる短歌をお酒の好きな人が詠むと、ご本人が作ったかと思われるほど、気持ちもピッタリでした。 


 『ウイスキーの強くかなしき口あたり それにも優(ま)して春の暮れゆく』 


 『やはらかきかなしみきたるジンの酒 とりてふくめばかなしみきたる』 


自分の人生を振り返りつつ、お酒を飲む光景が目に浮かぶようです。

お酒が飲みたくなりますね音譜



 受講者さんとのレッスンに精一杯の気持ちを込めて臨んだ今日のご褒美は清閑院の和菓子ラブラブ


別のイベントで配るお菓子を宝塚阪急で探していたらつい爆笑





ただ今宝塚教室は満席です。

小さなお教室のため、申し訳ございません。

キャンセル待ち受付中ですベル



芦屋での予定を終えて帰るときに、駅前でJAZZの音色が‥音譜



若い方々なのに上手だな〜ラブ


と思っていたら、


神戸大学 Kobe Music Jazz Orchestraの皆様でしたドキドキ



大学時代にJazzを演奏するなんて、何と羨ましい学生生活アップ


 帰りは竹園のコロッケを家族のお土産にと思ったら、店員さんが今日は牛フィレカツがお得だと言われるので、まんまと両方買いました爆笑






月曜日、午前の宝塚レッスンを終えて、オカリナサークル15周年の打ち合わせで宝塚ホテルへ! 



半年前に予約に行った時の担当者さんから昨日5/12付けで退職しますとのメールが入っていました。 


ホテルの仕事がきついのか、もっとやりたい事があるのか分かりませんが、まだまだ若い方でしたので、新たな場で活躍してほしいと思います。 


 引き継ぎの担当者さんはその方よりもベテランそうな方。成る程〜ホテルという恐らく厳しいであろう現場で長続きする方は、やはりこのような方か〜!

とつい太陽星座蠍座の特性か人間観察が入ってしまいます。 


 ロビーで新しい担当者の方を待ちつつ、宝塚ホテルのエレベーターの扉が品のある金色だと気付いたり、シャンデリアも華美すぎず程よい美しさで、優雅でありつつも、落ち着く空間などと、建物観察も楽しんでおりました音譜





頭の中は色々な事でいっぱいですが、考えることは好きなので、脳をフル活用して頑張ります爆笑



ゴールデウィーク最終日は話す声のボイトレレッスン! 


今年のゴールデンウィークはいつもと変わりない日常爆笑

レッスン、オカリナサークル、あめんぼ座等々ラブラブ


けれどこの変わらない日常が気に入っています音譜

ゴールデンウィーク中にも関わらずご参加くださった皆様ありがとうございましたドキドキ


今日のワークは母の日が近いので、母をテーマに。 


美人画を得意とする日本画家上村松園の母への思い溢れる随筆を取り上げました。 



名前がピンと来なくても、絵を見れば、きっと目にしたことがあると思います。 

 



  

 



 明治から昭和初期にかけて、彼女が活躍できたのも、母親が女手一つで二人の娘を育て、女性が画家を志すことを世間が認めなかった時代に、力強く松園を支えたからです。 


 また、松園自身も未婚の母となり、息子を産み育て、彼もまた上村松篁として有名な日本画家として活躍されました。 


松園は日本で始めて女性で文化勲章を受賞。ヴィクトリア女王の三男アーサー王子が来日中に「四季美人図」を購入し、話題となりました。


ご参加の受講者様も気持ちを込めて、朗読して下さいました合格