2018.03 釣行記 ( 千賀お別れ釣行含む ) | ちぬに魅せられて

2018.03 釣行記 ( 千賀お別れ釣行含む )

今月で長年お世話になった 千賀Fishing Center が

営業終了になってしまいました。 

 

悲しい。寂しくなる。 涙

 

3/10 ~ 3/31 の 3週間の限定営業でしたので、 カウントダウンしながら行って参りました。

 

① 3/10 開幕日 

乗船前に渡船場付近より 1枚

なんだか 寂しげ 寂しい に見えます。

 

結果:52cm 1枚 ( Release )

ちょっと、偉そうにですが、まじめに解説します。

 

当日の海況としては、

水温11℃、まだ低いので、喰うなら良型以上という予想です。

 

Line は、 1.75 ( 特にアタリが少ないこの時期は、本当は1.5でやりたかったですが、練炭コンロはあるものの寒いし、この日は、朝から 7~ 9mの 強風で釣りづらかったので、少ない Chanceを必釣するには、大物仕掛けの号数を選択。

針は いつものサイズ5号。  

 

 

冬風の北や西、北西や西北の 風だったので、風下方向に座り Float から 10cm位 離れたところに穂先を stay させて風影響を最小化していました。

それでも、穂先が風で ぶれまくります。

 

朝からこの時期に有利な  活きサナギミンチ ( 激荒は 粒が大きすぎて、まきエサとしては低活性時は不向き ) とアケミ 各種

( むきみ、潰し、蝶貝、両貝、半貝、丸貝 ) で stage 作りに

精を出しました。

 

貝は遠巻きに丸貝、少しその内側に潰し、更にその内側に

両貝、蝶貝、更に近くに半貝、むきみと竿下には喰いやすいものを用意してあげます。

 

 

用意したエサは、アケミ以外は、ボケ ( 生 + しに )、オキアミ

( 生 + 生を味の素固めしたもの )、マルエビ、コーン、サナギです。

 

この時期に顔を見るなら、ボケかオキアミかアケミという予想のうえ、単品エサや、複合エサで、投入ごとに違うエサでパターンを覚えさせない釣り方で晩まで通しました。

近年、このパターンです。

 

朝からかれこれ、4時間以上たちますが、一度も何も触ってきません。 よく言う オキアミ 1匹、ボケ 1匹で済む日でした。 

 

しかし釣るには やはり ・集める、 ・喰う気を誘発する、 ・ アタリを出させる、が必要なので、そのために Best と

思うことを だんご投入、仕掛け変更、落とし込みの織り込み、など ひたすら続けていました。

 

そんな中、丁度12時になったのを確認した直後、風で

ぶれていた落とし込み穂先が逆に止まりました。

 

びっくり ビックリしつつも、『 あ、ちぬが くわえた! 』と思いました。

 

小さいのなら、穂先がもっと早く頻繁に動きますが、 stay しています。 

良型以上です。 直感的に年無し前後と察知しました。

 

『 これは、放置しておくと、吐かれる 』 

『 合わせるか? 喰わせきるか? 』と思いましたが、瞬時に

結論を出さないと釣れません。

 

朝から一度もエサが触られず、竿も振っていないし、寒い時期なので、竿を鋭く振り切る体の反応がついていかないので、無理に合わせても、掛かりきらないと判断し、ラインを出すことにしました。

 

出すには、Reel を操作していると Loss Time で吐かれる Risk が増えるため、瞬間的に竿を 60 cmほど海中に突っ込みます。

 

そして数秒の間に、今度はReel から 更に ゆっくりと 1m ほど Line をだし、計 1 ヒロで抵抗を抜きます。

 

吐いてなければ、過去の経験からすると15分以内には 穂先が突っ込むパターンです。

開幕当初の過去の年無しは、10分とか 15分粘って捕ったものばかりなので、長期戦を覚悟します。

 

口に入れたり吐いたり、かなり しつこいほどの慎重さで喰ってきますので(良型以上は)。

盛期では考えられない長さです。 

 

この時は、当日一番大きなボケ ( ハサミから尾っぽまでで 15cm はあったと思います。 )

 

朝から この しにボケを 1時間に 1匹づつ、囮ダンゴにしてましたので、数匹の警戒心解き効果で、喰ってきたのでしょうか? 

 

やはり、じっくり喰わせる戦法を選んだので、数分間くらいは 全く反応がありません。

 

しかし、そのあと、穂先が若干押さえたり、戻ったりしてきましたので、『まだ抵抗を抜けきってない!』とあせり、

更に ジワジワと 50cmほど抜くと、暫くして 押さえ基調で 微妙に 動き始めます。

 

『 これは一気に潜られる前兆 』と思い、穂先を Float が無い位置に慎重にずらし、突っ込みを待ちます。

 

待たないと、喰いきっていると思っても、吐いている case が 5割ほど過去ありましたので、万全の体制にします。

 

勿論、 Line を 1.5ヒロほど出していますが、海底の引っかかりがほとんど無いことは、 check 済みなので

採れる戦法です。 

 

自分の戦法の範囲内でやれることは、ここまで全てやったつもりなので、もう突っ込む頃と、呼吸を整えて

集中していると、『  ドカン!』 と一気に穂先を持って行きました。

 

『 待ってました!!!』 大型が筏の下に潜り、それを 竿さばき して上げてくる、大好きなかかり釣りの中でも

最高に楽しみにしている時間です。

 

1.5ヒロ出しておいた弛みの距離は、もうありません。 ここですぐに Lineをまき始めると一瞬で ブチ切れますので、

スプールに指をかけ Brake を効かせ、ちぬに体力を消耗させながらゆっくり引かせ、竿を引きながら体制を整え Line を少し揺るませた時点で Handle を回します。

 

すると、 Brake を掛けられたちぬが 反転してこちらを向いたのがわかりましたので、ここから一挙に巻き始めます。

 

しかし、反撃が始まったので、縦の Line操作だけでは ちぬの引きのが強く、切れる Pattern になったので、竿を左右に振りながら、ちぬの方向感覚をにぶらせることで、突進力を弱めさせながらの巻きに switch します。

 

すると、強烈な引きが弱まり、もう こちらに主導権が移りましたので、 3度ほどの締め込みも いなして、 Net in。

 

描いていた やりとりが、Image どおり行えて、満足しました。

 

この後は、また何も反応のない数時間が過ぎ終了。

 

結局、エサに触ってきた魚は、この 1枚のみ。 しかし、 必釣できたことは満足です。 

 

なお、当日別筏で 7枚上げた方は、朝一からダンゴにガンガン当たってきて、9時までに 6枚釣れたそうで。

まだ乗っ込み初期で、筏により、寄りや活性が全く違います。

 

その筏でも、丁度12時に でかいのが筏の下に潜り、 Line、がブチ切られたそうです。

訊いてみたら、止められずに竿を止めたそうで、やはりそれでは Lineは太くても切れてしまうことを、

再認識しました。

 

魚は掛けたら、大きくても小さくても、竿は絶対に止めずに動かし続けることが大切ですね。 

 

② 3/31

結果:42~34cm  5枚 ( Release )

        おまけ:アイナメ 42cm

 

 

風が 4~5mと比較的穏やかで暖かい日でしたが、型より中型軍団の相手に会ってしまいましたg

 

興奮するやりとりは味わえませんでしたが、千賀最終営業日を遊ばせていただきました。  

 

同乗させていただいた石神さん、ありがとうございました。

40cm以上ばかり ( 46まで ) 4枚、さすがです。

 

 

この最終営業日には、Ken会長、しゅうじさん、銀ちぬさん、も顔を出され、久々の再会でうれしかったです。

 

あと、常連で凄腕の皆さん ( 豊橋の榎本さん、津の中村さん、 春日井の金山さん、伊勢の安達さん、愛西市の近藤さんなど )と たいへん楽しい時間を共有できたことを感謝いたします。

 

最後に、 お世話になった千賀の係員の皆様、

本当に長い間、ありがとう しあわせ ございました。

 

①千賀史さん、②亡くなったお兄さん、③亡くなった片山さん、④敬助さん(右から2人目)、⑤保美さん(左)、⑥哲さん(右)、⑦上村さん、⑧吉戸さん、 へ御礼を申し上げます。

 

さようなら。