数年前に話題になった、トヨタが本気で取り組んだオカルトチューン。
まぁ当時から「これはホンモノだ」と言われてはいたのですけどね。
オカルトチューンの概要
クルマには空気との摩擦などで静電気が発生し
それにより空気の流れが乱され、設計時の理論通りの性能が発揮できない。
これは航空機では常識であり、それを防ぐために放電するアンテナのようなものがついている。
これを真似て、放電する方法を検討した結果、放電しやすいエッジのついたアルミテープを要所に貼りつけることで解決できることがわかった。
結論。
アルミテープを貼ると性能が良くなる。
結論だけを見るとあまりにもオカルトチューンなのですよ。
アルミテープで性能が良くなる…だと!? と。
貼り付け位置は大体決まっているのですが、車種による差異はあるようです。
ただ、多くの車種で実感しやすいポイントがわかっていて、それがステアリングコラム。
…え、どこそれ?
でしょうね。
ハンドルの付け根よ。
ウィンカーレバーとか、ワイパースイッチが生えてるあれよ。
下に見えてるのがもちろん、クラッチ、ブレーキ、アクセルペダル。
足元から見上げてる感じね。
アクセルペダルがただのセンサーに繋がってるのがわかって驚いたw
ゲームとかラジコンみたいね。
さて、クラッチとブレーキペダルの付け根の上にコーションステッカー(黄色い▲)が貼ってありますね。
そのステッカーの上にFみたいなEみたいな銀色のシールが見えますかね。
見えますよね。
それよそれ。
ここに貼るだけで、前輪周辺の静電気が放電されるので、ステアリングフィールが良くなると言われています。
ウソくせぇ。 ウソくせぇのだけど、必ずここが紹介されるほどの一番確実でわかりやすいポイントらしい。
アルファードの時は「うん…まぁ、そうかな」くらいだった。
ジムニーも5年乗ったので、そろそろ違いがわかるかなと貼ってみた。
それが東京に行く前日夜。
で、感想。
路面の凹凸、継ぎ目、こういうものを踏んだ時、ステアリングは左右に振られる振動が出るのですが
それが全くない。無くなった。
特にはっきりとわかるのが、右か左どちらか一方だけが凹凸を踏んだ時。
踏んだ方のタイヤ側にステアリングが引っ張られるのは常識というか当然よね。
それすらも揺れない。
ステアリングダンパーがめちゃくちゃ効いてる!!って感じ。
あとは近所のわだちの大きな交差点。
いつもそこを通過するときにステアリングが左右に振られて、最後は右に引っ張られる。
対向車線の方に行きがちになる場所がある。
そこがまるで高級車に乗ってるかのように、ステアリングがまっすぐのまま通過している。
ジムニーがだ!
物凄い効果でした。
高速道路が凄く楽。
日常でも、もちろん楽。
アルミテープ1枚で絶大な効果。