コロナの感染症分類が下げられて、少しは安心して…というか
罪悪感無く出かけられるようになったので、去年はちょっとバイクに乗った。
ヤマハのFJR1300。’06年式。二人乗りでも高速道路がとても快適なやつ。
ジムニーよりは燃費がいいが、いまや車よりもエコなんてことはなくなった。
ヨーロッパ向けの大きな車体は、ぱぱの短い脚ではつま先がつんつんバレリーナ状態で、
しかも車重が290kgなので物凄い緊張感がある。
過去にも書いたけど、こやつがここ数年(6年前から?)、調子が悪い。
エンジンスタートのスイッチを押しても、うんともすんとも言わないことが多い。
いままでの経験ではお目にかからなかった、元気そうだけどセルが回らない現象が心配の種。
でもどうやらバッテリーの充電がばっちりだと、そういう不安定な状態にはならないようで
やはり充電不足だったみたい。
乗るのに緊張感がある上に、転げてしまうと起こすのがつらいヘビー級。
そしてなにより時々エンジンがかからないなど不調を抱えている。
手放してしまって新しいバイクを、とくに足つきの良さと軽さに重点を置いて選ぼうか…
そんな考えがよぎる。
軽自動車2台分の大きなエンジンじゃなく、1台分か、もう少し小さくてもいいかも。
しかしその都度諦めてしまうのは
お金の問題もあるのだけど
2030年にはガソリン自動車の販売が終わってしまうという事実。
ハイブリッドとディーゼルは残るということが言われていたけども
基本的にはEVである。
もちろんバイクにもEVはある。
ただ、長距離ツーリングを考えるとやはりエンジンが良い。
給油にかかる時間と航続距離でガソリンエンジンが有利だから。
そしてほとんど乗らない状態が続くので、過放電によるバッテリー劣化が心配。
でもガソリン需要の低下によって給油自体が難しくなっていくのでは?という心配。
ガソリンスタンドが無くなるとか、ガソリン価格が高騰するとか。
5年程度で買い換えるなら、まだ買い時なのだけど
’06年式をいまだに愛でているぱぱとしては、ガソリンエンジン販売終了のリミットはすぐそこなのだ。