いつもひらがなで「ぱぱ」「まま」と標記しているのですが
これが結構読みづらくて
読み易いように区切りを変えたり単語を変えたりして対応してます。
「ぱぱ」については「おばば」と紛らわしいくらいで
日本語としてほとんど出てこないので問題ないのですが
「まま」というのは結構出てくる。
ままはままある。なんつって。
なので普通に「妻」と標記した方がいいなと思った。
もともとひらがなで書くことに意味があったわけじゃないのですが
パパはありふれているのであえて平仮名にしているだけ。
そうなるとママも平仮名にしないとバランスが悪いなと思っただけ。
さて
年に数回、関越道を上って新潟から東京方面へ向かうことがあるのです。
まぁぱぱの実家は東京ですしね。
と言っても実家に帰るのはせいぜいが正月くらい。
その途中、赤城ICを過ぎて渋川伊香保ICの手前で急激に景色が開けるポイントがあります。
山間を下って行って、両側の山が途切れるところ。
利根川を越える橋にさしかかる下り坂。
前橋の街を見下ろすポイント。
山間の田舎から都会に来たと実感する瞬間。
ぱぱはこの景色が大嫌い。
ダストシュートに流されて、焼却炉に飛び込むような気持ちになる。
けっこうな下り坂なので余計に落ちていく感じがするのね。
ところが妻はこの景色が大好きなのだという。
まさに都会に来たと実感するから。
キラキラと輝いて見えるカラフルなものたちが
ザラザラとしたノイズにしか見えない。
夜景だったら綺麗なんですけどね。
欧米人には、セミはもちろんのこと、スズムシでさえもノイズにしか聞こえないというが…
価値観の違いって「気にしない」ことは出来ても「同じように感じる」ことは難しい。