特性と成長 | ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

ハンサムおかんの子育て塾~発達障害児を育てるお母さんの心をサポート

大阪を拠点に活動中。発達障害児を育てるお母さんに向けて「信じて見守る子育て」を発信しています。元毒親。息子の発達障害をきっかけにコーチングを学び、起業しました。「気質」×「コーチング」×「方眼ノート」でありのままの子どもを認めて伸ばす子育てを伝えています。

こんにちは!
ハンサムおかん☆きよみんです。

「やばい」

水曜日のお昼過ぎ、
長男から画像付きで
メールが来ました。

何がやばいのか。
と思って画像を見ると、
そこには学校からの張り紙が。

新入生で、
高校在学中に
奨学金が決まっていた学生向けの、
説明会の日程で、
長男を対象とした日程は、
前日になっていました。
「出席しない場合は、奨学金を受給できません。」
と赤字で大きく書いてあります。

どうやら
決められた日に
行けなかったもよう。

先週から
奨学金のことで
私とやり取りをしていて、
もうすでに事務局にも
顔を出していると思っていて、
なぜこんな大事なことを
知らなかったんだ!
と思ったのですが、
よくよく聞くと、
事務局に行こうとしたのが
その日初めてで、
窓口にたどり着く前に、
その張り紙を見て、
びっくりして
不安になって、私にメールを
してきたみたいです。

それまでのオリエンテーションで、
説明会について、
話はなかったのかと聞くと、
「ない」の一点張り。

それが本当かどうかは、
私にはわかりませんが、
とにかく、
彼の行動を今更責めていても、
事態は変わらないので、
「今すぐ事務局で、
ちゃんと説明してみてごらん」
と行かせたところ、
対象者ではないけれど、
あと一回説明会の日程が
残っていて、
そこに参加するように言われた。

と、
事務局から戻ってきて
再びメール。

本人も
ちょっと安心しているようでした。

大事にはならないけれど、
いくつもの失敗を
ポツポツ重ねながら
それでも一人で、
なんとか頑張っている長男。

おかんとして、
まだまだ心配は尽きませんが、
人よりもたくさんの
失敗が必要で、
時間もかかるけれども、
それでも少しずつ、
彼は彼なりに
やっていっているのが
伝わってきます。

できること、
できるようになったこと。
については、
もう私に頼ってくることも
ありませんし、
そういうことが
じわじわと増えていって、
成長していく。

これまでも、
これからも、
それが彼のパターンなんだと
思います。

そして昨日は、
インターネットの申し込みの
用紙と、
塾のバイト面接のための、
生まれて初めての履歴書作成につきあって、
夜、1時間通話しっぱなしでした。

やはり、
初めての作業のときは、
不安が強いのか、
すぐに私に聞ける状態でするほうが
安心するのでしょうね。

通話料金がかからず、
気軽に電話ができる時代でよかった。
とつくづく思います。

もちろん
そうでなければ、
そうではないなりに、
やっていたとは思いますが、
使えるものは使って、
長男が少しでも不安を減らし、
少しずつ
彼の自信を積み重ねていってほしいと
思っています。

そもそも
自分で勝手になんでもしていく子は、
いちいち親に聞いたりは
しないでしょう。

説明会に間に合わなかった!
と気づいた時点で、
自分の判断で
事務局に走っていたでしょう。

けれど、
みんながみんな
そうできるわけでもなく、
気質や特性の違いで、
そこで立ち止まりそうになる子も
一定数いるわけです。

みんなはちゃんとやっているのに、
親に頼ってくるなんて!
と、
聞いてきたことに対して
イラッとしてしまうことも
あるかもしれません。

親自身が、
自分の力でやってきた人であるほど、
子どもがそうではないことに
不安や怒りを覚えやすいとも
思います。

成長の速度ややり方は、
親が思っている以上に
人それぞれで、
それが実は当たり前なんだと
私は思っています。

それでも
その子が成長していないかといえば、
そうではなく、
半年前、一年前よりは、
確実にできることも増え、
成長しているのであれば、
それでいいのです。

特性が強いと、
ある一面は、
大多数の人よりも成長が遅く、
またある一面は、
大多数の人よりも成長が早い。

そんな凸凹が
見えてきますが、
それが本人の特性であり、
個性なのだから、
それでいいのです。

ゆっくりと、
でも確実に、
子ども自身が
その子のペースで成長していくのを、
信じて見守り
応援できる子育て。

子育てコーチングには、
それができる
スキルとマインドがあります。

子どもをありのまま受け止め、
自分で考え、行動できる人に
育てていくために。

学びを始めてみませんか?