れいside


……私がいま、、、

1番推してる選手。



あ、、潤くんのことはそれはちゃんと想ってるし、

推してるし、、

なんだろ、そこは不動の1番っていうか。殿堂入りっていうか……



想ってることが当たり前っていうかさ……



天秤にかけてるわけじゃないの。



「ほんとに、、今推してて……」


「うん、それは分かる。わかるけど……

なんだろうなぁ、、、なんか……

なんつーんだろ……

ストレートに聞くけど、、こういう動画見てるわけじゃん?」



潤くんの手のひらで私の推しがウィンクしてる。

あ、、、このウィンクは仲間に《やったな》みたいな意味のウィンクで、決してアイドル的な意味はなくて…

相手は海外で活躍してる人だから……

ってなんか言い訳みたいなことを考えてる。



「どういう意味合い?その、、れいの推してるって。」



今までの私の推し歴的な話をし出す。

たしかに、今回は違うジャンルなの。



「うーん、、私の中では同じだし、、特別意味が違うとかはない。

純粋に推してる。なんか、、活力になるっていうかさ…やる気になるじゃん?」


「活力とやる気ってたいしてかわんねぇだろ……」



潤くんが、色々聞いてくるのは珍しくてっていうか、、、ちょっと怖いかも……



「潤くんを追いかけて色んなところにいくのと同じだよ?

この選手は海外だから追いかけるとかはないかな。」


「きて。」



潤くんが、私の腕を引く。

もたつく私のスピードに合わせて、ゆっくり引っ張られて、潤くんの上に乗らせたら

潤くんよりも、私のほうが上になるから見下ろしてる感じ……



「え、、なに?」


「れいが来られるように舞台のチケット、用意してもらう。」


「え、、?何いってんの、、だって……」


「まじで用意するわ。」



潤くんが私の申し訳ないくらいの胸の谷 間に

顔を埋める。

パジャマ越しにわかる潤くんの 吐 息。

布越しに 胸に キスをされてるのがわかる。



「ん?……なに?なになに?」



パジャマの中に手が入って、ブラ のホックが外された。



***


潤くんの心境はいかに……?