Secret⑦
れいsideえ、、、どういうこと………?潤くんを見てるけど、全然目を合わせてくれない。手を引かれて、並ぶけど、なんか、、呆気にとられてるっていうか、、、ちょっと、、意味わからない。なんか、、、この後のことをよく覚えていないまま体育祭が終わった。制服に着替え終わって帰るときに、潤くんから声をかけられた。「れい、、、このあと、、、暇?」……えっと、、、もしかして、、、、さっき、、の、、、あの、、、、件についてお話があると言うのでしょうか……「れいも行くでしよ?打ち上げ!」周りの友達からも誘いの声。なんでよ……期待しちゃったじゃんか……「うん、、、行く!」その場の空気にあわせて、行く!って元気に言ったはいいけど……ファミレスに向かう道の途中、潤くんがいないことに気づく。「ねぇ、、潤くんは?」周りの子に聞くと、どうやら後輩に呼び出しくらったと……ということは、、、告白……?元々モテるのは知ってるから……後ろから走ってくる足音が聞こえる。振り返ると潤くんが、かけて私のすぐ真後ろに立った。それに気づく周りの子が、どんな子に告白されたの?って冷やかしていた。「違う違う。なんかさ、変な風習?あんじゃん。ハチマキ貰うとか、、、そういうやつ。」「で、あげたの?」「うん。別にいらないし。」「てか、それってほぼ告白だからね!!」私はただ、友達と潤くんとのやり取りを聞いていただけだった。なんとも言えない、、、嫌な気持ちをどうにかなくそうってしてた。***