東海大学医学部付属病院へ 16 手術後1年半経過 | 耳下腺腫瘍になってしまった。。

耳下腺腫瘍になってしまった。。

        「コリント書の第13章を知ってるか!」

 

およそ2か月ぶりに伊勢原の東海大学医学部付属病院に行きました。

 

もはや生活の一部に組み込まれた感ある大学病院通いですが、いつもの経過観察なので、伊勢原から近くに見える丹沢の冬の景色を立ち止まって眺める余裕もあります。

 

最初、まず1階の画像検査センターでCTを撮ってから、1時間後に3階にある耳鼻咽喉科で診察を受けます。

 

「チクッとしますよー」

 

造影剤が体に入ってくると、冬場には心地良い温かさが、いつものように寝ている背中の方からジワジワとお腹の方に向かって全身に拡散して行きます。

 

CTの待ち時間はほとんど無かったので、15分程度で終わった後は、病院の中をフラフラして時間を潰します。

 

5階に2つあるレストランに行くと、お昼時なので賑わっていて軽く行列ができてました。

良心的な価格の日替わりメニューが何種類も、ああ結構美味しそう。。だがここでゆっくり食べるほどの時間の余裕はありません。

看護師さんが何人も並んでいる列があると思ったら、このレストランはデリもやっていて、そちらの方の長い行列でした。

 

次は地下階にあるコンビニ「ファミリーマート」に行ってみます。

やはりお昼時なのでレジの前には行列ができています。入院していた時には、ほぼ毎日のようにここに来ていました。

面積が広い店舗ではないので、入院中の患者さんや病院の方々の邪魔にならないように早々に立ち去ります。

 

入院中、様々な思いを抱えながら何度も眺めた病棟のラウンジからの景色が見たくて、自分の病室があった階のラウンジに行ってみました。

 

今、ここからの景色を眺めていると、それまでは日常で気軽に使っていた「健康」という言葉が、入院・手術を経験した後では、自分にとって、とても重みのある言葉になっている事を感じます。

 

「よいしょ、ああダメだわ」

ふと見ると、すぐ隣で、入院中と思われる車椅子のおばあさんが、テレビカード販売機に千円札を入れようとして、うまくいかずに溜息をついている所でした。

 

こんな事でもお役に立てれば、、

「ここに入れればいいですか?」

「ああ、すいませんねえ」

少しでも入院生活が楽になりますように。

 

 

東海大学医学部付属病院の現在の建物を設計・施工したのは戸田建設で、戸田建設のウェブサイトには、設計時に、医師や看護師の方にとっても、患者にとっても使いやすい施設になるように検討を重ねた経過が公開されています。基本設計は三菱商事なんですね。

 

「東海大学医学部付属病院新病院棟」戸田建設

工事概要

http://www.toda.co.jp/monodukuri/watashi/91/syousai.html

「病院スタッフが設計に参加」

http://www.toda.co.jp/monodukuri/watashi/91/01.html

「命を守る最前線」

http://www.toda.co.jp/monodukuri/watashi/91/02.html

「新しい病院のかたち」

http://www.toda.co.jp/monodukuri/watashi/91/03.html

 

「どこにもない病院 - 東海大学医学部付属病院」戸田建設

http://www.toda.co.jp/monodukuri/solution/hospital/index.html

 

自分の親戚には旧建設省や大林組など建築畑の人が多く、自分も現代建築は好きなので、こうした記事があるとガッツリ読み込んでしまいます。

 

 

そろそろ耳鼻咽喉科の診察の時間です。受付のカウンターにある受付機に診察カードを入れて受診票を受け取り、槇先生の診察室の前で待ちます。

今日はほとんど待たずに自分の順番に。

 

いつもの触診から入ります。首の耳の下あたりをグリグリ。

 

(良くない変化が起きていませんように。。)←声にならない声

 

槇先生「良さそうですね。CTの結果も良さそうでした」

 

自分「ありがとうございます」(´ー`)

 

槇先生「肺の方も撮りましたが良さそうでした」

 

自分「はい。ありがとうございます。。」 (それは願ってもない検査と、願ってもない検査結果。。)

 

何度やめなさいと言われても、いつまでも喫煙者から抜け出せない自分のために、頸部のCTと合わせて肺のCTも撮ってくれたようです。

 

この病院に来る前は、国立がんセンター中央病院の頭頸部腫瘍科に専門医として勤務していた槇先生なので、癌についても専門知識が豊富なので大変頼りになります。

 

以前の診察の時に、喫煙によって発生する可能性のある癌の病名を、一気にダーッと十数種類ほど列挙された時を思い出しました。。

 

ここまでお世話になっていると、槇先生には10年後、20年後あたりには、この病院を背負って立つ名医として、NHK「プロフェッショナル仕事の流儀」にご出演なさっていただきたいところです。

 

リンク先の映像は、順天堂大学医学部附属順天堂医院の小児外科医・山高篤行医師の放送回。

https://www.juntendo.ac.jp/hospital/clinic/shonigeka/

「プロフェッショナル 仕事の流儀 小児外科医 山高篤行」NHK

http://www.nhk.or.jp/professional/2015/0316/index.html

こんな感じで(´ー`)

https://www.youtube.com/watch?v=Qsnv2UGffno&t=781s