ピアノケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

型にはまったお菓子なお茶の時間

主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

数週間遅れて、自分の誕生日ケーキを作りました。

今回はスクエア型で焼いたケーキを、ピアノ形にカット。


中身はココアのバターケーキにチョコがけをしただけのシンプルなものですが、この組み合わせが大好きで定期的に作ります。


なんだかチョコがけのカステラのような雰囲気も感じられる味わいで、お茶のお供にぴったりなんです。





鍵盤は、型で固めたチョコレート。

(アイシングやチョコペンでもOK。)


 

 

四角いので、ミニサイズのタブレット型(板チョコ)として使うのにも良いサイズ感のお気に入り。





型はフッ素やシリコンなどでくっつかないよう表面加工されている物を使うことで、チョコがけした表面がなめらかに仕上がります。

これではないのですが、今回はこちらのようにつなぎめがなく、口がやや広がったタイプの型を使用。


 

また生地は共立てで作っていることと、油脂の半分に米油を使っているので、冷やしてもしっとりソフトであまり硬くなりません。





【材料】


20cm角型(高さ4.5cm)ノンスティック加工の共底

(1.9L/アメリカの8カップ分)

☆ココアケーキ
 卵 M〜Lサイズ4個(210〜240g)
 グラニュー糖 220g
 薄力粉 160g
 ココアパウダー 40g
 ベーキングパウダー 4g
 無塩バター 95g
 米油 95g

☆コーティング用チョコレート
 スイートチョコレート 150g
 米油 25g

☆鍵盤(型を使った場合の分量。先に作っておく)
 ホワイトチョコレート 80g
 スイートチョコレート(ミルクやダークも可) 5〜10g 


【準備】
○オーブンは170度に予熱し始める
○型にまんべんなく離型油のスプレーをふきつけるか、または柔らかく練ったバターを均一に塗る
○無塩バターと米油を合わせ、湯煎であたためバターを溶かしておく
○薄力粉・ココアパウダー・ベーキングパウダーを合わせてふるい、再度ふるう準備をしておく


【作り方】

①生地を作る。卵と砂糖をボウルに入れ、湯煎で温め35度くらいの温度を保ちながらハンドミキサーでもったりとするまで泡立てる

★今回はスタンドミキサーを使いました。
 スタンドミキサーを使う場合は別のボウルの中で混ぜながら湯煎し、40度くらいまで温まったら付属のボウルに移して混ぜます。


②持ち上げるとリボン状に生地が表面に落ちるようになれば低速で数十秒~1分ほど混ぜ合わせて大きな気泡を抜く


③粉類をふるいながら加え、ゴムベラでボウルの底面をこすりながらすくいあげて返すように混ぜ合わせる


④粉気が見えなくなってきたら、溶かした油脂類をゴムベラの面で受けるように加え、更に底からすくって返すようにむらなく混ぜ合わせる

★油脂類は温かい状態で加えると混ざりやすくなります。


⑤型に生地を流し、型底を軽く台に打ち付けて大きな気泡抜き、35分ほど焼く

⑥型ごと取り出して数分後、ケーキクーラーの上にそっと返して中身を取り出し、冷ます


⑦しっかり冷めたら、ピアノの形にカットする

★鍵盤を置く部分を作り、蓋の形の余分を切り落とし、角の丸みも取りました。


⑧ケーキは網の上に置き、チョコレートと米油を湯煎で溶かしたもので表面全体をコーティングする


⑨鍵盤を置く

★今回は黒鍵部分にスイートチョコレートを流して冷やし、固まったら白鍵としてホワイトチョコレートを溶かしたものを流して鍵盤を作りました。
 型を使わず、アイシングやチョコペンで描いても可。