数週間遅れて、自分の誕生日ケーキを作りました。
今回はスクエア型で焼いたケーキを、ピアノ形にカット。
中身はココアのバターケーキにチョコがけをしただけのシンプルなものですが、この組み合わせが大好きで定期的に作ります。
なんだかチョコがけのカステラのような雰囲気も感じられる味わいで、お茶のお供にぴったりなんです。

型はフッ素やシリコンなどでくっつかないよう表面加工されている物を使うことで、チョコがけした表面がなめらかに仕上がります。
これではないのですが、今回はこちらのようにつなぎめがなく、口がやや広がったタイプの型を使用。
【材料】
20cm角型(高さ4.5cm)ノンスティック加工の共底
(1.9L/アメリカの8カップ分)
☆ココアケーキ
卵 M〜Lサイズ4個(210〜240g)
グラニュー糖 220g
薄力粉 160g
ココアパウダー 40g
ベーキングパウダー 4g
無塩バター 95g
米油 95g
☆コーティング用チョコレート
スイートチョコレート 150g
米油 25g
☆鍵盤(型を使った場合の分量。先に作っておく)
ホワイトチョコレート 80g
スイートチョコレート(ミルクやダークも可) 5〜10g
【準備】
○オーブンは170度に予熱し始める
○型にまんべんなく離型油のスプレーをふきつけるか、または柔らかく練ったバターを均一に塗る
○無塩バターと米油を合わせ、湯煎であたためバターを溶かしておく
○薄力粉・ココアパウダー・ベーキングパウダーを合わせてふるい、再度ふるう準備をしておく
【作り方】
①生地を作る。卵と砂糖をボウルに入れ、湯煎で温め35度くらいの温度を保ちながらハンドミキサーでもったりとするまで泡立てる
★今回はスタンドミキサーを使いました。
スタンドミキサーを使う場合は別のボウルの中で混ぜながら湯煎し、40度くらいまで温まったら付属のボウルに移して混ぜます。
②持ち上げるとリボン状に生地が表面に落ちるようになれば低速で数十秒~1分ほど混ぜ合わせて大きな気泡を抜く
③粉類をふるいながら加え、ゴムベラでボウルの底面をこすりながらすくいあげて返すように混ぜ合わせる
④粉気が見えなくなってきたら、溶かした油脂類をゴムベラの面で受けるように加え、更に底からすくって返すようにむらなく混ぜ合わせる
★油脂類は温かい状態で加えると混ざりやすくなります。
⑤型に生地を流し、型底を軽く台に打ち付けて大きな気泡抜き、35分ほど焼く
⑥型ごと取り出して数分後、ケーキクーラーの上にそっと返して中身を取り出し、冷ます
⑦しっかり冷めたら、ピアノの形にカットする
★鍵盤を置く部分を作り、蓋の形の余分を切り落とし、角の丸みも取りました。
⑨鍵盤を置く
★今回は黒鍵部分にスイートチョコレートを流して冷やし、固まったら白鍵としてホワイトチョコレートを溶かしたものを流して鍵盤を作りました。
型を使わず、アイシングやチョコペンで描いても可。