少し前に載せたクッキー模様の型を使って、ビクトリアケーキを作りました。
ビクトリアケーキといえば、1台の型で焼いたものをスライスして作ることも多いのですが、本来は2枚の薄い型で焼いたものを重ねるのが伝統的な作り方なんですよね。
バターケーキにクリームとジャムを挟んだケーキは、紅茶の国の女王が好んだだけあって、紅茶との相性が◎。
ほっと一息つきたい時にぴったりで、私の中ではなんとなくゆったりと余裕のある時に食べたいケーキです。
型はもう販売されていないものなのですが、21〜22cmの丸型2台でも代用可。
(焼き時間を調整して、生地を分けずに1台で焼いて、スライスしても)
生地は、よりクッキーっぽく見せたくてこの前のケーキより薄めに焼きました。
ちょっと模様はわかりにくくなりますが、粉糖をふってもキュート。
【材料】
22cmの丸型 2枚分
☆生地
卵 M〜Lサイズ3個(160~180g)
グラニュー糖 135g
薄力粉 150g
ベーキングパウダー 3g
無塩バター 70g
米油 70g
☆仕上げ
ラズベリーやストロベリーのジャム 180g
生クリーム 180g
グラニュー糖 18g
粉糖 適量
【準備】
○オーブンは180度に予熱し始める
○無塩バターと米油を合わせ、湯煎であたためバターを溶かしておく
○薄力粉とベーキングパウダーを合わせてふるっておく
○型にまんべんなく油脂を塗る。または柔らかくなったバターを刷毛で塗って冷やし、強力粉を均一に叩いて使うまで冷蔵庫へ
【作り方】
①卵と砂糖をボウルに入れ、湯煎で温め35度くらいの温度を保ちながらハンドミキサーでもったりとするまで泡立てる
★今回はスタンドミキサーを使いました。
スタンドミキサーを使う場合は別のボウルの中で混ぜながら湯煎し、40度くらいまで温まったら付属のボウルに移して混ぜます。
②持ち上げるとリボン状に生地が表面に落ちるようになれば低速で数十秒~1分ほど混ぜ合わせて大きな気泡を抜く
③粉類をふるいながら加え、ゴムベラでボウルの底面をこすりながらすくいあげて返すように混ぜ合わせる
④粉気が見えなくなってきたら、溶かした油脂類をゴムベラの面で受けるように加え、更に底からすくって返すようにむらなく混ぜ合わせる
★油脂類は温かい状態で加えると混ざりやすくなります。
⑤型に半量ずつ生地を流し、型底を軽く台に打ち付けて大きな気泡を抜き、20〜22分ほど焼く
⑥取り出して2〜3分後、ケーキクーラーの上にオーブンシートを敷き、その上にそっと返して中身を取り出す
⑦生地がしっかり冷めたら、下段になる生地の内側にジャムを塗り広げる
⑧生クリームとグラニュー糖を八分立てにしたものをジャムに重ねて塗り広げ(または絞り出して)、もう一枚の生地を重ね、粉糖をふる