バスク風 焼き芋のチーズケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

最近夫が焼き芋にハマっていて、常にさつまいもがある日も多かったので、私もさつまいもを使ったお菓子をたくさん焼きました。


中でも美味しかったのが、焼き芋を混ぜ込んだクリーミーなチーズケーキ。

高温で濃いめの焼き目をつけ、外側は香ばしく、内側はしっとりとした食感に仕上げています。


温度や時間はバスク風の焼き方ですし、外側のキャラメル感や見た目もそれっぽくなりますが、個人的な好みとしてバスクというならもうちょっととろりとした柔らかさが欲しいところ。

しっとりなめらかに感じる配合の、バスクとベイクドの中間といった印象なので、タイトルは“バスク風”としています。





今回は敷き紙もバスクチーズケーキの敷き込み方なのでラフな印象ですが、専用の敷き紙を使うと縁の形もきれいです。

 

 

ねっとり系の焼き芋を使うのがポイントで、裏ごしした状態で合わせるので口当たりもなめらか。

さつまいもを蒸したり茹でて生地に加えるのとは、また違った味わいです。




【材料】

15cmの丸型

クリームチーズ 170g

グラニュー糖 70〜75g

焼き芋(ねっとり系・裏ごししたもの)正味170g

卵 M2個

生クリーム 140g

ラム酒 3g



※今回使用したさつまいもは、生の状態で皮を剥く前の重さは260gでした。



【準備】
○クリームチーズと卵は室温に戻す(生クリームは冷たいままでOK)

○型に敷き紙を敷く(写真では大きいオーブンシート1枚=約30cm四方のものを一度くしゃっと丸めて広げ、型に沿って敷きこみました)

○オーブンを250度に予熱する

 
【作り方】

①さつまいもは大きさに合わせて160〜200度で50〜60分ほどオーブンで焼く。粗熱が採れたら皮を剥き、裏ごしした状態で170g準備する


★今回は小ぶりなシルクスイート2個を少し濡らして160度で40〜50分ほど焼き、ホイルで覆って冷ましました。


②ハンドミキサーの低速でクリームチーズをなめらかに練り、グラニュー糖を加えてなめらかになるまで混ぜ合わせる

②裏ごししたさつまいも混ぜ込み、卵を1個ずつ割入れ、その都度手早くなめらかになるまで混ぜ合わせる


★側面についたゴムベラではらって落とし込みながら混ぜ合わせる。

③生クリームとラム酒を加えて混ぜ合わせる


④準備しておいた型に流して軽く何度か台に打ち付けて空気を抜き、予熱が終了したオーブンに入れ、230度で30分焼く


⑤上面にしっかりと焼き目がつき、生地が少し持ち上がっていたら取り出す


⑥ケーキクーラーの上で2〜3時間ほど冷まし、冷蔵庫に入れて半日冷やしてから取り出す(冷蔵庫で冷やさないと切り分けることができません)


★少しでも熱がある状態でラップをすると、水滴が発生して表面に落ち、その部分の色が変わる場合があります。

 冷蔵庫でもある程度冷えたあとにラップやカバーをかけるのがおすすめです。