黒糖カヌレ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

黒糖で甘みをつけたカヌレを焼きました。

カヌレは砂糖の割合が多いお菓子なので、いつもの砂糖を黒糖に変えるだけで色濃く風味も濃厚になります。


先日、ブラウンシュガーを使うとなかなかうまくいかない話を載せましたが、黒糖は問題ないようでひと安心。

(ちなみに日本では製法に関わらず茶色い砂糖のことをブラウンシュガーと呼ぶのでわかりにくいのですが、今回はさとうきびの絞り汁を煮詰めたタイプの一般的にイメージする黒糖。)


ホイップクリームやシナモンなどのスパイスとも好相性です。





【材料】

6cmのカヌレ型5個分


 卵黄 35g(Mサイズ2個分が目安)
 卵白 20g(卵黄と合わせて55gになるように調整)

 黒糖(粉末)100g

 薄力粉 60g

 牛乳 250g
 バニラビーンズ 1/2本分
 ラム酒 10g
 無塩バター 10g


【準備】
○粉をふるう
○バターを溶かす


【作り方】

①牛乳と、削いだバニラビーンズを小鍋に入れて50~60度まで温め、香りを移し、常温まで冷ましておく

②ボウルに卵黄・卵白・黒糖を入れて混ぜ合わせる。ラム酒、薄力粉、溶かしたバターを順に混ぜ合わせる


★なめらかに混ざればOK。

 薄力粉がグルテンを形成してしまうので多く混ぜすぎないこと。


③牛乳を少量混ぜ合わせ、馴染んだら残りも加えて混ぜ合わせる。冷蔵庫で12~24時間休ませる


★休ませて全体を馴染ませないと、生地が暴れる原因に。

④オーブンを210度に予熱し、その間に型に柔らかく練った分量外のバターをむらなく型に塗る。生地は室温に戻し、お玉で底から何度か混ぜてから、茶漉しでそっと漉す

★しっかりとバターを塗っておかないと美味しそうな焼き色がつかず、うまく外れにくくなり、外れないからといて勢いよく振って取り出してしまうと生地が底に偏って目が詰まるので、必ずバターをまんべんなく塗っておきます。

⑤型に8の分目まで流し入れ、55分焼く


★温度・焼き時間は型の材質やオーブンにより調整できますが、温度が低すぎると目が詰まった仕上がりになるので注意。



【保存・期限】
 常温で、翌日まで(食感が良いのは粗熱が取れてから半日~当日中)