もち粉のクレープ〈もち粉研究⑦〉 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

もち粉を使って何度かお菓子を作る中で、”水分が多く、もちもちに仕上げたいお菓子にはいいのかも”と感じたため、次はクレープを焼きました。


結果、縁は薄くてパリパリとした感じになりましたが、内側はちゃんともっちりとした仕上がりに。

とはいえ、クレープはそもそも薄力粉で作ってももっちりとした食感に仕上がりますよね。

(だからこそ今回試してみたのですが)


ただ、もち粉は作るお菓子を選びますし「粒の細かさが製菓用ではない、普通のもち粉でも応用できた」というのが今回のポイントだと思います。





というのも、同じように水分が多くもっちりとした仕上がりのお菓子をあとひとつ作ったのですが、必ずしもその条件が当てはまるものがうまくいくとは限らないことがわかり…
詳しくは次の投稿にて。

さてもち粉といえば和のイメージなので、クリームも桜餡入りに。
ひとつ前に載せたレシピの残りなのですが、この色はいちごの赤色と相性抜群です。




【材料】

20cmサイズ 5〜6枚分

 もち粉 50g
 グラニュー糖 15g
 ベーキングパウダー 1g
 牛乳 130g
 卵 M〜Lサイズ1個
 溶かし無塩バター 10g


【準備】
○牛乳・卵は室温に戻しておく
 →材料を同じくらいの温度に合わせておかないと、バターが固まるなどしてうまく濾せないため


【作り方】

①もち粉・ベーキングパウダー・グラニュー糖をボウルに入れて混ぜ合わせ、牛乳の半量・溶いた卵・溶かしバター・残りの牛乳の順に加えてその都度むらなくしっかりと混ぜ合わせる
 
②一度漉してだまを取り除き、ラップをして室温で1時間休ませる

★成分を馴染ませて、のびやすく、破れにくくするため。

③直径20cm強のフライパンを強火で熱して、油を入れ、キッチンペーパーで適度にふき取るようにしながら全体に薄くのばし、しっかりと熱されたら弱火にする

④②のボウルの底に沈んだ粉を泡だて器で混ぜて、生地の状態を均一にし、フライパンにお玉1杯弱(35g前後程度)の生地を中央から一度に流し入れて、手早く面いっぱいに広げる

⑤1分半~2分ほどして適度な焼き色がついたら、へらや箸などを使って破れないよう裏返して、1分程焼いて焼き目をつける

⑥乾燥しないよう、ラップをかけて冷まし、④と⑤を繰り返して残りの生地も焼く

★もち粉は沈むので、必ず毎回ボウルの底から混ぜてからすくうこと。