バントパンでレモンポレンタケーキ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

娘と”レモンアイシングがかかったケーキが食べたいね”という話になったので、おやつにレモンポレンタケーキを作りました。
最近アーモンドパウダーとコーングリッツをキロ買いしたところだったんです。

ポレンタ=イタリア語でとうもろこし粉のこと。
そのポレンタとレモンをたっぷり使った今回のケーキは、小麦粉を使わないので混ぜ具合を気にせずしっかりと攪拌して良い、グルテンフリースイーツ。
小麦粉のかわりにアーモンドパウダーをたっぷりと使うので、とてもしっとりとしています。

作りやすい分量でのレシピやポイント、どんなケーキなのかはこちらのコラムにまとめているのですが…


 



今回はパウンドケーキ型の3倍の量!

ノルディックウェアの10カップ分(アメリカは1カップ240mlなので、その10倍量=2.4L)のバントパンを使って焼きました。





今回の型は日本未発売のため個人輸入か代理店経由でしか手に入らないのですが、この形でなくても同じノルディックウェアの10カップのバントパンなら今回のレシピそのままで焼けます。


レモンシロップがじゅわっと染みわたった生地に、レモンアイシングをたっぷり。

もう少し上手にかけられたらよかったのですが…


ところで今回使用したレモンはチリ産だったのですが、パッケージに”収穫後の防カビ剤を一切使っていないので、皮まで安心して使えます”というような文章が記載されていました。
久しぶりにケーキにレモンの皮を加えましたが、風味が増してケーキに奥深さがでますよね。

庭には果物だけでも10本ほどの木があって、それぞれよく実がなるのに、以前植えたレモンだけは1度も実りませんでした。
夫はお酒によく櫛切りのレモンを入れますし、私もお菓子作りにあれば絶対に便利なので、夫と”久しぶりにまた植えてみようよ”と話しています。




【材料】

ノルディックウェアの10カップ用の型 1台分

☆生地
 無塩バター300g
 グラニュー糖 270g
 卵 300g (M6個)
 コーングリッツ 150g
 アーモンドパウダー 300g
 ベーキングパウダー 8g
 レモンの皮 3個分

☆シロップ
 レモン汁 90g
 粉糖 45g

☆アイシング(全体を覆いたい場合はこの2〜3倍量)
 粉糖 150g
 レモン汁 30g


【準備】
○コーングリッツ・アーモンドパウダー・ベーキングパウダーを混ぜておく
○バターは室温に度しておく
○型に油脂を塗るか、離型油をスプレーする

○作り始める前にオーブンを180度に予熱し始める


【作り方】

①バター・グラニュー糖・レモンの皮のすりおろしをボウルに入れて、泡だて器で練り混ぜる

②混ぜておいた粉類と卵1個ずつを交互に加え、都度しっかりと混ぜる 


★薄力粉ではないので、ゴムベラに変える必要はありません。

③型に流し、180度に予熱したオーブンで45〜50分ほど焼く


★焦げそうな時はアルミホイルをかぶせ、竹串を刺しても生地がつかなくなれば焼き上がり。

④ケーキの粗熱がとれたら型から外し、竹串で15〜20箇所均等に穴をあける


⑤シロップ用のレモン汁と粉糖を火にかけて溶かし、ケーキに染み込ませる

★この配合はやや酸味が強めなので、レモン汁と粉糖の割合は好みで。


⑥アイシング用の粉糖とレモン汁を軽く混ぜながら弱火~中火で加熱する。50度になったらすぐに火からおろして手早くケーキにかける

★当日中に食べきれない場合は、冷蔵庫で数日間保存できます。
 ラップでぴったりと包むなど、乾燥には気をつけてください。