理想のチーズケーキにたどり着くまで | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

今月は、夫が”理想のチーズテリーヌ”を追い求めています。

今回はその経過の記録です。


といっても、前回焼いたのは”パウンド型で焼いたバスクチーズケーキ”でした。
レシピはYoutubeを参考に。

 



でもちょっと違ったらしく、その後も私のレシピで焼いてみたのですが、





中央がへこむのは違う…と納得いかない様子。

私は同じ生地でもパウンド型で焼くとこんな風にしぼむんだなぁと勉強になりました。




↑クッキー型はcottaさんのもの。



それなら湯煎焼きが良いのでは、と提案し、また別のYoutubeで見つけたレシピを参考にベイクドチーズケーキを焼いていたのですが、”これじゃないんだよなぁ…”とやはり理想には程遠い様子。


もちろん夫の思うものとは違うだけであり、チーズケーキとしては美味しいレシピです。






そもそも”チーズテリーヌとはどんなものだと思っているのか” ”どこがどう理想とは違うのか”と訪ねてみたところ、夫はテリーヌというよりは「パウンド型で焼いた理想の食感のチーズケーキ」が作りたかったらしいということがわかりました。

中央がへこんでおらず、表面には焼き色がついていて、なんといっても”濃厚だけど軽い、じょわっ(?)とした食感”を求めているのだとか。


とりあえず作りたいものがテリーヌではなかった(!)ということがわかったので、改めてチーズケーキの種類をおさらいする中で、ニューヨークチーズケーキはどうだろう?と提案されました。

でもそれだと食感は一般的なベイクドやバスクチーズケーキのような感じで、濃厚ですが食感は重めになってしまいます。

その前に”じょわっ”て、何だろう…軽い食感のチーズケーキ…と考えて、ふと浮かんだのがスフレチーズケーキ。

これならしゅわしゅわっと軽い口当たり。

夫はまだハンドミキサーで卵を泡立てたことがなく、いきなり作るのはちょっとハードルが高いかもしれないので、私が作ってみました。






パウンド型で焼くと熱の通り方が変わることもありかなり大きく割れてしまいましたが、冷めるととりあえず落ち着いて平らに。


 



しかし食べてもらうと、やっぱりこれも違うとのこと。笑

理想より軽すぎるそうです。


ただ“食感はスフレとベイクドの中間、味はバスクくらい濃厚なものが良いから次はこうしてみよう”などと試してみたいことがどんどん浮かんできている模様。

ある程度写真がまとまったら、また経過を記録したいと思っています。


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それにしても私、味見で2キロも増えてしまいました。

食べなければ良いだけなのですが、つい…!

そういうことで、毎月末に投稿しているダイエット記録は今月はお休みします笑


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ところで私のレシピで夫が焼いたバスクチーズケーキは、文字通り順番に混ぜるだけの作り方でも、こんなにも違うかというほど食感が別物でした。


もちろんパウンド型で作ったからというのもあると思いますが、夫の作り方を見て感じたのが言葉の捉え方や感覚の違い。

このケーキに限らないのですが、例えば「よく混ぜる」という部分、私から見たら充分混ざっている状態でも、夫は更に長くもっとしっかり泡立てるように混ぜ続けて、余分な空気がかなり含まれてしまったり…

慣れでつい省きがちな部分もあると思いますし、どこまでどう説明すると良いのか、レシピを文字で伝える難しさを痛感しています。