黒豆と抹茶のティグレ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

1つ前の記事を投稿した際に作りたかった、抹茶のフィナンシェを焼きました。
2つ前に投稿したお菓子に使ったミニサバラン型がまだキッチンに出しっぱなしだったので、その型を使ってティグレにアレンジ。





数年前から流行中の「ティグレ」はフランス語に訳すると「虎」。
フィナンシェ生地に刻んだチョコを加えて焼き、くぼみにガナッシュを詰めた、虎柄を模したお菓子です。
今回は抹茶生地によく合う、黒豆の甘露煮で虎模様を出してみました。





フィナンシェといえば焦がしバターですが、今回は色と香りを楽しめるよう焦がさずに溶かしバターを使っています。

中央にはミルク・ホワイト・抹茶の3つのガナッシュを流し込んでみたところ、我が家で人気だったのはミルクチョコレート味でした。





【材料】


シリコマート ミディアムオーバルミニサバラン型8〜10個分
(写真は8個で焼いたもの)

 卵白 80g (L玉2個分)
 グラニュー糖 45g
 粉糖 30g
 薄力粉 30g
 アーモンドパウダー 30g
 抹茶 4g
 無塩バター 80g
 黒豆の甘露煮 60g程度~
 チョコレート 30g
 生クリーム 15g


【準備】

○粉糖・薄力粉・アーモンドパウダー・抹茶を一緒にふるっておく
○型に剥離油か溶かしバターを塗っておく
○黒豆は汁気を切っておく
○オーブンを180度に予熱しておく


【作り方】



①ボウルに卵白とグラニュー糖を入れ、泡だて器を使って泡立てないようにすり混ぜ、ふるった粉類を加えて混ぜる

②小鍋や湯煎でバターを溶かして生地に流し入れ、なめらかになるまで混ぜる

★あればここで絞り袋に入れておくと、次の作業がやりやすくなります。

③型に黒豆を5~6粒散らし、型の7〜8分目程度まで生地を流しいれ、更に表面にも数粒ずつトッピングする

④軽くゆすったり台に打ち付けるなどして空気抜きをし、予熱が終了したオーブンに入れて17~20分焼く

⑤淵に焼き色がつき、中央に竹串を刺しても生地がついてこなければ取り出し、2~3分経ってやや落ち着いてからケーキクーラーに返し、冷ます

⑥チョコレートと生クリームを小さなボウルに入れ、40度程度の湯煎で溶かし、⑤のくぼみに流し込んで固める(絞り袋に入れると楽にきれいに流し込めます)

★そのまま室温で固めても、冷やして固めても。
 冷やした場合はやや室温に戻してからが食べごろです。

 常温保存の場合は当日中(夏は冷蔵保存)、バリア袋に密封して冷蔵保存した場合は数日以内に消費してください。