ブリオッシュでサバラン&あんこ入り和風マリトッツォ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ブリオッシュを焼いたのですが、一部は丸く成形してマリトッツォに。
クリームと一緒にあんこも挟み、粉糖と抹茶をふり、和風に仕上げました。





ブリオッシュは冷やしすぎると硬くなるので、食べる前に挟んで少し冷やすくらいがちょうど良い生地です。
長く冷蔵庫に(約30分以上)入れておく場合はシロップを少量打っておくなど工夫が必要。
クリームは生クリーム100g+グラニュー糖12g+コアントロー5ccが最近のお気に入り。

今流行中のマリトッツォは本来オレンジピールも入っていますし、地方によってはクリームが入っていなかったり、レーズン入りだったり、歴史的にもブリオッシュが起源ではないなど様々な形がある模様。
面白いですよね。

ちなみにマリトッツオにはこちらのレシピの分量を12分割して丸め、190度で11~12分焼いたものを使ったのですが…

 



更にそのうち数個はサバランにしました。
サバランは、ババというお菓子をアレンジしたフランスのスイーツ。
ラム酒などを入れたシロップに浸してクリームを絞ったケーキで、本来は中央がくぼんだ丸い型が使われます。




サバランはただでさえシロップをたっぷり含んでいますが、最近ではスポイトに入ったお酒を、あとから更に注入したりかけられるようなデコレーションも多く見かけます。
贅沢ですよね!

また、カップに入れたほうが食べやすいですし、持ち運ぶ場合やプレゼントにもぴったり。
今回はsuipaさんのこちらに入れてちょっと本格的に。

 

 


業務用はアマゾンにて取り扱い有り。


 


スポイトもsuipaさんのものです。

子どもさんも食べる場合はお酒を入れずに作り、大人にはスポイトにラム酒を入れて差し込んでおくのもおすすめですよ。


 

 


こちらは小さな型で丸くくり抜いて、なかにもクリームを詰めたもの。

横にスライスして間にクリームを挟むのもおすすめです。






【材料】

2人分

 ブリオッシュ 2個
 ナパージュまたはアプリコットジャム 適量
 フルーツ(好みで)適量
 ラム酒 スポイト用に適量

☆シロップ
 水 100g
 グラニュー糖 60g
 レモン汁 5g
 ラム酒 20g
 コアントロー 10g

☆クリーム(やや多めです)
 生クリーム 30g
 グラニュー糖 2g


シロップは、こちらのレシピを12分割して丸め、190度で11~12分焼いたブリオッシュに合わせた分量です。


【作り方】

①シロップの材料を小鍋に入れて弱火にかけ、軽く沸いたらとろ火~弱火にして、軽く煮立つ直前の状態にする

②ブリオッシュを浸し、上下を返したり沈めたりしながらシロップを中心までしっかりしみこませる(シロップはほとんどなくなります)

★ブリオッシュはできれば焼き立てを浸すのがおすすめですが、冷めてしまったものの場合は、横半分に切ったり、中までしみこむよう箸で底や横など目立たないところに数か所穴をあけるなどしても。

③少し冷めたら容器に入れて、ラップなどでカバーして冷蔵庫で数時間~半日ほど冷やす

★ラップが密着しすぎると表面がはがれる場合があるので注意。

④ナパージュまたはアプリコットジャムを表面に塗る

⑤クリームを8分立てにし、口金をセットした絞り袋に入れ、絞り出す

★写真で使用した口金は6切7番。

⑥スポイトにラム酒を入れてブリオッシュに差し込み、食べる時に好みでかけながら食べる

★好みでフルーツを飾っても。
 最初の写真ではラム酒漬けドライフルーツをトッピングしています。