ミンスパイ&雪の結晶パイ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

今日のお茶のお供はミンスパイ。
この一ヶ月ほど、なにかしら毎日にミンスミートを食べています…

特にヨーグルトに添えるのが好きなのですが、生菓子にソースがわりとしてジャム感覚で添えたり、焼き菓子の材料に使ったり。




イギリスのクリスマスシーズンに食べられているミンスパイは、作り方から食べ方までいろんな伝承があって、調べると面白いスイーツ。
イブの夜にサンタさんに準備しておくお菓子でもあります。




生地はやや多めにできるので、いろんな雪の型で抜いて焼き、ほかのお菓子に使ったカスタードソースを添えてみました。






本来上面には星形に抜いた生地をかぶせるか、ミンスミートが見えないように生地で覆って焼くのですが、今回は星型以外にもこちらの型を使って抜いた生地をかぶせています。
(マーガレット型のみ別メーカーのもの。下にリンクを貼っています。)




使用例として載っている写真を真似したくて買ったようなものでしたが、パイやタルト以外にも大活躍。




作り方は7年前にも載せたことがあるこちらと同じなのですが…




今回はもう少し詳しく、工程写真も撮影してみました。
クリスマスのお菓子はこちらにも。




【材料】

ミニマフィン型 12個分

☆ショートクラスト生地
 薄力粉 120g
 無塩バター 60g
 冷水 35g
 グラニュー糖 10g
 塩 1g

☆仕上げ
 ミンスミート 120~150g
 溶き卵or牛乳 適宜
 粉糖orグラニュー糖 適宜


【準備】
〇薄力粉は冷蔵庫で冷やす
〇バターは1.5cm角程度に切って冷凍


【作り方】

①薄力粉・塩・バターをフードプロセッサーに入れ、バターが2~3mm程度まで細かく、全体がさらさらになるまで切り混ぜる

★あまり回しすぎるとバターの油分でまとまってくるので注意。
 フードプロセッサーがない場合は、パイカッターで切り混ぜても。

②冷水を振りいれ、まとまるまでパルス操作で切り混ぜる

★パイカッターで切り混ぜた場合は、そのままパイカッターを使うか、カードで切り混ぜる。


③ひとまとめにしてラップでぴたりと包み、冷蔵庫で3時間ほど休ませる

★この時点で冷凍保存可。

④冷蔵庫から生地を取り出す前に、オーブンを200度に予熱し始める

⑤台や麺棒に打ち粉をして、生地を3mm厚さに伸ばし(ラップに挟んで伸ばしても)、6~7cmの丸または菊の抜き型で12枚いて、型に敷きこむ

⑥型に敷きこんだ生地にミンスミート(目安10~12g)を詰め、


残りの生地を4~5cmの星か菊の型で抜いて蓋をし、生地同士が接した部分を軽く押す



⑦刷毛で上面に溶き卵か牛乳を塗り、予熱したオーブンで15~20分焼く

★中まで火を通す必要はないため、焼き色がついたら取り出してOK。

⑧冷めたら粉糖やグラニュー糖をふる




【食べ方】
 冷たいまま、あるいは室温に戻す。
 温める場合は高温(180~190度)に予熱したオーブンで数分焼く。
 電子レンジでは生地の食感が損なわれるため使用しません。
 生クリームやバニラアイスクリームなどを添えるのもおすすめです。


【保存・期限】
 密閉容器などに入れて冷蔵保存 2~3日。


■使用した型