焦がしバターのマドレーヌ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

焦がしバターでマドレーヌを焼きました。
フィナンシェのような香ばしさを感じられ、焼いてすぐよりも、風味が馴染む1~2日後が食べごろです。





砂糖はグラニュー糖だけでなく、カソナードを加えるのが好きなのですが、バランスを変えたり、その他の好みの砂糖類を混ぜ込んだり(上白糖などを使ってもしっとりします)、はちみつで風味を加えても美味。

この配合以外のアレンジでも、普段の好みのマドレーヌレシピの溶かしバターを焦がしバターに変えて、いつもと違った印象を楽しむことがあります。
その場合、欲しい分量の1.2~1.3倍のバターを使うとちょうど良い量の焦がしバターが出来上がります。





【材料】

ホタテ型 9個分

 無塩バター 65g
 グラニュー糖 45g
 カソナード 20g
 卵 M1個
 薄力粉 50g
 ベーキングパウダー 1g


★焦がしバターづくりに使う小鍋の底が入る広さのバットに、冷水を準備しておく


【作り方】

①小鍋にバターを入れて弱火にかけ、泡だて器で絶えず混ぜながら加熱し続けていくと茶色く色づいてくるので、大きな泡が小さくなってきて焦げ茶色になればすぐに用意していた水に鍋底をつけて加熱を止める

★余熱で更に焦げるので、かならず鍋底を水につけて熱が入るのを止める。
 出来上がる焦がしバターの量の目安は大体50g。

②泡だて器で卵をほぐして、カソナードとグラニュー糖を加え、よくすり混ぜて馴染ませる

★カソナードがなければ同量のグラニュー糖や上白糖、風味は変わりますがはちみつなどでも代用可。

③泡だて器のまま、②のボウルに薄力粉とベーキングパウダーを一緒にふるいながら加えて混ぜ込み、粉気がなくなったら①のバターを茶こしで加えて混ぜ合わせる


④ラップをして冷蔵庫で1時間以上休ませ、その間に型には分量外の柔らかく練ったバターや油脂スプレーを塗っておく

★生地は休ませないと気泡が多くなり、“へそ”ができない。

⑤オーブンを180度に予熱。予熱している間に絞り袋に入れて型の7分目まで絞りだし、型底を軽く台に打ち付けて大きな気泡を抜きつつ表面をならす

⑥予熱が終了したオーブンに手早く入れ、14~15分、表面や淵に焼き色がつき、竹串を刺してみて生地がついてこず中央まで火が通っていれば焼き上がり

★焼き時間や温度は型の材質や大きさなどにより調整。