丸いブリオッシュ食パン | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

もう何年も前に、ボストックというお菓子にハマっていて、それに使うブリオッシュを焼くために丸い型を買いました。
丸い型にもいろいろな直径のものがありますが、ちょっと大きめのこちらのサイズで焼きたかったんです。

ただ型の写真を載せたことは何度かありましたが、いつもはミルク食パンやバターケーキの材料で単に丸いだけのそれらしか焼いておらず、形自体があまり見かけるタイプではないということもあり、この型を使ったレシピは特に載せていませんでした。




ちなみにこちらは1つが約1/3斤分の容量なので、3つ揃えれば応用が効くのですが、私が持っているのは2つ。
今回はこの型で焼く、私が好きなブリオッシュレシピです。

ちなみに1斤型で焼くブリオッシュ食パンのレシピを2年ほど前に載せているのですが、それだと今回の型3つにちょうど良い分量です。
卵・牛乳・バターをたっぷりと使いますし、発酵にも時間がとられるためなかなかしょっちゅう焼くことはできないのですが、それだけリッチな美味しさを感じられます。

特にもうすぐクリスマスですが、アドベントの期間に食べられるクリスマスのお菓子にはブリオッシュ生地のものが多く、今週はたくさん作る予定なのでわくわくしています。






【材料】

アルタイト製の9×9cmの丸型(約580ml容量・1/3斤分)2つ分

 強力粉 135g
 ドライイースト 2g
 卵黄 30g(M2個分)
 卵白 25g(上で使った卵黄の残りからとる。詳しくは準備を参照)
 砂糖 15g
 牛乳 40g
 塩 2.5g
 無塩バター 40g


※卵は準備の項を参考にして軽量する


【準備】
○バターは押すとすっと指が入る程度の柔らかさの室温に戻す
○牛乳はレンジなどで35度程度に温めておく
○卵は卵黄と全卵合わせて55gを軽量しておく
 →まず卵黄2個分の重量を計り、55gからその卵黄の重さを引いた残りの重さの卵白を混ぜ、残った分は最後の照り用に使う。


【作り方】

①強力粉・ドライイースト・砂糖・塩をさっと合わせてから、人肌程度に温めた牛乳と計っておいた卵を加えてよくこね、まとまってきたらバターを混ぜ込み、台の上でなめらかになるまでしっかりと叩いてこねる

★べたつきやすいので、あればホームベーカリーのこね機能などを使うのがおすすめ

②表面を張るように丸め、綴じ目を下にしてボウルに入れ、乾燥しないようにラップ等をかぶせ、冷蔵庫に約5時間ほど置き、2倍に膨れるまで低温発酵させる


③ガス抜きして2等分し、表面を張るようになめらかに丸め、乾燥しないよう霧吹きをしたりキャンバス地をかぶせるなどして15分休ませる
 →この間に型に薄く油脂を塗っておく

④再度ガス抜きして丸めてしっかりつまみ、綴じ目を下にして型に入れる

⑤30度で約40分~1時間程度、型の5~6分目まで最終発酵させる


⑥190度に予熱したオーブンで20~25分焼く
 →卵が多く入っていて焼き色がつきやすいので、様子を見て焦げそうな場合はアルミホイルをかぶせて火を通す

⑦型を台に打ち付けて取り出し、ケーキクーラーの上で冷まし、しっかりと冷めてから切り分ける

●分量・配合、発酵時間は目安なので、型の材質や気温などに合わせて調整