アドベントは《11月30日に一番近い日曜日から12月24日までの、キリストの降誕を待ち望む期間》ということで、今年は12月2日からです。
アドベントカレンダーもお店によっては毎年の定番商品として見かけるようになりましたよね。
キリスト教ではありませんが、この時期の雰囲気や、ヨーロッパ諸国のアドベント菓子は大好き!
一昔前までは探しても見つからなかったアドベント菓子も、年々手に入りやすくなってきているので嬉しい限りです。
先日ちらっと写真を載せていましたが、さっそくいろいろと焼きました。
贅沢な材料を存分に使っていたり、日持ちするものもあるので、慌ただしく過ぎる合間のちょっとした休憩時間に取り分けて一息つくのがこの時期の楽しみです。
特に今日は仕事が休みで車を点検に出していることもあり、どこにも行かず、これらのお菓子で子供たちとお茶しながら、革のバッグづくりに取り掛かっています。
以下紹介文のお菓子毎の写真は、以前のものです。
クリスマスに食べるお菓子・飲み物のレシピ一覧はこちら。
◆シュトレン(右中央・右上)
ドイツのアドベントに欠かせない、フルーツがたっぷり入った発酵菓子。
今年はたくさん収穫できた和くるみを混ぜ込んで焼きました。
◆クグロフ(左中央・左上)
フランスのクリスマスやおめでたい日に食べられる発酵菓子。
私はこれに使ったシロップをとっておいて、パネトーネやパンドーロにしみ込ませ、泡立てたクリームを添えてサバラン風として食べるのが好きです。
バターケーキではなく、発酵菓子なのでパンのようなイメージです。
◆ダンディーケーキ(左下)
スコットランド地方・ダンディー発祥の、たっぷりのフルーツ入りバターケーキ。
紅茶にぴったり。
◆パネットーネ(右下)
イタリア・ミラノ銘菓、フルーツが入ったリッチなブリオッシュ生地で作る発酵菓子。
来年こそは、工程写真も撮影したいと考えています。
◆パネトンチーノ(右下)
小さなパネットーネ。
今年は焼き立てのパネトンチーノの表面に、クグロフ作りで使った残りのシロップを塗って、表面を艶やかに仕上げました。
◆パンドーロ(中央上)
“黄金のパン”という意味の、卵黄でイタリア・ヴェローナ発祥の発酵菓子。
粉糖と共に大きな袋に入れて振り、たっぷりの粉糖をまぶして食べられます。
いつもはラム酒を混ぜ込んで焼くところを、今年はコアントローに替えてアレンジ。
断面は星の形。普段はパン型として使っています。
贅沢な配合なのでカロリーも高いのですが、クリームを添えたり、トーストしてバターを塗って食べると本当に美味。
スライスして少しずつずらして重ねるとツリー風。
◆パンドリーノ(中央上)
小さなパンドーロ。
粉糖はお好みで。
硬くなったらボストックにしても。
◆バニラキッフェルン(バニラキプフェル・中央右)
オーストリアの、三日月(馬の蹄)の形をしたアーモンドとバニラ香るクッキー。
たくさん作って缶に保存し、1月いっぱいまで食べられているのだそう。
◆ジンジャーマンクッキー(中央)
ナツメグ・ジンジャー・クローブの香りがする、ザクザクとした食感のスパイスクッキー。
◆ミンスミート(左)
イギリスで年末に食べられる、ミンスパイのフィリング。
いつもはもう少しあとに作っていたのですが、近々別の用途で使うために作ったので、一緒に撮影してみました。
ミンスパイ以外にも、バターケーキの材料に使ったり、パンやクッキーに添えたり、アイスクリームやヨーグルトに混ぜるなど幅広い用途で楽しめます。
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こちらは先日ご紹介したsuipaさんのフェルトブーツに、一切れずつを詰めた甘いもの好きな2人家族へのおすそわけ用。
写真のものが全部入っていて、取り出す時にも楽しんでもらえました。
数年前に百均で買った、手のひらサイズのお菓子の家が作れる型で、数日前にクッキーの家を建てていたのですたが、うっかり崩してしまったので今回写真はなし。
一昨年まではチョコの家を作るのが恒例だったのですが、昨年型が割れてしまって新調しせねばと考えていたものの、可愛い形の家の型がたくさんあって決められず、今年も結局チョコでは作れませんでした。
来年こそは…!
↑以前使っていた型で抜いたチョコの家