米油のマヨネーズ〔ボーソー米油レシピ1〕 | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

この度レシピブログ×ボーソー《ボーソー米油部》部員として一年間活動することになりました。
米油自体は、例えばポテトチップスやかりんとうなどにも使われていることで知っていましたが、米油そのものとは縁のない生活をしてきました。

どんな味なのか、いつもの料理に取り入れるとどんな風に仕上がるのか、そして米油を使うからこそ美味しい料理やお菓子、栄養などについて私自身楽しんで学びながらご紹介していくことができればと思っていますので、よろしくお願いします!





まず米油とは、米ぬかを原料にして作られる油で、なんと大さじ1杯の米油を作るのには玄米が約1kgも必要になるそうです。
しかしそれだけ栄養が凝縮されていて、その栄養成分は植物油の中でもNo.1。

また様々な油の原料はほとんどが外国からの輸入に頼られていますが、米油は日本全国から集められた国産油脂原料の米ぬかから作られている貴重な油です。

まだまだ米油にはたくさんの魅力があるのですが、これからの活動を通してたくさん発信していきます!
ボーソー油脂株式会社のホームページには米油について、もっと詳しく書かれていますよ。


自己紹介&使ってみよう♪米油レシピ
自己紹介&使ってみよう♪米油レシピ



そんな米油で、ぜひ作って見たかったのがマヨネーズです。
マヨネーズは油を多く使うので、その油の香りや持ち味が出やすいんですよね。
米油はその栄養も魅力ですが、余計な癖がなく酸化もしにくく、市販品よりもヘルシーで、美味しいマヨネーズができました。

酢や塩などを多く含む市販品に比べると日持ちはしませんが、全く引けをとらない美味しさです。
ブレンダーやバーミックスなどがあればあっという間に作れてしまいますし、手作りだと材料にこだわったり、簡単にオリジナルの味を楽しむことができます。




今回は私がよく作る量をご紹介します。
ポテトサラダやマカロニサラダに使う場合は、4~5人分にぴったりの量です。
タルタルソースならゆで卵2個+ピクルスや玉ねぎなどを加えて、ちょうど良い量になります。
(そのタルタルソースも4人分のフライにぴったりの量)
ゆで卵を多めに加えて大きめにカットした卵サラダをホットサンドの具にすると、すぐになくなっちゃいますよ♪

倍量で作れば卵が余りませんが、多めにできてしまいますので一両日中に使ってください。
マヨネーズで炒めたり焼いたりする料理や、フライにたっぷりかけたいタルタルソース作り、はたまた少し風味を変えたオリジナルマヨネーズをパーティーメニューに加えたい時などには重宝しますよ!

これまでサラダ油で作ってきたマヨネーズですが、舌触りと風味は米油で作ったもののほうが美味しくて好きだと感じました。
翌日まで保存する場合も、酸化しにくい米油を使えば美味しさが長持ちします。






《マヨネーズの作り方》

出来上がり量 約130g

 新鮮卵 1/2個(25~30g)
 米油 100g
 塩 2g
 穀物酢(or米酢)15g
 練りからし 2~3g
 砂糖 1g(酸味が強いと感じる場合は約2g)


①ブレンダーで卵を混ぜ、卵白のコシが切れて均一に混ざったら、塩・酢・砂糖・からしを一度に加えて全体が混ざるまで混ぜる

②米油を5~10gずつ加え、その都度ブレンダーで混ぜる

★一度に加えると必ず分離して失敗するので、最初のほうは特に少量ずつ加えてよく混ぜて乳化させる

③全体がもったりしたら出来上がり

★時間をおかずに使うか、煮沸消毒した瓶に入れて冷蔵保存
 

《保存・期限》
 保存する場合は、煮沸消毒した瓶に、できれば空気に触れる割合が少なくなるよう縁までたっぷりと入れ、できれば新鮮なうちに、長くても冷蔵で1~2日で使い切る。
 それ以降になると菌が繁殖しやすく、食べられるとしても乾燥や酸化で美味しくなくなる。
 冷凍不可。
 乳化に失敗した場合は保存不可。
 分離したり色やにおいが変わった場合は食べないこと。