起源は所説ありますが、フランス語で「焦げたクリーム」という意味。
プリンのような見た目ですが、クリーム部分の主な成分は卵黄と生クリームなので、ねっとりと柔らかく、濃厚な味わいです。
カソナードを焦がして板状になったカラメル部分を、スプーンでパリッと割る瞬間が楽しいんですよね!
容器の5~6分目まで流して蒸すのですが、少量で満足できる濃厚さがあるため、写真では食後用に100cc容量のココット4つに流して作りました。
お茶のお供にそれだけを食べる際にはもう少し大き目の容器で2人分として作ったり、10~12cmのグラタン皿に一度に全量流して作っても。
今回はオーブン不使用・鍋やフライパンで蒸す方法なので、オーブンを使った方法はまた別の機会に。
◆残った卵白はこちらで消費
→http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12095068421.html
◆オーブン不使用の焼き菓子・パンレシピ一覧
→http://ameblo.jp/lovable-kitchen/entry-12240187576.html
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170608/17/lovable-kitchen/fe/98/j/o0960072013956122488.jpg?caw=800)
《材料》
約180cc分(100cc容量のココット使用で3~4人分)
卵黄 35g(M~ML2個)
微細粒グラニュー糖 17g※
生クリーム 100g
牛乳 30g
バニラビーンズ 2~3cm分
カソナード 適量
※グラニュー糖をグラインダーで挽いたもので可
《準備》
○湯煎用の熱湯を沸かしておく
○バニラのさやから種をこそげ取る
《作り方》
①卵黄と微細粒グラニュー糖をボウルに入れ、少し白っぽくもったりとするまで空気を含ませるように混ぜる
②生クリーム・牛乳・バニラビーンズとそのさやを小鍋に入れて中火にかけ、50度まで温め、①のボウルに少しずつ加えながら混ぜ合わせ、漉す
③縁につかないよう注意しながらココットの5~6分目まで注ぎ入れ、そっとフライパンに並べたら底から2~3cmの高さまで湯を注ぐ
④容器がぐらつかないよう、とろ火から弱火の間で火加減を調整しながら、20~25分ほどかけて熱を通す
→この時蓋を布巾でくるんでおくと水滴が生地に入るのを防ぐことができる
⑤表面が波打たなくなれば取り出し、粗熱が取れたら冷蔵庫でしっかりと冷やす
→火傷に注意
⑥食べる直前に、表面にカソナードをふりかけてバーナーで上面を熱して焦がし、数分冷蔵庫で冷やして出来上がり
→焦がして、時間が経ちすぎると表面のパリパリ感はなくなるので食べる直前に焦がす
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20170608/17/lovable-kitchen/1d/2c/j/o0960096013956132311.jpg?caw=800)
★カソナードではなくグラニュー糖を使うと、使用量によっては焦げるのが遅く中まで温まってしまいます。
ただもし黒くなるまで焦がしてしまう・焦げやすいと感じる場合は、グラニュー糖と半々ほどで併用して焦げ具合を調整することもできます。
ペルーシュ カソナード 750g/ベギャンセ社
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/51xpgnMdrhL._SL160_.jpg)
¥1,053
Amazon.co.jp
★バーナーがない場合、高温のオーブンや1000W以上のトースターのヒーター上部にあたるよう高さを調整して熱を当てても作ることができるものの、バーナーが一番簡単で安全です
ソト(SOTO) フィールドチャッカー ST-Y450/ソト(SOTO)
![](https://images-fe.ssl-images-amazon.com/images/I/31-jRYWC%2BlL._SL160_.jpg)
¥1,980
Amazon.co.jp