焼きたての風味の良さと柔らかさはたまらない美味しさです。
生地がべたつきやすく扱いにくいので、レーズンを混ぜ込むまでの生地作りはホームベーカリーがおすすめです。
ホームベーカリーがない場合や成型しにくい場合は、少し食感は変わりますが、水のうち５０ccを牛乳に変えて作るとややべたつきを抑えられます。
時間をおかずに食べるのが一番のおすすめではありますが、ちょっと時間がたってぱさついてきても、トーストすると焼きたてのふんわり感が戻ります。
その場合、バターやジャムもよく合います。
～作り方～
８個分
強力粉 ２５０ｇ
ドライイースト ５ｇ
塩 ５ｇ
砂糖 ２５ｇ
卵 ３５ｇ（１個から生地用を量り、残りは照り用に）
水 １３０cc（冬は３０度のもの）
無塩バター ２５ｇ
レーズン ５０ｇ
～準備～
○生地用の卵と水を混ぜる
○バターを室温に戻す
○天板にオーブンシートを敷く
～作り方～
①小鍋に分量外の水を入れて沸かし、レーズンを加えたら火を止め、１～２分おいてふっくらとしたらざるにあげて水気を切り冷ましておく
→風味付けに、好みでラム酒をふって冷ましておいても美味
②冷ましている間に、粉類をさっと混ぜてから水と卵を加え、まとってきたらバターを混ぜ込み、台でなめらかになるまで叩いて返すようにこねる(目安１５分程度)
→この工程はホームベーカリーがあればそちらがおすすめ
③生地を少し広げて中央にレーズンを置き、外側から生地を持ってきて包みこむようにレーズンを混ぜ込んでいく。表面に出てくるくらいまでしっかり混ぜ込めたらＯＫ
④生地をボウルに入れて乾燥しないようにラップ等をかぶせ、約２倍になるまで３０度で４０分～１時間程度一次発酵させる
⑤生地と手に適量の打ち粉をしてガス抜きし、８分割して丸め、５分ほど休ませる
⑥それぞれ生地や手に適量の打ち粉をしながら成形する
１．てのひらで丸く伸ばしながら押して、再度ガス抜きし、くるくる巻いて継ぎ目をつまんで綴じる
２．台に置いて、約１５ｃｍ長さの細いしずく形になるようにてのひらで転がす
３．麺棒を使い２０～２５ｃｍくらいの平らなしずく形に伸ばす（写真はプレーンなバターロールのもの）
４．幅が広いほうを１ｃｍほど巻き、綴じ目をつまんで芯を作ったら、端を持ちながら巻いていく
５．巻き終わりはやや引っ張るイメージで、しっかりつまんで綴じ、綴じ目を下にしてオーブンシートを敷いた天板に並べる
⑦ひとまわり大きくなるまで３０度で３０分程度最終発酵させる
⑧オーブンを２００度に予熱し、その間に卵の残りに小さじ１程度の水(分量外)を混ぜたものを刷毛で生地の表面に塗る
⑨予熱が終了したオーブンに手早く入れ、１０～１２分焼き、焼き目がついてしっかり膨らんだらオーブンから取り出して冷ます