1本に6個ものティーバッグを使うので、一口で紅茶の香りが広がります。
ゆったりのんびり気分のティータイムに、お好きな紅茶と合わせてどうぞ。
お菓子に使う紅茶葉はアールグレイがおすすめですが、色々な茶葉で試して好みを見つけても楽しいと思います。
また、クリームを煮出すのが手間であれば、リキュールを加えても簡単に紅茶風味がついたクリームが出来あがりますし(配合は変わってきます)、シンプルに生クリームと砂糖だけで泡立てたクリームでも美味しく仕上がります。
![](https://stat.ameba.jp/user_images/20150302/22/lovable-kitchen/76/84/j/o0800060013233553893.jpg?caw=800)
《材料》
27×27cmの天板
☆卵黄生地
卵黄 M3個分 (約45g)
グラニュー糖 50g
サラダ油 30g
濃いアールグレイティー 50g
(水 100g+アールグレイティーバッグ 6g)
薄力粉 60g
ベーキングパウダー 2g
アールグレイティーバッグ 1袋(2g)
☆メレンゲ
卵白 M3個分 (約100g)
グラニュー糖 25g
☆紅茶クリーム
アールグレイティーバッグ 2個
グラニュー糖 25g(上白糖なら20g・好みで調整)
生クリーム 200ml
紅茶リキュール あれば 5~10cc
《下準備》
・材料はすぐに混ぜられるように全て計量して準備しておく
・薄力粉とベーキングパウダーは合わせてふるっておく
・オーブンは180度に予熱
・型にオーブンシートを敷きこんでおく
《作り方》
●クリームに紅茶の風味をつけて冷やしておく
①紅茶クリームの材料の生クリームを小鍋に入れて沸騰直前まで温めたら、アールグレイをティーバッグごと入れて5分ほど蒸らし、ゴムベラでしっかり抑えてエキスを出す
②泡立て用のボウルの中に、目の細かい茶漉しで①を漉しながらティーバッグもしっかり絞り(この時点で170g前後のクリームができる)ボウルの底を氷水につけながら、または冷蔵庫に入れて冷やしておく
→茶葉がクリームを吸っているので少なくなる
●生地を作る
③小鍋に卵黄生地用の水とアールグレイのティーバッグを入れて火にかけ、2~3分煮出して紅茶液を50g作り、サラダ油と混ぜておく
→出来上がった紅茶が50gより少なかったらお湯を足し、多かった場合は少し煮詰めるか充分濃ければそこから50gとる
→ティーバッグが破れたら目の細かい茶漉しで漉すこと
④冷えた卵白をハンドミキサーの高速で泡立て、白っぽくなったらメレンゲ用のグラニュー糖1/3量を加えて更に泡立て、混ざったらまた1/3量のグラニュー糖を加えて泡立て、残りのグラニュー糖を加えたら更に泡立てて、持ち上げた時に下に落ちず角がぴんと立って少しおじぎするくらいの固さのしっかりしたメレンゲを作る
→あわ立てすぎてぼそぼそにならないよう注意
→メレンゲは暑さで分離しないようにすぐ冷蔵庫へ
⑤別のボウルで卵黄→グラニュー糖→混ぜておいた油+紅茶→合わせてふるっておいた薄力粉+ベーキングパウダーと紅茶場→メレンゲ1/3量の順に、都度だまができないようなめらかに混ぜる
→卵黄を白っぽくなるまであわ立てるレシピもありますが、そこまですると卵の風味が消えてしまうので混ぜすぎないこと
⑥残りの卵白を全て加え、左手はボウルに添えて回しつつ、右手はゴムベラで生地の中央にへらの側面から切るように入れて、底から面ですくって返すように、白い筋が見えなくなるまで大きく混ぜる
→へらを持ち上げた時りぼん状に跡が残る状態になったらOK、これ以上混ぜすぎないように
→卵白の粒が残っている場合はへらの先でなじませる
⑦型に流し入れてカードで表面をならし、2~3cmの高さから落として大きな気泡を抜いたら、180度に予熱したオーブンで15分焼き、乾燥に気をつけつつ冷ます
●クリームを立てて、巻く
⑧②で冷やしておいたクリームに、クリーム用のグラニュー糖とあれば紅茶のリキュールを加えて、八分立てにする
→泡立てが足りないと巻きにくいものの、泡立てすぎるとぼそぼそになってしまい口当たりが悪くなるので泡立てすぎに注意(生地の上に塗り広げる際にも触るごとに固くなるので、それも考慮した固さが理想)
⑨生地より大き目のオーブンシートの上に、表面がきれいなほうを下にして生地を乗せ、巻き始めと巻き終わりは斜めに切り落とし、クリームを塗り広げて巻いたら巻き終わりはシートごと底にカードで押し込むようにしっかりと形を整えて冷蔵庫で冷やす
⑩温めたナイフで切り分ける