ブール・ド・ネージュ | 型にはまったお菓子なお茶の時間

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主に日々のお茶のお供を記録しているブログです。
レシピの配合はあくまでも「個人的な作りやすさ」と「私好みの味に合わせたもの」になっていますので、レシピそのものよりも、作業する際の理由やポイント自体がお役に立てましたら嬉しく思います!

ブールドネージュはフランス語でスノーボールのことで、まぶした粉糖を雪に見立てたクッキーです。
色々なレシピがあるけれど、どんなクッキー生地でも小さく丸めて焼いて、粉糖をまぶせばスノーボールに。

その中でもこのレシピで作ったものは、優しい甘さで、さくほろっと崩れて舌の上ですっと溶けてゆく食感です。
とは言え難しい工程はなく、バターがたっぷり入るクッキーではあるものの混ぜる力が要らず、材料が揃っていれば生地は5分もかからずに作れてしまう手軽さです。
丸める時に手につきにくく作りやすい配合でもあります。
アーモンド以外にも、くるみやマカダミアにヘーゼルナッツなど、軽くローストして刻んだ他のナッツを加えても美味しいですよ。


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~作り方~

 30個分 (天板1枚分)

  無塩バター 70g
  薄力粉 110g
  きび砂糖 25g
  アーモンドダイス 20g (軽くロースト)
  粉糖 適量


①バターを小鍋に入れて中弱火で溶かし、その間に薄力粉・砂糖・アーモンドを泡だて器で混ぜておく

②バターが溶けて鍋の淵がふつふつとしてきたら火からおろし、合わせておいた粉類を一度に加えて、つるんと鍋肌から離れるようになるまでゴムベラで切り混ぜる

③天板に敷いたオーブンシートの上に小さく1つず丸めて2cmおきに置いていき(目安各7g)、天板ごと冷蔵庫に入れて、バター分が固まり少し硬さが出るまで冷やす
 →丸める前に必ず手を洗い、気温が低いと固くなりやすいので手早く作業すること
 →固く丸めにくくなったら鍋を弱火にかけて生地を転がして数秒温めると、油脂分が柔らかくなり丸めやすくなる

④180度に予熱し、予熱終わったら天板を入れて10~13分、表面にうっすら、底にはややしっかりと焼き目がつくまで焼き、よく冷ましてから表面にたっぷりと粉糖をまぶす
 →粉糖については下記参照


~粉糖について~
 粉糖は、クッキーが完全に冷めてから何度もまぶす方法や、焼けてすぐにたっぷりとまぶしてコーティングし、冷めてから再度まぶす方法もあります。
 後者は粉糖の量が必要になってくるものの、白さは増すのでお好みで。
 また泣かない(溶けにくい)粉糖もありますが、粒子の表面に油脂がコーティングしてあるので、一般的な粉糖に比べて舌触りがやや劣ります。
 ですが、夏場の溶けやすい時期やプレゼント用に見た目を重視したい時には便利な場合もあるので、シチュエーションに合わせてどうぞ。


~保存・期限~
 乾燥剤(シリカゲル)と共に密閉して常温で、翌日から3週間後。