小さい白いニワトリは みんなに訊ねて言いました
誰が私を食べますか?
SYOKUIKU
六年三組はニワトリを育てていました
小さい黄色いヒヨコ達
みんなで頑張って育てました
最終段で育てた命を食べるために
小さい白いニワトリは みんなに訊ねて言いました
誰が私を食べますか?
僕はイヤだと言いました
ニワトリを抱えて逃避行
すたこらさっさと逃げ出したのです
そんなある日
日本にミサイルが落ちました
なんぱつもなんぱつも
落ちました
ニワトリを抱えたまま僕は
小豆島にいました
なぜだか小豆島にはミサイルこなくて
核汚染とやらもここはうすくって
僕らを残して
日本はだいたい無くなりました
SYOKUIKU
命をありがたく頂いて生きることを学ぶ
それは人間が繁栄していたから
人間のために命は使われていたわけで
こうなってしまえば
繁栄できるものに命を繋がなくちゃね
六年三組の子供達は言いました
誰が僕らを食べますか?
小さい白いニワトリたちは
声をそろえて言いました
とりはたべるといいました
とりはたべるといいました
とりはたべるといいました