つまり強すぎる深刻な日差しが沈んだということだ
世界は、熱を残したまま裏返しになった
太陽のあった場所を切り取って、そこに満月が微笑む
(それはまるで、太陽の遺影のように、ぴったりと夜空に貼り付いて、太陽の真似事をしている)
(真似事の太陽は、熱まで照射し続けてる!)
まだ熱い風が、肌を汗ばませるから、わたしは、生きている(現実)?それとも死んでいる(夢)?
満月を見上げているのは、太陽の死骸達(向日葵の花)
向日葵畑では、追いかけるものを失った哀しそうな顔が遺影に向かって弔辞を述べ続けてる
胡蝶は、月光を帯び向日葵畑をゆらゆら飛行する
深刻な熱帯夜が、あなたを胡蝶にした
複数の現実(夢)を飛行するには、高熱が必要だったと理解する
あなたは、裏返しの現実を見る
それは夢?
そう、なにかが、ざらざらとあなたを削り取っていく手触りのある夢