たぶん焼け落ちる家を眺めて、綺麗だと言う君は、それなりに魅力的なのだろう
めんどくさいが口癖で
いつも退屈で死にたいと微かに微笑む
「七夕には、織り姫から彦星を略奪できないものかと考えている時が一番楽しいのよ」
「だから短冊には、彦星への熱い熱いラブレターを書くの」
「馬鹿な彦星が、迷ってアタシに、会いに来ようとしたら、用事が出来たとドタキャンするの」
「そしたら、慌ててモトカノ(織り姫)の所へ走ってくけど」
「ざぁーんねん。時間切れで、今年はアウトね」
「彦星から、地球まで17光年だけど」
「もともと、彦星と織り姫は15光年も離れた遠距離だから」
「まよってる暇なんかなかったってわけ」
「あら?。アタシの手帳には、アナタの事も書かれているわよ」
「覚えてないの?アタシよ ア・タ・シ」
「もちろん随分ひどい事しちゃったけど」
「悪いのは、当然迷ったアナタなのよ」
僕は、短冊に、願い事を1つだけ書く・・・