さらさら | 3号倉庫

3号倉庫

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目が覚めると明るい部屋


冷え切って濃くなりすぎた昨日の残り物の珈琲


大きなカップにたっぷり注ぐ


石のように重たい記憶


(それはさっき見た夢)


珈琲で、削り取るように 融かすように


さらさらと さらさらと


このまま全部 砂になってくれればいいと祈りながら


さらさらと さらさらと


砂時計のように落ちていく


大丈夫このぐらいなら耐えられる


削り残した石の中には、純粋になった問題点が鉄の塊の柱のように顕れる


これをどうするかは、考えない


鉄の動かないように見える柱と今日創り出せるタノシサとシアワセを釣り合わせるだけ


変わらないように見える鉄の柱も少しずつなら削り取れるはず


さらさらと さらさらと


ちょっとだけ軽くなればいい


さらさらと さらさらと


もし、綺麗な砂粒を見つけたなら持って行くと良い


それは、もう僕はいらないから・・